この記事でわかること
- アビタスUMass
MBA(マサチューセッツ州立大学ローウェル校のオンラインMBA)の学費(総額約480万円・一括納入、入学金1万5,000円、両替手数料3万3,000円別)と分割払いの条件(2026年8月30日時点の公式情報) - 専門実践教育訓練給付金(最大128万円)の仕組み(受講中50%・年間上限40万円を半年ごと、修了後の追加支給)と、給付後の実質負担
- プログラムの中身(UMass
Lowell、AACSB認証、基礎課程6科目+上級課程10科目、完全オンライン、最短1年10ヵ月・最長5年、卒業生1,246名)と入学要件(4年制大学卒・TOEIC700点) - 評判を4つの観点(学位の価値・英語・両立・費用対効果)で整理した良い点と注意点
- 国内MBA・海外留学MBA・他のオンラインMBAとの比較と、USCPAとの相性・順番
- 筆者がUSCPA取得後にMBAを検討して見送った理由と、USCPA+UMass
MBAでコンサルから事業会社の経営企画に移った同僚の実例
著者情報:しわすゆう|USCPA(米国公認会計士)。大学在学時にアビタスのUSCPA講座を受講しUSCPAを取得。新卒でBIG4監査法人に就職し会計監査を3年経験。現在はコンサル会社に勤務。
最終更新日:2026年8月30日
「アビタスのUMass
MBAは本物のMBAなのか」「学費480万円は高いのか安いのか」「給付金128万円で実質いくらになるのか」「USCPAを持っていればMBAは要らないのか」と調べている方に向けた記事です。
結論から言うと、アビタスUMass
MBAは、マサチューセッツ州立大学ローウェル校(UMass
Lowell)がAACSB認証のもとで授与する正規のMBAを、日本にいながら完全オンラインで取得できるプログラムで、学費は総額約480万円(一括納入・再履修なし・教科書代除く)です。専門実践教育訓練給付金の対象講座で、条件を満たせば最大128万円が支給され、実質負担は350万円前後まで下がります。米国留学(1,000万〜1,600万円+機会費用)の10分の1程度で同じ学位が取れる一方、「MBAで何を得たいか」が曖昧なまま入ると、費用も時間も回収できません。
筆者はアビタスのUSCPA講座で在学中に合格し、コンサル転職後にMBAを検討しましたが、見送りました。一方、コンサルの同僚にはUSCPA取得後にUMass
MBAを卒業し、事業会社の経営企画に移った人がいます。
この記事では、アビタス公式サイトの学費・給付金・募集要項(2026年8月30日確認)を一次情報に、費用の全体像、給付金の仕組み、プログラムの中身、評判、他のMBAとの比較、USCPAとの順番を整理し、筆者が見送った理由と同僚の実例から「誰に合うか」を具体化します。
USCPAとMBAのどちらを取るべきかは「USCPAとMBAどっちを取る?費用対効果の比較と併用の順番」で扱っているので、本記事は「アビタスUMass
MBAというプログラム」に絞ります。
アビタスUMass
MBAの費用はいくら?学費480万円の内訳と支払い方法
アビタスUMass
MBAの学費は、基礎課程6科目+上級課程10科目の計16科目で総額480万円(一括納入方式・再履修なし・教科書代除く、入学期により変動の可能性あり)で、入学金1万5,000円と銀行への両替手数料3万3,000円が別途かかる。支払いは一括(申込書提出から7日以内)か、提携ローン(実質年率6.7%・最大60回)による分割(例:頭金100万円・ボーナス併用で月々5万8,000円)が選べる。
アビタス公式サイト「プログラムの学費・費用」の掲載内容を整理します。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 学費(総額) | 480万円 | 基礎課程6科目+上級課程10科目=16科目分。一括納入方式・再履修なしの場合。教科書代除く |
| 入学金 | 1万5,000円 | 別途 |
| 両替手数料 | 3万3,000円 | 銀行への手数料。別途 |
| 教科書代 | 別途 | 科目ごとに英語の教科書を購入 |
| 再履修 | 別途 | 単位を落とした場合 |
| 在籍可能期間 | 最大5年 | この学費で最大5年間在籍・履修できる |
