この記事でわかること
- アビタスCIA(公認内部監査人)講座の受講料(通学・オンライン併用30万1,400円/オンライン28万8,200円、2026年8月時点の公式価格)と、教育訓練給付制度で20%戻った後の実質負担
- 受講料以外にかかる費用(CIA試験の登録料・受験料・IIA会員費)を含めた「CIA取得の総額」
- アビタスCIA講座の中身(標準10ヵ月・平均400時間、スモールユニット方式、MC問題全問解説、2年間サポート)と、合格者6,009名(2026年8月2日時点)という実績の読み方
- 「他校のCIA講座撤退」でアビタスが実質的に唯一のCIA専門校になった状況と、独学との比較
- USCPA×CIAの相性と、筆者が監査法人で見た内部監査部門でのCIA保有者の評価
著者情報:しわすゆう|USCPA(米国公認会計士)。大学在学時にアビタスのUSCPA講座を受講しUSCPAを取得。新卒でBIG4監査法人に就職し会計監査を3年経験。現在はコンサル会社に勤務。
最終更新日:2026年8月28日
「アビタスのCIA講座はいくら?」「30万円は高くない?」「独学と比べてどう?」「USCPAを持っていればCIAも取るべき?」と検索している方に向けて、公式価格と筆者の経験をもとに整理します。
結論から言うと、アビタスCIA講座の受講料は通学・オンライン併用コースで30万1,400円、オンラインコースで28万8,200円(税込、2026年8月時点)で、教育訓練給付制度の20%給付を使うと実質24万円前後になります。受験料等を含めたCIA取得の総額は40万円前後が目安で、アビタスは合格者6,009名を公表する国内でほぼ唯一のCIA専門校です。
筆者はアビタスのUSCPA講座で在学中に合格した後、BIG4監査法人で3年間、クライアントの内部監査部門と向き合ってきました。
CIA自体は取得していませんが、同僚・元同僚にアビタスのCIA講座で合格した人が複数おり、J-SOX評価で内部監査部門のCIA保有者と日常的に仕事をしていました。
この記事では、アビタス公式サイトの受講料・講座内容(2026年8月28日確認)と日本内部監査協会(IIA-Japan)の公表情報を一次情報に、費用の全体像、講座の中身、評判、独学との比較、USCPAとの相性を解説します。
CIAという資格そのもの(難易度・年収・USCPAとの違い)は「CIA資格とは|公認内部監査人の難易度・年収・USCPAの相性」で、アビタスのUSCPA講座は「アビタスUSCPAの評判・口コミ|元受講生が本音でレビュー」で扱っています。
アビタスCIA講座の費用はいくら?受講料と給付金後の実質負担
アビタスCIA講座の受講料は、通学・オンライン併用コース(自習室利用可)が入学金1万1,000円+コース料金29万400円=合計30万1,400円、オンラインコースが入学金1万1,000円+27万7,200円=合計28万8,200円(いずれも税込、2026年8月28日時点の公式価格)である。両コースとも教育訓練給付制度の対象で、受講料の20%が給付されるため、実質負担は約24万〜24万1,000円になる。
アビタス公式サイト「受講形態/受講料」の掲載価格を整理します。
| コース | 入学金 | コース料金 | 合計(税込) | 給付金20%後の実質負担(目安) |
|---|---|---|---|---|
| 通学・オンライン併用コース(自習室利用可)※人気No.1 | 11,000円 | 290,400円 | 301,400円 | 約241,100円 |
| オンラインコース | 11,000円 | 277,200円 | 288,200円 | 約230,600円 |
| オプション:CIA財務会計入門通信コース(eラーニング) | ― | 33,000円(入会同時申込で22,000円) | ― | 給付対象外の可能性あり(要確認) |
| 海外コース(非課税) | 10,000円 | 252,000円 | 262,000円 | 給付金対象外(国内在住が要件) |
出典:アビタス「受講形態/受講料」(2026年8月28日確認)。割引・価格は予告なく変更される場合があるため、申込前に公式サイトで確認してください。給付金の給付額は受講料の20%(上限10万円)で、支給には雇用保険の加入要件があります。
2つのコースの違いは、実地の教室講義への出席と校内自習ブースの利用ができるかどうかで、eラーニング・Zoomライブ講義・学習質問サービス・受験手続きサポートは共通です。
差額は1万3,200円なので、新宿本校・大阪校に通える人は併用コース、通えない人はオンラインコースという選び方になります。
