この記事でわかること
- IFRS検定は2026年6月1日から「IFRS
Certificate試験」に名称変更されたという最新情報と、変わった点・変わらない点 - USCPAとIFRS
Certificate試験(旧IFRS検定)の違いを、主催団体・試験・費用・通用範囲など12項目で並べた比較表 - 難易度と勉強時間の実額比較(USCPAは1,000〜1,500時間・60万〜100万円、IFRS
Certificateは150〜200時間・5万〜20万円台) - 「資格」と「検定」の性格の違いと、転職市場での使われ方(IFRS
Certificateは求人条件にならない) - 2027年適用の新リース会計基準がIFRS第16号と同内容であることが、日本の経理にとって何を意味するか
- 筆者が監査法人・コンサルでIFRS対応に関わった実感と、日系メーカー経理の同僚がIFRS検定を選んだ理由
著者情報:しわすゆう|USCPA(米国公認会計士)。大学在学時にアビタスのUSCPA講座を受講しUSCPAを取得。新卒でBIG4監査法人に就職し会計監査を3年経験。現在はコンサル会社に勤務。
最終更新日:2026年8月30日
「USCPAとIFRS検定はどちらを取るべきか」「IFRSを学びたいだけならIFRS検定で十分か」「IFRS検定は意味がないと言われるが実際どうか」と調べている方に向けた記事です。
結論から言うと、この2つは比べる対象ではなく、順番の問題です。IFRS
Certificate試験(旧IFRS検定)は150〜200時間・数万円で「IFRSを体系的に学んだ」ことを示す検定、USCPAは1,000時間超・数十万円で「会計キャリアの入口を開ける」資格です。
したがって、転職や職種変更が目的ならUSCPA、今の仕事でIFRSが必要になったならIFRS
Certificateという切り分けになります。
そして押さえておきたいのが、IFRS検定は2026年6月1日から「IFRS
Certificate試験」に名称変更されたという点です(主催はICAEW、日本での運営はアビタス)。試験形式・難易度・受験料に変更はありませんが、検索や履歴書の表記では新名称を使う場面が増えます。
筆者はUSCPA保持者で、監査法人ではIFRS報告パッケージのレビュー、コンサルでは会計基準対応の支援に関わってきました。
この記事では、IFRS
Certificate試験の公式案内、アビタスのプレスリリース(2026年6月)、企業会計基準委員会の新リース会計基準を一次情報に、12項目の比較、費用、使い分け、順番を整理します。
アビタスの対策講座そのものの評判・費用は「アビタスIFRS検定講座の評判と費用|受講料と独学との比較」で扱っているので、本記事は「USCPAとの比較と選び方」に絞ります。
2026年6月に何が変わった?「IFRS検定」から「IFRS
Certificate試験」へ
IFRS検定(国際会計基準検定)は、2026年6月1日から「IFRS
Certificate試験」に名称が変更された。主催はICAEW(イングランド・ウェールズ勅許会計士協会)で、日本市場での試験運営を委託されているアビタスの対策講座も同日から「IFRS
Certificate試験対策講座」に名称変更された。試験形式(日本語・120分・選択式60問)、合格基準(正答率60%)、受験料に変更はない。
変更点を整理します。
| 項目 | 2026年5月まで | 2026年6月1日以降 |
|---|---|---|
| 試験名 | IFRS検定(国際会計基準検定)試験 | IFRS Certificate試験 |
| 主催 | ICAEW | 変更なし |
| 日本での運営 | アビタス | 変更なし |
| 対策講座名 | IFRS検定講座 | IFRS Certificate試験対策講座 |
| 試験形式 | 日本語・120分・選択式60問 | 変更なし |
| 合格基準 | 正答率60% | 変更なし |
| 受験料 | 変更なし | 変更なし |
出典:アビタス プレスリリース(2026年6月2日)、IFRS Certificate試験
公式サイト「試験制度について」(2026年8月30日確認)。
日本語のブログや解説記事には旧名称のままのものが多いため、受験を検討する際は新名称で公式情報を確認してください。
なお、日本では2009年12月からICAEW主催のIFRS
Certificateの日本語試験として実施されてきた経緯があり、中身が新しくなったわけではありません。
USCPAとIFRS
Certificate試験の違いは?12項目比較
USCPAとIFRS
Certificate試験の違いは、USCPAが米国各州の会計士委員会が認定する「職業資格」で、監査・保証業務のライセンスにつながるのに対し、IFRS
Certificate試験はICAEWが認定する「知識の証明(検定)」で、業務独占も登録制度も伴わない点にある。学習量は5〜10倍、費用は5〜10倍の差があり、目的も「キャリアの入口」と「知識の補強」で異なる。