出典:アビタス「プログラムの学費・費用」(2026年8月30日確認)。学費は入学期により変動の可能性があり、改定される場合があります。
支払い方法の比較です。
| 支払い方法 | 内容 | 総額への影響 |
|---|---|---|
| 一括 | 申込書提出から7日以内に480万円を納入 | 最も安い |
| 分割(提携ローンJACCS) | 実質年率6.7%、1〜60回(5年)。頭金・ボーナス払い・回数を選べる。例:頭金100万円・ボーナス併用で月々5万8,000円 | 利息分だけ総額が増える |
| 自分で選んだローン | 可 | 金利による |
総額の目安を、給付金の有無で整理します。
| パターン | 内訳 | 総額の目安 |
|---|---|---|
| 一括・給付金なし | 480万円+入学金1万5,000円+両替手数料3万3,000円+教科書代 | 約490万円+教科書代 |
| 一括・給付金あり(最大) | 上記−128万円 | 約360万円+教科書代 |
| 分割・給付金あり | 上記+ローン利息 | 約380万〜420万円+教科書代(条件による) |
アビタスは「米国私立大学のAACSB認証MBAに留学すると入学から卒業まで10万ドルを大幅に超える学費が必要」としたうえで、UMass
MBAを「現地留学と比較して10分の1程度の費用」と位置づけています。
留学の場合は学費に加えて2年間の生活費と、仕事を辞める機会費用(年収2年分)がかかるため、「働きながら・日本で・480万円」という条件が、このプログラムの価格の意味です。
大学側から入学が許可されなかった場合は学費が全額返金されますが、入学後の返金はありません。
正確な学費・給付後の実質負担・分割の月額は、受給資格と為替で変わるため、アビタスのUMass
MBAの資料で最新の学費とカリキュラムを確認したうえで、個別カウンセリングで支払いシミュレーションを出してもらうのが確実です。
専門実践教育訓練給付金で最大128万円|仕組みと実質負担
アビタスUMass
MBAは厚生労働省の専門実践教育訓練給付金の指定講座で、日本にいながら海外MBAを取得できるプログラムとして初めて指定された。受講中は教育訓練経費の50%(年間上限40万円)が受講開始日から6ヵ月ごとに支給され(修了まで計4回)、修了後に1年以内の学位取得と就職で追加支給、さらに賃金が5%以上上昇した場合に追加支給があり、合計で最大128万円になる。
給付金の仕組みを整理します。
| 段階 | 支給内容 | 条件 |
|---|---|---|
| 受講中 | 教育訓練経費の50%(年間上限40万円)を6ヵ月ごとに支給(修了まで計4回) | 6ヵ月ごとの受講認定基準(第1期〜第4期)を満たすこと。2年間で修了する必要がある |
| 修了後① | 追加支給 | 修了日の翌日から原則1年以内に学位を取得し、かつ就職している(雇用保険の被保険者である)こと |
| 修了後② | 追加支給 | ①に加え、訓練修了後の賃金が受講開始前と比較して5%以上上昇した場合(修了6ヵ月経過後から6ヵ月以内に申請) |
| 合計 | 最大128万円 | すべての条件を満たした場合 |
出典:アビタス「専門実践教育訓練給付金」(2026年8月30日確認)。受給資格の詳細は厚生労働省・ハローワークで確認が必要です。
受給の主な条件です。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 雇用保険 | 在職中で雇用保険の被保険者であること。離職中は資格喪失から1年以内の受講開始 |
| 過去の受給 | 過去に給付を受けた場合、前回の受講開始日から今回の受講開始日までに雇用保険加入期間3年以上、かつ前回の支給決定日から3年以上経過 |
| 給付総額の上限 | 10年間で192万円 |
| 対象経費 | 実際の自己負担額。会社からの学費負担分は含まれない |
| 修了期限 | 受講開始日(入学期の初講日)から2年間で修了する必要がある |
給付金で最も注意すべき点は、「受講中の支給は2年間で修了することが前提」という点です。
UMass
MBAは最長5年在籍できますが、給付金を最大限受けるには2年で16科目を修了する計画が必要で、仕事との両立の負荷は高くなります。