筆者がUSCPA講座で使ったアビタスの自習室は、繁忙期を避けて集中したいときに助かったので、通える距離ならこの差額は安いと感じます。
教育訓練給付制度で20%戻す条件
アビタスCIA講座は「一般教育訓練給付制度」の指定講座で、受講料の20%(上限10万円)がハローワークから支給されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 給付額 | 受講料の20%(上限10万円)。併用コース約6万円、オンライン約5万7,000円 |
| 主な要件 | 雇用保険の被保険者期間が通算1年以上(初回利用の場合)。前回の給付から3年以上 |
| 申請の流れ | 受講修了後、修了証明書等を持ってハローワークで申請(修了から1ヵ月以内) |
| 注意点 | 受講開始前に自分が対象者かハローワークで確認。修了要件(講義視聴率・修了試験等)を満たす必要がある |
給付の要件・上限は制度改正で変わるので、申込前にハローワークまたはアビタスで最新の条件を確認してください。
USCPA講座の給付金の使い方は「アビタスUSCPAの教育訓練給付金・リスキリング支援ガイド」で詳しく解説しており、CIA講座も考え方は同じです。
アビタスCIA講座の最新の受講料・キャンペーン・給付金の適用条件は、アビタスCIA講座の資料請求で確認できます。
CIA取得にかかる総額は?受講料+受験料+登録料の内訳
CIA取得の総額は、アビタス受講料(約30万円)に加えて、IIA(内部監査人協会)への登録料と3パート分の受験料(IIA個人会員で約13万〜14万円、非会員で約19万〜20万円が目安)、IIA個人会員になる場合の年会費がかかり、合計で40万〜50万円前後が目安である。給付金20%を使い、1回で3パートに合格すれば40万円前後に収まる。
受講料だけ見て「30万円」と考えると、実際の出費より小さく見積もることになります。
| 費用項目 | 金額の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| アビタス受講料 | 288,200〜301,400円 | 給付金20%で約23万〜24万円に |
| CIA試験 登録料(受験申請) | IIA個人会員 約1万3,000円/非会員 約2万7,000円 | 登録から3年以内に全パート合格が必要。延長は1回のみ有料 |
| Part1 受験料 | 個人会員 約3万5,000〜4万6,000円/非会員 約5万1,000〜6万6,000円 | 2024年7月にIIAが受験料を改定。各サイトの掲載値に幅があるため要確認 |
| Part2 受験料 | 個人会員 約3万1,000〜4万2,000円/非会員 約4万7,000〜6万2,000円 | 同上 |
| Part3 受験料 | 個人会員 約3万1,000〜4万2,000円/非会員 約4万7,000〜6万2,000円 | 同上 |
| IIA個人会員 年会費 | 数万円/年(要確認) | 会員になると受験料が安くなるため、受験期間中は会員になる人が多い |
| 不合格時の再受験 | 各パートの受験料が再度必要 | 同一パートは試験日から90日間は再受験不可 |
| 合計(給付金利用・1回合格) | 約40万円前後 | 非会員・再受験ありなら50万円超も |
出典:日本内部監査協会「CIA認定資格試験ガイド」(2024年7月1日改定の告知)、KOTORA
JOURNAL(2026年2月)、各資格情報サイトの掲載値。受験料は改定後の金額を各サイトが異なる時期に掲載しているため幅で示しています。申込前にIIA-Japanの公式ページで最新額を確認してください。
USCPAの総額(80〜120万円)と比べると、CIAは受講料込みで半分以下で取れます。
一方、Part1〜3の受験料は非会員だと1パート5万〜6万円台なので、IIA個人会員になってから受験する方が合計で数万円安くなるのが一般的です。
USCPAの費用総額は「USCPAの費用総額|予備校・受験料・出願費の内訳と試算表」で解説しています。
アビタスCIA講座の中身と評判|標準10ヵ月・400時間・合格者6,009名
アビタスCIA講座は2005年開講で、合格者数6,009名(2026年8月2日時点)を公表している。講座は標準10ヵ月(最短3ヵ月)・平均400時間の学習設計で、1ユニット平均28分のスモールユニット方式、問題集の全問にMC問題解説講義、eラーニングとZoomライブ講義の両方、2年間の受講・サポート期間(質問無制限、ライブ講義出席無料)が特徴である。