| 項目 | USCPA(米国公認会計士) | IFRS Certificate試験(旧IFRS検定) |
|---|---|---|
| 主催・認定 | 米国各州の会計士委員会(試験はAICPA) | ICAEW(英国)。日本での運営はアビタス |
| 位置づけ | 職業資格(ライセンス) | 検定(知識の証明) |
| 会計基準 | US GAAP中心 | IFRSのみ |
| 試験科目 | 4科目(必須3+選択1)、各4時間 | 1回・120分・選択式60問 |
| 受験言語 | 英語 | 日本語 |
| 受験資格 | 州ごとの学位・会計単位・ビジネス単位 | なし(誰でも受験可) |
| 受験機会 | 通年 | 年3回。オンラインで自宅受験も可 |
| 合格基準 | 99点満点で75点以上 | 正答率60% |
| 合格率 | 科目により40〜80%台 | 近年70〜80%前後で推移 |
| 勉強時間 | 1,000〜1,500時間 | 150〜200時間(簿記2級程度の知識がある場合) |
| 費用 | 60万〜100万円前後(予備校込み) | 受験料4万円台+講座を使う場合10万〜20万円前後 |
| 転職での効き方 | 求人条件・歓迎資格に記載される | 求人条件になることはほぼない。面接での説明材料 |
出典:IFRS Certificate試験
公式サイト、アビタスのIFRS講座案内、AICPA・NASBAの試験情報(2026年8月30日確認)。受験料・日程は変更されるため、申込時に公式サイトで確認してください。
同じ土俵に乗せて「どちらが上か」を論じる意味は薄いというのが実感です。
比較すべきは資格の格ではなく、自分がいま解きたい課題が「転職」なのか「実務でIFRSが読めないこと」なのかという点です。
USCPAの受験要件を自分が満たせるかは、アビタスの無料説明会(アビタスの無料説明会で最新情報を確認する)で不足単位数を確認できます。
学習内容はどこが重なる?FARとIFRSの関係
USCPAのFAR(財務会計)はUS
GAAPを主軸に学び、IFRSとの差異を比較の形で扱う。IFRS
Certificate試験はIFRSそのものを40項目前後の出題範囲で体系的に問う。したがって重なるのは「財務諸表の構造と主要論点」で、USCPA側は差異ベース、IFRS
Certificate側は基準ベースという学び方の違いがある。
| 領域 | USCPA(FAR・BAR) | IFRS Certificate試験 |
|---|---|---|
| 概念フレームワーク | US GAAPの枠組みで学ぶ | IFRSのフレームワークを直接学ぶ |
| 財務諸表の表示 | US GAAPの様式 | IAS 1を基準として学ぶ |
| 棚卸資産・有形固定資産 | US GAAPとIFRSの差異を比較 | IAS 2・IAS 16を体系的に |
| 収益認識 | ASC 606(IFRS 15とほぼ同内容) | IFRS 15 |
| リース | ASC 842 | IFRS 16 |
| 減損 | US GAAPの2ステップ | IAS 36の単一モデル |
| 金融商品 | US GAAP | IFRS 9 |
| 連結・企業結合 | US GAAP | IFRS 10・IFRS 3 |
| 監査・税務 | AUD・REGで扱う | 扱わない |
出典:AICPAブループリント2026年版、IFRS
Certificate試験の出題範囲(2026年8月30日確認)。
実務的な結論は次のとおりです。
- USCPA合格者がIFRS
Certificateを受ける場合:財務諸表の主要論点は既知で、差異部分を基準の側から覚え直す作業になる。学習時間は100時間前後に収まることが多い - IFRS
Certificate合格者がUSCPAを受ける場合:FARの一部が楽になるが、AUD・REG・選択科目は新規学習。短縮効果は全体の1割程度
FARの学習量は「USCPA FARの勉強時間と勉強法|450時間の学習ログ公開」で解説しています。
2027年の新リース会計基準で、日本の経理に何が起きるか
日本の新リース会計基準(2027年4月1日以後開始する事業年度から適用、早期適用可)は、借手のすべてのリースをオンバランスする点でIFRS第16号と同内容である。つまり日本基準しか使ってこなかった経理担当者も、IFRSの考え方を前提とした処理を求められる。IFRSの知識が「IFRS適用企業だけの話」ではなくなるのが2027年以降である。
日本の経理に起きる変化を整理します。
| 変化 | 内容 | 求められる知識 |
|---|---|---|
| オペレーティング・リースの区分廃止(借手) | 借手はすべてのリースを使用権資産とリース負債として計上 | 使用権資産の測定、割引率の設定 |
| 契約のリース該当性判定 | 「リースを含むか」の判定が必要 | IFRS 16と同じ判定フロー |
| 開示の増加 | 注記の量が増える | 開示要求の理解 |
| システム・契約管理 | リース契約の網羅的な把握 | 実務の設計 |