USCPAどこのブログも「給付金の対象になるかどうかは、勤務状況や受講条件によって変わる」として、説明会での確認を勧めています。
給付金の詳細は「教育訓練給付金でUSCPA・MBAの費用を戻す方法」で解説しています。
プログラムの中身|UMass
Lowell・AACSB認証・16科目・完全オンライン
アビタスUMass
MBAは、マサチューセッツ州立大学ローウェル校(UMass
Lowell)がAACSB認証のもとで授与するMBAで、現地受講と同一の学位である。基礎課程6科目(日本語中心+英語課題)と上級課程10科目(英語での授業、現地学生を含む議論)の二段階式で、完全オンライン、最短1年10ヵ月・最長5年、入学要件は4年制大学卒とTOEIC700点以上(上級課程進級時までに提出)、卒業生は1,246名(2026年8月2日時点)である。
プログラムの基本情報です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学位授与 | マサチューセッツ州立大学ローウェル校(University of Massachusetts Lowell) |
| 認証 | AACSB(国際的なビジネススクール認証) |
| 学位 | MBA(経営学修士)。現地受講で授与されるものと同一 |
| ランキング | U.S. News & World Report オンラインMBA 全米314校中22位(2023年)、Fortune Best Online MBA Programs 全米100校中9位(2023年) |
| 構成 | 基礎課程6科目(日本語中心+英語課題)→上級課程10科目(英語での授業) |
| 受講形態 | 完全オンライン(授業・課題・試験すべて) |
| 期間 | 最短1年10ヵ月、最長5年 |
| 入学要件 | 4年制大学卒業(短大不可)、TOEIC 700点以上(上級課程進級時までに必須。米国大卒・米国内職務経験5年以上は免除) |
| 募集 | 年複数期。第39期(2026年12月開講)は一次締切2026年8月31日、募集60名 |
| 卒業生 | 1,246名(2026年8月2日時点) |
| サポート | 履修・入学手続きは日本語で日本事務局が対応 |
出典:アビタス「募集要項・入学までの流れ」「プログラムの学費・費用」、日本の人事部の掲載情報(2026年8月30日確認)。ランキングは年度で変わります。
二段階式カリキュラムの特徴です。
| 課程 | 科目数 | 言語 | 内容 | 英語の負荷 |
|---|---|---|---|---|
| 基礎課程 | 6科目 | 日本語中心+英語の課題 | 会計・ファイナンス・マーケティング・組織などの基礎 | 中(読む・書く) |
| 上級課程 | 10科目 | 英語 | UMass Lowellの授業。現地学生を含むグローバルな議論 | 高(読む・書く・話す) |
アビタスは「語学力に不安がある方も安心」「スピーキングを含めた本物のビジネス英語力が身に付く」としていますが、上級課程は英語での授業・課題・議論で、TOEIC700点は最低ラインと考えてください。
USCPA合格者は英語で会計・ビジネスを学んだ経験があるため、基礎課程の会計・ファイナンス科目と英語の課題は比較的楽に進められます。
アビタスUMass
MBAの評判|学位の価値・英語・両立・費用対効果
評判を4観点で整理すると、学位の価値は「AACSB認証の正規MBAで、米国留学と同一の学位」という点が最も評価されている。英語は上級課程の負荷が高く、TOEIC700点ぎりぎりでは苦労する声がある。両立は完全オンラインで可能だが、2年で修了して給付金を最大化するには週10〜15時間の学習が必要。費用対効果は「留学の10分の1」と「480万円をキャリアで回収できるか」の両面がある。
公式の卒業生の声、レビューブログ、筆者の同僚の話から整理します。
| 観点 | 良い評判 | 注意点 |
|---|---|---|
| 学位の価値 | AACSB認証の正規MBA。米国留学と同一の学位で、履歴書に「MBA, University of Massachusetts Lowell」と書ける。オンラインMBAランキング上位 |
国内の有名ビジネススクール(慶應・早稲田・一橋など)のような国内ネットワークは薄い。「UMass Lowell」の知名度は米国内でも上位校ほどではない |