公式サイトの講座内容を整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開講 | 2005年。国内のCIA講座としては最も長い |
| 合格者数 | 6,009名(2026年8月2日時点、公式公表値) |
| 学習期間・時間 | 標準10ヵ月(最短3ヵ月)、平均400時間。内部監査の実務経験がない人でも講義込み約400時間で合格可能と案内 |
| 講義形式 | eラーニング(事前収録、1講義約10分)とZoomライブ講義(1講義約2.5時間、アーカイブ配信あり)の両方 |
| スモールユニット方式® | 講義をトピックごとに細分化。1ユニット平均28分。タブレット・スマホ対応 |
| MC問題全問解説 | 問題集収録の全問題に4択問題の解説講義動画 |
| 教材 | オリジナルテキスト・問題集。2019年4月の新試験、2025年7月のグローバル内部監査基準対応試験に合わせて改訂 |
| サポート期間 | 2年間。学習質問サービス(質問数無制限、回答は最長10日)、受験手続きサポート |
| ライブ講義出席 | 通信コースでも入学後2年間、ライブ講義への出席が無料(回数制限なし) |
| その他 | 模擬試験(校内・自宅)、合格者によるグループカウンセリング、財務会計入門コース(簿記3級程度の知識がない人向け) |
出典:アビタス「アビタスCIAプログラム」「サポート」「よくあるご質問」(2026年8月28日確認)
USCPA講座と同じ「スモールユニット方式+eラーニング+質問無制限」の設計で、筆者がUSCPA講座で経験した「通勤時間に1ユニット消化する」学習がそのままCIAでもできる構造です。
評判を4つの観点で整理|良い点・注意点
アビタスCIA講座の評判を、公式の合格者の声、合格者ブログ、筆者の同僚の話から4つの観点で整理します。
| 観点 | 良い評判 | 注意点 |
|---|---|---|
| 教材・講義 | 内部監査・内部統制という「とっつきにくい概念」を具体例で説明する講義が分かりやすい。問題集の全問解説で悩む時間が減る | Part3(内部監査部門の運営・品質等)は論点が抽象的で、講義を聞いただけでは定着しにくいという声 |
| 学習時間 | 平均400時間・標準10ヵ月は、働きながら6ヵ月で合格レベルに達したという公式FAQの記載どおり実現している人が多い | 会計・内部統制の下地がない人は400時間を超えやすい。財務会計入門コース(有料)の追加を勧められる |
| サポート | 質問無制限、2年間のライブ講義出席無料、中断しても再開しやすい | 質問への回答が最長10日、週3件超は翌週扱いなので、試験直前の質問は早めに |
| 費用 | 給付金で実質24万円前後。USCPA講座と比べると安い | 独学(テキスト・問題集のみ)なら数万円で済むため、「30万円は高い」という声は根強い |
公式の合格者の声には、内部監査部門の主幹、50代でキャリアチェンジした内部監査室長、メガバンク内部監査部門の職員など、すでに内部監査に携わっている社会人が多いのが特徴です。
筆者の同僚(監査法人からクライアントの内部監査部門へ転職した人)は、「監査法人の経験があればPart1・2は既知の内容が多く、Part3の運営論だけ講義で補った」と話していました。
内部監査・監査法人の経験がある人は講義を絞って使い、未経験の人は講義を全部使うのが、費用対効果を上げる使い方です。
アビタスCIA講座は他校・独学と比べてどう?「他校撤退」後の選択肢
2026年5月、アビタスは「他校のCIA講座撤退の動きを受け」他校CIA学習者向けの再スタートキャンペーンを発表し、「国内のCIA教育を牽引する唯一の専門校」と称している。国内でCIA対策講座を提供する予備校の選択肢は事実上アビタスに絞られており、比較対象は「アビタスか独学か」になっている。
以前はアビタスとTACの2校を比較する記事が多くありましたが、状況が変わっています。
| 選択肢 | 費用の目安 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| アビタスCIA講座 | 約29万〜30万円(給付金で約24万円) | 内部監査未経験、体系的に学びたい、質問できる環境が欲しい、給付金を使える | 費用は独学の5〜10倍 |
| 他校のCIA講座 | ― | ― | 2026年5月時点でアビタスが「他校撤退の動き」を公表。TAC等の講座の現状は各校で要確認 |