出典:企業会計基準委員会の新リース会計基準、アビタスのプレスリリース(2026年6月)。適用時期・経過措置は自社の決算期で確認してください。
この流れは、IFRSを学ぶ動機が「グローバル企業に行きたいから」から「自社の決算で必要だから」に変わることを意味します。
短期で体系的にIFRSを押さえたい人にとって、150〜200時間で終わるIFRS
Certificate試験は目的に対して過不足のない選択肢です。
一方で、転職や職種の変更を目的にするなら、この検定は入口を開けません。ここが選択の分岐点になります。
転職市場ではどう見られる?「検定」の限界と使いどころ
IFRS
Certificate試験(旧IFRS検定)は、求人票の応募条件や歓迎資格に記載されることがほとんどない。評価されるのは「IFRSの知識がある」という事実そのものではなく、連結決算・海外子会社管理・IFRS導入プロジェクトの実務経験であり、検定はその経験を裏づける説明材料として機能する。
| 場面 | USCPAの評価 | IFRS Certificateの評価 |
|---|---|---|
| 監査法人 | 入口になる | ほぼ評価されない(IFRS案件の希望理由としては使える) |
| 事業会社の経理(単体) | 評価される | 限定的 |
| 連結決算・開示 | 評価される | 面接での説明材料として有効 |
| IFRS任意適用企業への転職 | 評価される | 経験とセットなら評価される |
| 外資系企業の経理 | 評価される | 限定的(本社が英国系なら理解される) |
| コンサル・FAS | 評価される | 限定的 |
| 社内異動・アサイン希望 | ― | 有効(「IFRSを学んだ」と示して案件を希望できる) |
| 資格手当 | 支給する企業がある | ほぼない |
出典:転職エージェント各社の公開求人(2026年8月時点)と筆者の経験。
IFRS
Certificateの最大の使いどころは「転職」ではなく「社内」です。
連結や海外子会社管理のチームに移りたい、IFRS導入プロジェクトに入りたいというときに、「学んだ証拠」として上司や人事に示せるのが実務上の価値になります。
USCPAの転職市場での位置づけは「USCPAの転職市場価値|評価される業界・されない業界の実態」で解説しています。
筆者はどう見たか?IFRS対応で必要だったのは基準の暗記ではなかった
筆者は監査法人でIFRS報告パッケージのレビューに関わり、コンサルでは会計基準対応の支援をしてきました。そこで必要だったのは、基準の条文を暗記していることではなく、「どの取引がどの基準に当たるかを判断できること」と「差異を説明できること」でした。IFRS
Certificate試験はこの判断の土台を作る役割を果たします。
現場で詰まるのは「判定」の手前
日本子会社のIFRS報告で実際に詰まった論点を挙げます。
| 詰まった場面 | 必要だったこと |
|---|---|
| 賃貸借契約がリースに当たるか | 契約に「特定された資産」と「使用を支配する権利」があるかの判定 |
| 収益の計上時点が日本基準とずれる | 履行義務の識別と支配の移転時点の理解 |
| 減損の判定結果が日本基準と違う | 割引前将来キャッシュフローを使うか(日本基準)、使わないか(IFRS)の違い |
| 開発費の資産計上 | IFRSでは要件を満たせば資産計上、US GAAPでは原則費用処理 |
いずれも「基準を知っているか」ではなく「基準の考え方の違いを説明できるか」が問われました。
USCPAのFARはUS
GAAPを軸に差異を学ぶため、「IFRSではこう違う」という形で記憶が入っています。
一方、IFRS
Certificateを学んだ人はIFRSを主として理解しているため、IFRSベースの会話では初動が速い。この違いは実務で実感しました。
日系メーカー経理の同僚が検定を選んだ理由
日系メーカーの経理にいる同僚Xが、USCPAではなくIFRS検定(当時の名称)を選んだ経緯を整理します。
| 検討項目 | 同僚Xの判断 |
|---|---|
| 目的 | 転職ではなく、連結決算チームへの異動と海外子会社の管理 |
| USCPAを検討したか | 検討したが、1年以上と70万円は目的に対して重い |
| 選んだ理由 | 日本語・150時間・数万円で、IFRSを体系的に学べる |
| 結果 | 合格後に連結決算チームへ異動。「勉強した証拠」を上司に示せたのが効いた |
| その後 | 2027年のリース基準対応で、社内の説明役を担当 |
同僚Xの言葉で印象に残っているのは、「転職しないなら、資格より『すぐ使える知識』のほうが効く」という整理でした。
逆に、転職や職種変更を考えているなら、この検定だけでは足りません。
IFRSを学ぶための講座の中身と費用は「アビタスIFRS検定講座の評判と費用|受講料と独学との比較」で比較でき、資料請求(無料資料請求)で最新の受講料と試験日程を確認できます。
どちらを選ぶ?タイプ別の判断表
判断軸は「今の職場で使うのか、職場を変えるのか」である。今の職場で使うならIFRS