| 英語 | 基礎課程は日本語中心で入りやすい。上級課程で英語力が実際に上がる | 上級課程の英語の授業・課題・議論はTOEIC700点ぎりぎりでは苦労する。USCPAどこのブログは「言語サポートがある」点を評価 |
| 両立 | 完全オンラインで仕事・家庭と両立できる。忙しい時期は履修を調整できる | 給付金を最大化するには2年で修了が必要で、週10〜15時間の学習が2年続く |
| 費用対効果 | 留学(1,000万〜1,600万円+機会費用)の10分の1程度。給付金で実質350万円前後 | 480万円は国内MBA(150万〜400万円)より高い場合がある。回収できるかは「MBAで何をするか」次第 |
SHOK太のレビュー(2025年7月)は、「給付金を活用すれば実質約300万円前後まで抑えられる」「完全オンラインで仕事や育児、家事と両立しやすい」と評価しています。
筆者の同僚(後述)は、「学位の価値は履歴書と海外向けには十分。ただし日本の事業会社では『MBA』より『MBAで学んだファイナンスと戦略を、どう使えるか』を面接で聞かれた」と話していました。
アビタスのUSCPA講座の評判は「アビタスUSCPAの評判・口コミ|元受講生が本音でレビュー」で、他の講座は「アビタスCIA講座の評判と費用|受講料・給付金・他校撤退後の実態」「アビタスCISA講座の評判と費用|受講料・試験料セット・給付金」「アビタスIFRS検定講座の評判と費用|受講料と独学との比較」で整理しています。
他のMBAとの比較|国内MBA・海外留学・他のオンラインMBA
アビタスUMass
MBAを他の選択肢と比べると、学費は国内MBA(150万〜400万円)より高いか同程度、海外留学(1,000万〜1,600万円+機会費用)より大幅に安く、海外の上位オンラインMBA(500万〜1,500万円)より安い。学位は「米国のAACSB認証MBA」で海外留学と同じ、国内MBAとの違いは「英語で学ぶ」「日本語サポートがある」「国内ネットワークが薄い」の3点である。
選択肢を比較します。
| 選択肢 | 学費の目安 | 期間 | 働きながら | 学位 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|
| アビタスUMass MBA | 約480万円(給付後約360万円) | 最短1年10ヵ月〜5年 | 可(完全オンライン) | 米国AACSB認証MBA | 働きながら米国MBAを英語で取りたい人、日本語サポートが欲しい人 |
| 国内MBA(慶應・早稲田・一橋・京大など) | 150万〜400万円 | 1〜2年 | 平日夜・週末型なら可 | 日本のMBA | 国内ネットワーク・日本語で学びたい人 |
| 国内私立MBA(グロービス・名商大など) | 300万円前後 | 2年 | 可 | 日本のMBA | 実践的なビジネススキルと国内ネットワーク |
| 海外留学MBA(米国上位校) | 1,000万〜1,600万円+機会費用 | 1〜2年 | 不可(休職・退職) | 海外MBA | キャリアチェンジ、海外就職、投資銀行・戦略コンサル |
| 海外オンラインMBA(英国・米国の上位校) | 500万〜1,500万円 | 1.5〜3年 | 可 | 海外MBA | 英語力が高く、日本語サポートが不要な人 |
学費は各校の公表値と転職エージェント各社の整理をもとにした目安で、年度・為替で変わります。
アビタスUMass
MBAの位置づけは、「海外留学MBAの学位」を「国内MBAの働き方(オンライン・在職)」と「国内MBAより少し高い費用」で取るというものです。
海外オンラインMBAとの違いは、基礎課程が日本語中心で、履修・入学手続きを日本事務局が日本語でサポートする点にあります。
USCPAとMBAの比較は「USCPAとMBAどっちを取る?費用対効果の比較と併用の順番」で解説しています。
USCPAとの相性と順番|筆者が見送った理由と同僚の実例
USCPAとUMass
MBAは、USCPAが「会計・監査の専門性」、MBAが「経営全般の視点とファイナンス・戦略」を示すもので、順番はUSCPA→MBAが一般的である。筆者はコンサル転職後にMBAを検討したが「MBAで何をするか」が定まらず見送った。同僚OはUSCPA取得後にUMass