| 独学(市販テキスト・問題集・IIA教材) | 数万円 | 内部監査・監査法人の実務経験があり、Part1・2の内容が既知の人 | 日本語の市販教材が少ない。Part3の抽象論点で行き詰まりやすい。給付金は使えない |
| 独学+アビタスのオプション | 財務会計入門2万2,000〜3万3,000円等 | 会計の下地だけ補いたい人 | 講座本体を取らないと質問サービスは使えない |
出典:アビタス
プレスリリース(2026年5月1日)、アビタス公式サイト(2026年8月28日確認)
CIA合格者のnote(2023年、新シラバス対応で2026年更新)では、「高すぎるCIAを独学で最短合格するコスパ重視の勉強法」が公開されており、独学ルートは実在します。
ただし、その記事もPart3の抽象論点が最難関と分析しており、独学で最も行き詰まるのがまさにアビタスの講義が強い部分です。
筆者の判断基準は次のとおりです。
- 内部監査・監査法人の実務経験があり、IIAの基準を業務で読んでいる人:独学で挑戦し、Part3で詰まったら講座を検討
- 内部監査未経験、または会計の下地がない人:給付金を使ってアビタス。400時間を自力で組み立てる手間を買うと考える
- 会社の資格取得支援(受講料補助)がある人:迷わずアビタス。多くの企業がCIAを補助対象にしている
他の予備校の状況や、USCPA予備校の比較は「USCPA予備校おすすめ比較|費用・教材・サポートで選ぶ3校」を参照してください。
アビタスCIA講座を検討している方へ
受講料・給付金の適用条件・キャンペーンは時期で変わり、講座の合う合わないは説明会や体験講義で確かめるのが確実です。
アビタスCIA講座の資料請求(無料)では、カリキュラム・受講料・給付金の案内資料が届き、説明会・体験講義・個別カウンセリング(いずれも無料)の予約もできます。
「独学でいけるか、講座が必要か」の判断材料として、まず資料と体験講義を見てから決めるのが、30万円の判断としては合理的です。
USCPAとCIAの相性は?筆者が監査法人で見たCIA保有者の評価
USCPAとCIAは相性が良く、USCPAのAUD(監査)で学ぶ内部統制・監査手続きの知識はCIAのPart1・2と重なる部分が多い。監査法人の経験者がCIAを取ると「外部監査と内部監査の両方が分かる人」として事業会社の内部監査部門で評価され、USCPA単体より内部監査・リスク管理の職種への転職で強くなる。
USCPA保有者がCIAを追加で取る意味を、筆者が監査法人で見た実態から整理します。
| 観点 | USCPAのみ | USCPA+CIA |
|---|---|---|
| 内部監査部門への転職 | 「監査の知識はある」と評価。監査法人経験があれば十分通る | 「内部監査の基準(IIA基準)を体系的に知っている」と評価。未経験でも書類が通りやすい |
| 学習の重なり | ― | AUDで学んだ内部統制・監査手続き・職業倫理はPart1・2と重複。Part3(部門運営・品質)が新規 |
| 学習時間 | ― | 監査法人経験者なら公式目安の400時間より短く済む人が多い(同僚は約250時間) |
| 年収への影響 | USCPAで入れる職種の水準 | CIA単体で年収は上がらない。内部監査部門の管理職候補で「+α」として効く |
| 海外・外資系 | 英語×会計の証明 | CIAも国際資格。外資系の内部監査部門ではCIAが要件になる求人がある |
筆者がJ-SOX評価で向き合った内部監査部門では、CIA保有者が「IIAの基準に沿ってこう整理している」と説明できるため、監査法人側との議論が早く、評価も高い印象でした。
一方、CIAは日本の公認会計士・USCPAのような「入口を開ける資格」ではなく、内部監査の職種に「すでにいる」か「行く」人が専門性を証明する資格です。
USCPA保有者がCIAを取るなら、「内部監査・リスク管理・ガバナンスの領域に進む」と決めたときが最も費用対効果が高いタイミングです。
内部監査への転職は「内部監査への転職|USCPAとCIAどちらが有利?年収と入り方」、CIA資格の全体像は「CIA資格とは|公認内部監査人の難易度・年収・USCPAの相性」で解説しています。
これからUSCPAの学習を始める方は、「USCPA予備校おすすめ比較|費用・教材・サポートで選ぶ3校」で予備校を選び、「アビタスUSCPA合格体験記|1発合格の学習記録つき」で筆者の学習ログを参考にしてください。
アビタスのCIA講座とUSCPA講座を両方検討している方は、アビタスの資料請求でCIA講座の資料を取り寄せたうえで、USCPA講座の説明会と合わせて比較すると判断しやすくなります。
よくある質問(FAQ)
Q1.
アビタスCIA講座の費用はいくらですか?
2026年8月28日時点の公式価格で、通学・オンライン併用コースが合計30万1,400円(入学金1万1,000円+コース料金29万400円)、オンラインコースが合計28万8,200円(入学金1万1,000円+27万7,200円)です(いずれも税込)。
両コースとも教育訓練給付制度の対象で、受講料の20%(上限10万円)が支給されるため、実質負担は約23万〜24万円になります。
価格は変更される場合があるので、申込前に公式サイトで確認してください。
Q2.
CIA取得の総額はいくらですか?
受講料に加えて、IIAへの登録料と3パート分の受験料がかかります。
受験料はIIA個人会員で3パート合計約10万〜13万円、非会員で約15万〜19万円が目安(2024年7月改定後、各サイトの掲載値に幅あり・要確認)で、登録料(個人会員約1万3,000円・非会員約2万7,000円)が別途かかります。
給付金を使い1回で合格すれば総額40万円前後、非会員・再受験ありなら50万円超も見込んでおくと安全です。
Q3.
通学コースとオンラインコースはどちらがいいですか?
差額は1万3,200円で、違いは実地の教室講義への出席と校内自習ブースの利用ができるかどうかです。
eラーニング・Zoomライブ講義・質問サービス・受験手続きサポートは共通なので、新宿本校・大阪校に通える人は併用コース、通えない人はオンラインコースが合理的です。
自習室を使いたい人には差額以上の価値があります。
Q4.
勉強時間はどのくらい必要ですか?
アビタスは内部監査の実務経験がない人でも講義込みで約400時間、働きながら約6ヵ月で合格レベルに達すると案内しています(標準10ヵ月・最短3ヵ月)。
一般的な目安はPart1が50〜70時間、Part2が70〜90時間、Part3が100〜120時間で、Part3が最も時間を要します。
監査法人の経験者はPart1・2の内容が既知のことが多く、筆者の同僚は約250時間で合格しています。
Q5.
独学でCIAに合格できますか?
内部監査・監査法人の実務経験があれば可能です。
合格者の独学勉強法も公開されていますが、日本語の市販教材が少なく、Part3(内部監査部門の運営・品質)の抽象的な論点で行き詰まりやすいのが実態です。
未経験者や会計の下地がない人は、給付金を使ってアビタスを利用する方が、400時間を自力で組み立てる手間を考えると結果的に早いです。
Q6.
他校のCIA講座はありますか?
2026年5月にアビタスが「他校のCIA講座撤退の動きを受け」再スタートキャンペーンを発表し、「国内のCIA教育を牽引する唯一の専門校」と称しています。
以前は比較対象だったTAC等の講座の現状は、各校の公式サイトで確認してください。
現時点では、国内の予備校講座の選択肢は事実上アビタスに絞られ、比較は「アビタスか独学か」になっています。
Q7.
USCPAを持っていればCIAは簡単ですか?
Part1・2はUSCPAのAUDで学ぶ内部統制・監査手続き・職業倫理と重なる部分が多く、監査法人経験があればさらに短縮できます。
一方、Part3(内部監査部門の運営・品質・計画)はUSCPAにない論点で、新規に学ぶ必要があります。
「簡単」ではなく「学習の半分は既知」という位置づけで、公式目安の400時間より短く済む人が多いです。
Q8.
CIAを取ると年収は上がりますか?