MBAを2年で修了し、コンサルから事業会社の経営企画へ転職して年収を維持しつつ「経営の意思決定に関わる」という目的を達成した。
筆者が見送った理由
筆者はコンサル転職後、「会計×システム×英語」に経営の視点を足すためにUMass
MBAを検討しました。
| 検討項目 | 筆者の判断 |
|---|---|
| 費用 | 給付金を使って実質360万円前後。払えるが、回収の道筋が見えなかった |
| 時間 | 週10〜15時間を2年。コンサルのプロジェクトと両立できるか不安があった |
| 目的 | 「経営の視点を足したい」は動機として弱く、「MBAで何をするか(転職・昇進・起業)」が定まっていなかった |
| 代替手段 | コンサルの仕事で経営課題に触れる機会があり、「今はMBAより実務」と判断 |
| 結論 | 見送り。「目的が定まったら再検討」 |
見送った理由は費用でも英語でもなく、「MBAで何をするか」が定まっていなかったことです。
480万円と2年間は、目的が定まっていれば回収できますが、「視野を広げたい」だけでは回収の道筋が立ちません。
同僚Oの実例:USCPA→UMass
MBA→事業会社の経営企画
| 時期 | 同僚Oの状況 |
|---|---|
| 前提 | 監査法人3年→会計系コンサル。USCPA(ワシントン州ライセンス)。30代前半 |
| MBAを決めた理由 | 「コンサルで経営課題を外から見るのではなく、事業会社の中で意思決定に関わりたい。そのために経営全般の視点が必要」と目的が明確だった |
| 入学 | 在職中に入学。TOEICは800点台で上級課程進級に問題なし |
| 学習 | 週12〜15時間。基礎課程の会計・ファイナンスはUSCPAの知識でほぼ復習。上級課程の戦略・マーケティング・組織は初めての領域で負荷が高かった |
| 期間 | 2年で16科目を修了(給付金を最大限受けるため) |
| 費用 | 一括480万円→給付金で実質360万円前後 |
| 転職 | 修了後に事業会社(製造業)の経営企画へ。年収は維持 |
| 面接で聞かれたこと | 「MBAで学んだファイナンス・戦略を、当社の事業でどう使うか」。MBAの有無より中身 |
| 本人の言葉 | 「USCPAで会計の専門性、MBAで経営の視点。2つ揃って『数字で経営を語れる人』として採用された。ただしMBAだけでは採用されなかったと思う」 |
同僚Oの例で分かるのは、目的が明確なら480万円と2年を回収できることと、MBAは単体で効くのではなく、USCPAや実務経験と組み合わせて効くことです。
USCPAとMBAの順番は、会計の専門性を先に作るUSCPA→経営の視点を足すMBAが一般的で、逆(MBA→USCPA)は「経営を学んだ後に会計を深める」形で、事業会社の管理職がUSCPAを取る場合に見られます。
CFOを目指す道は「USCPAでCFOになるには|4つのルートと年収・必要な経験」で、USCPA取得後に取る資格・学位の比較は「USCPA取得後に取るべき資格|CIA・CISA・IFRS検定の比較」で解説しています。
「MBAで何をするか」が定まっている人は、アビタスのUMass
MBAの資料でカリキュラム16科目と卒業生のキャリアを確認し、自分の目的と科目が合うかを見てから説明会に進むと、判断が速くなります。
アビタスUMass
MBAが向く人・向かない人
向くのは、働きながら米国のAACSB認証MBAを取りたい人、「MBAで何をするか」(事業会社の経営企画・CFO候補・海外拠点の管理職など)が明確な人、TOEIC700点以上で英語の授業に耐えられる人、給付金の受給資格がある人である。向かないのは、目的が「視野を広げたい」に留まる人、国内ネットワークを重視する人、投資銀行・戦略コンサルへの転換を狙う人(海外上位校が前提)、2年間週10〜15時間を確保できない人である。
判断の目安をまとめます。
| 状況・希望 | 判断 | 理由 |
|---|---|---|
| 働きながら米国の正規MBAを取りたい | 向く | 完全オンライン・AACSB認証・同一学位 |
| 事業会社の経営企画・CFO候補・海外拠点の管理職を目指す | 向く | 同僚Oの例。USCPA+MBAで「数字で経営を語れる人」 |