CIA単体で年収が上がることはほぼありません。
CIAは内部監査・リスク管理・ガバナンスの領域で専門性を証明する資格で、内部監査部門の管理職候補や外資系の内部監査部門の求人で「+α」として効きます。
USCPAのような「高年収の職種への入口を開ける資格」ではないので、内部監査の領域に進むと決めたときに取るのが最も費用対効果が高いです。
年収の考え方は「USCPAの年収はいくら?日本・米国の相場と筆者の推移を公開」を参照してください。
まとめ:アビタスCIA講座は実質24万円。内部監査に進むなら費用対効果は高い
この記事の要点を再掲します。
- アビタスCIA講座の受講料は通学・オンライン併用30万1,400円、オンライン28万8,200円(税込、2026年8月時点)。教育訓練給付制度の20%給付で実質約23万〜24万円
- 受講料以外にIIA登録料+3パートの受験料(個人会員で約13万〜14万円、非会員で約19万〜20万円が目安、要確認)がかかり、CIA取得の総額は40万〜50万円前後
- 講座は標準10ヵ月・平均400時間、スモールユニット方式、MC問題全問解説、2年間サポート。合格者6,009名(2026年8月2日時点)は国内最多水準
- 評判は「講義が分かりやすい」「サポートが手厚い」が中心で、注意点は「Part3の抽象論点」「独学なら数万円で済む」の2つ
- 2026年5月の「他校撤退」以降、国内の予備校講座は事実上アビタスのみ。比較は「アビタスか独学か」。実務経験があれば独学、未経験・会計の下地なしなら講座が現実的
- USCPAとCIAは相性が良く、AUDの内容がPart1・2と重なる。内部監査・リスク管理の領域に進むと決めたときが取るタイミング
アビタスCIA講座は、受講料だけ見れば「30万円は高い」と感じる金額ですが、給付金と会社の補助を使えば実質負担は大きく下がります。
独学でいけるか講座が要るかは、資料と体験講義を見てから判断するのが、この金額の決め方としては合理的です。
USCPAおすすめスクール
ランキングTOP3
no.
1
アビタス
総合評価

| 受講料 | 624,800円〜 (実質10万円台) |
| 教材特徴 | 日本語テキスト+英語問題集、図解豊富で初学者OK |
| 講義形式 | 日本語講義、 スモールユニット形式 |
| サポート期間 | 5年間(業界最長) |
| 合格祝い金 | 社会人20万円、 学生15万円 |
| 単位取得 | 簡単(業界最短) |
ポイント
- 日本のUSCPA合格者の
95%がアビタス受講生 - 社会人でも短期合格できるコンパクト教材設計
- 合格お祝い金とリスキリング補助金で
実質10万円台 - AICPA公認の唯一の日本校で
最新試験情報を直接入手 - 5年間サポート期間で安心、
USCPA+プログラムで合格後もサポート
no.
2
TAC
総合評価

| 受講料 | 400,000円〜485,000円 |
| 教材特徴 | オリジナルテキスト+Becker問題集、ボリュームあり |
| 講義形式 | 正統派黒板スタイル講義 |
| サポート期間 | 3年間 |
| 合格祝い金 | なし |
| 単位取得 | やや困難(時間がかかる) |
ポイント
- 長年の資格試験指導ノウハウを活かした
正統派学習スタイル - Becker問題集が使用可能で
実践的な学習ができる - REG・TCP(税務科目)の評判が特に良好
- 質問回答が迅速で的確なサポート体制
- 教育訓練給付制度対象講座で
受講料の一部支給
no.
3
CPA会計学院
総合評価

| 受講料 | 396,000円 |
| 教材特徴 | オリジナルテキスト+U World問題集、BARのみ対応 |
| 講義形式 | 日本語講義(会計知識前提) |
| サポート期間 | 2年間(延長可能) |
| 合格祝い金 | 10万円 |
| 単位取得 | やや困難 |
ポイント
- 受講料が比較的安価で費用を抑えて
学習開始可能 - 合格お祝い金10万円でコスト負担を軽減
- リスキリング補助金対象講座で
受講料大幅軽減 - 日本の公認会計士試験指導実績を活かした
会計基礎解説 - 新設校ならではの最新設備と学習環境