| TOEIC700点以上で英語の授業に耐えられる | 向く | 上級課程は英語 |
| 給付金の受給資格があり、2年で修了できる | 向く | 実質360万円前後 |
| 目的が「視野を広げたい」に留まる | 向かない | 480万円と2年の回収の道筋が立たない。筆者の見送り理由 |
| 国内のビジネススクールのネットワークを重視 | 国内MBA | UMass Lowellの国内ネットワークは薄い |
| 投資銀行・戦略コンサルへのキャリアチェンジ | 海外上位校の留学MBA | 採用側が見る学校名が違う |
| 2年間週10〜15時間を確保できない | 見送るか、5年計画(給付金は最大化できない) | 給付金は2年修了が前提 |
| USCPA学習中 | USCPAを先に | 会計の専門性を先に作る |
アビタスUMass
MBAは「安い米国MBA」ではなく「働きながら取れる米国MBA」で、価値は目的の明確さで決まります。
まず「MBAで何をするか」を1行で書けるかを確かめ、書けるなら資料でカリキュラムと卒業生のキャリアを照らし、書けないならUSCPAや実務で目的を作る方が先です。
よくある質問(FAQ)
Q1. アビタスUMass
MBAは本物のMBAですか?
本物です。
マサチューセッツ州立大学ローウェル校(UMass
Lowell)がAACSB認証のもとで授与する正規のMBAで、現地受講で授与される学位と同一です。
U.S. News & World
ReportのオンラインMBAランキングで全米22位(2023年)、Fortuneで9位(2023年)に入っています。
履歴書には「MBA, University of Massachusetts Lowell」と書けます。
Q2. 学費は総額でいくらですか?
学費480万円(16科目分・一括納入・再履修なし・教科書代除く)に、入学金1万5,000円と両替手数料3万3,000円が別途かかり、約490万円+教科書代が目安です(2026年8月30日時点)。
専門実践教育訓練給付金で最大128万円が支給されると、実質360万円前後になります。
分割払い(実質年率6.7%・最大60回)を使うと利息分が加わります。
学費は入学期により変動の可能性があるため、公式サイトで確認してください。
Q3.
給付金128万円は誰でももらえますか?
条件があります。
在職中で雇用保険の被保険者であること(離職中は資格喪失から1年以内)、過去に給付を受けた場合は加入期間と経過年数の条件、10年間の給付総額192万円の上限などです。
受講中の支給(50%・年間上限40万円)は2年で修了することが前提で、修了後の追加支給には1年以内の学位取得・就職・賃金5%以上の上昇の条件があります。
受給資格はハローワークかアビタスの個別カウンセリングで確認してください。
Q4.
英語力はどのくらい必要ですか?
上級課程に進級する時点でTOEIC
700点以上が必須です(入学時点では未受験でも可)。
基礎課程は日本語中心+英語の課題で入りやすいですが、上級課程は英語での授業・課題・現地学生を含む議論になるため、700点は最低ラインと考えてください。
同僚OはTOEIC800点台で問題なく進級しましたが、「上級課程の戦略・組織の科目は英語の負荷が高かった」と話しています。
Q5.
USCPAを持っていればMBAは不要ですか?
目的によります。
会計・監査の専門性を深めるならUSCPAで足り、事業会社の経営企画・CFO候補・海外拠点の管理職のように「数字で経営を語る」立場を目指すなら、MBAで経営全般の視点を足す価値があります。
同僚OはUSCPA+UMass
MBAで「数字で経営を語れる人」として経営企画に採用されましたが、「MBAだけでは採用されなかった」とも話しています。
順番はUSCPA→MBAが一般的です。
Q6.
卒業後の転職で評価されますか?
「MBAの有無」より「MBAで学んだ中身をどう使うか」が見られます。
事業会社の経営企画・CFO候補、外資系の管理職、海外拠点の管理職では、AACSB認証の米国MBAとして評価されます。
一方、投資銀行・戦略コンサルへのキャリアチェンジでは海外上位校の学校名が見られるため、UMass
Lowellでは足りない場合があります。
Q7.
途中で辞めた場合、学費は返金されますか?
返金されません。
大学側から入学が許可されなかった場合のみ全額返金で、入学後は理由を問わず学費・諸経費の返金はありません。
最長5年在籍できるため、忙しい時期は履修を調整して続ける形になります。
給付金を受けている場合、2年で修了できないと受講中の支給の条件を満たせない点にも注意が必要です。
まとめ:アビタスUMass
MBAは「働きながら取れる米国MBA」、価値は「MBAで何をするか」で決まる
この記事の要点を再掲します。
- アビタスUMass MBAはUMass
LowellがAACSB認証のもとで授与する正規のMBA。完全オンライン、基礎6科目+上級10科目、最短1年10ヵ月・最長5年、卒業生1,246名 - 学費は総額480万円(一括・再履修なし・教科書代除く)+入学金1万5,000円+両替手数料3万3,000円。分割は実質年率6.7%
- 専門実践教育訓練給付金で最大128万円(受講中50%・年間上限40万円を半年ごと+修了後の追加支給)。実質360万円前後。2年で修了することが前提
- 入学要件は4年制大学卒+TOEIC700点以上(上級課程進級時まで)。上級課程は英語で負荷が高い
- 評判は「AACSB認証の同一学位」「留学の10分の1」「完全オンライン」が良い点、「上級課程の英語」「国内ネットワークの薄さ」「480万円の回収」が注意点
- 国内MBAより高いか同程度、海外留学より大幅に安い。「海外留学MBAの学位を国内MBAの働き方で取る」位置づけ
- 筆者は「MBAで何をするか」が定まらず見送り。同僚Oは目的が明確でUSCPA+MBAを2年で修了し経営企画へ。MBAは単体ではなくUSCPA・実務と組み合わせて効く
アビタスUMass
MBAの価値は、学費でも学位でもなく、「MBAで何をするか」の明確さで決まります。
まずその1行を書けるかを確かめ、書けるなら資料でカリキュラムと卒業生のキャリアを照らすところから始めてみてください。
USCPAおすすめスクール
ランキングTOP3
no.
1
アビタス
総合評価

| 受講料 | 624,800円〜 (実質10万円台) |
| 教材特徴 | 日本語テキスト+英語問題集、図解豊富で初学者OK |
| 講義形式 | 日本語講義、 スモールユニット形式 |
| サポート期間 | 5年間(業界最長) |
| 合格祝い金 | 社会人20万円、 学生15万円 |
| 単位取得 | 簡単(業界最短) |
ポイント
- 日本のUSCPA合格者の
95%がアビタス受講生 - 社会人でも短期合格できるコンパクト教材設計
- 合格お祝い金とリスキリング補助金で
実質10万円台 - AICPA公認の唯一の日本校で
最新試験情報を直接入手 - 5年間サポート期間で安心、
USCPA+プログラムで合格後もサポート
no.
2
TAC
総合評価

| 受講料 | 400,000円〜485,000円 |
| 教材特徴 | オリジナルテキスト+Becker問題集、ボリュームあり |
| 講義形式 | 正統派黒板スタイル講義 |
| サポート期間 | 3年間 |
| 合格祝い金 | なし |
| 単位取得 | やや困難(時間がかかる) |
ポイント
- 長年の資格試験指導ノウハウを活かした
正統派学習スタイル - Becker問題集が使用可能で
実践的な学習ができる - REG・TCP(税務科目)の評判が特に良好
- 質問回答が迅速で的確なサポート体制
- 教育訓練給付制度対象講座で
受講料の一部支給
no.
3
CPA会計学院
総合評価

| 受講料 | 396,000円 |
| 教材特徴 | オリジナルテキスト+U World問題集、BARのみ対応 |
| 講義形式 | 日本語講義(会計知識前提) |
| サポート期間 | 2年間(延長可能) |
| 合格祝い金 | 10万円 |
| 単位取得 | やや困難 |
ポイント
- 受講料が比較的安価で費用を抑えて
学習開始可能 - 合格お祝い金10万円でコスト負担を軽減
- リスキリング補助金対象講座で
受講料大幅軽減 - 日本の公認会計士試験指導実績を活かした
会計基礎解説 - 新設校ならではの最新設備と学習環境