Certificate、職場を変えるならUSCPA。両方が必要なら、目先の実務をIFRS
Certificateで押さえ、時間ができたらUSCPAに進む順番が現実的である。
| タイプ | 現状 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|---|
| 学生・第二新卒 | 就職前 | USCPA | 入口を開ける資格。検定では新卒の評価につながりにくい |
| 経理1〜3年目 | 単体決算が中心 | IFRS Certificate→USCPA | 目先の実務に効く検定を先に。転職を決めたらUSCPA |
| 連結・開示の担当 | IFRS任意適用企業 | IFRS Certificate | 業務に直結。日本語で短期に体系化できる |
| 2027年のリース基準対応の担当 | 日本基準のみの会社 | IFRS Certificate | IFRS 16と同内容のため、考え方を先に押さえられる |
| 監査法人・コンサルを目指す | 転職したい | USCPA | 求人の入口が開く |
| 外資系経理を目指す | 転職したい | USCPA | US GAAP・英語・資格名の3点で評価される |
| USCPA学習中・合格済み | IFRS案件に関わりたい | IFRS Certificate(任意) | 100時間前後で取れる。必須ではない |
| 時間もお金も限られる | まず何か始めたい | IFRS Certificate | 数万円・3ヵ月で完結する。USCPAの適性判断にもなる |
USCPAとの併用や順番を含めた資格全体の設計は「USCPAダブルライセンス戦略|11資格の追加コストと選び方」で扱っています。
USCPAに進むかを迷っている段階なら、アビタスの無料説明会(アビタスの無料説明会で最新情報を確認する)で自分の学歴での不足単位と出願州を確認し、「1〜2年をかけられるか」を判断材料にしてください。
よくある質問(FAQ)
Q1.
IFRS検定は名前が変わっただけですか?
はい、2026年6月1日の変更は名称の変更です。
新名称は「IFRS
Certificate試験」で、主催のICAEW、日本での運営(アビタス)、試験形式(日本語・120分・選択式60問)、合格基準(正答率60%)、受験料に変更はありません。
履歴書や職務経歴書には取得時期に応じた名称で記載し、面接で聞かれたら名称変更の経緯を説明できるようにしておくと安心です。
Q2.
IFRS Certificate試験は「意味がない」と言われますが本当ですか?
「転職の武器になるか」で見れば、単体では弱いのが事実です。
求人票の応募条件に記載されることはほとんどなく、評価されるのは連結決算・海外子会社管理・IFRS導入の実務経験です。
一方で、社内での異動希望やアサイン獲得、2027年の新リース基準対応のように「今すぐ使う知識」としては費用対効果が高い検定です。
目的を「転職」ではなく「実務」に置けば意味は明確になります。
Q3.
USCPAを持っていればIFRS Certificateは不要ですか?
必須ではありません。
USCPAのFARでUS
GAAPとIFRSの差異を学んでいるため、IFRSの主要論点は把握できています。
ただし、IFRSを主軸で扱う職場(IFRS任意適用企業、英国系グループ)に移る場合は、基準の側から体系化し直す価値があり、USCPA合格者なら100時間前後で取得できます。
Q4. IFRS
Certificate試験の難易度はどのくらいですか?
近年の合格率は70〜80%前後で推移しており、対策すれば届く水準です。
出題は日本語の選択式60問・120分で、正答率60%が合格基準です。
勉強時間は簿記2級程度の知識がある人で150〜200時間、およそ3ヵ月が目安とされています。
ただし出題範囲は40項目前後と広く、「浅く広く」を確実に押さえる必要があります。
Q5.
2027年の新リース会計基準のためにIFRSを学ぶ意味はありますか?
あります。
日本の新リース会計基準は2027年4月1日以後開始する事業年度から適用され、借手のリースをすべてオンバランスする点でIFRS第16号と同内容です。
そのため、IFRS
16の考え方(特定された資産、使用を支配する権利、使用権資産とリース負債)を先に学んでおくと、自社の基準対応がそのまま理解できます。
日本基準しか使っていない会社の経理でも、IFRSの知識が実務に直結する時期に入ります。
Q6.
USCPAとIFRS Certificate、どちらを先に取るべきですか?
転職が目的ならUSCPA、今の職場での実務が目的ならIFRS
Certificateです。
迷う場合は、先にIFRS
Certificateを受けて会計学習の適性と時間の使い方を確かめ、続けられそうならUSCPAに進むという順番も有効です。
数万円・3ヵ月で完結するため、USCPAに1年以上を投じる前の「試走」として使えます。
Q7. IFRS
Certificateは海外でも使えますか?
補助的には使えます。
ICAEWが認定する国際的な証明で、IFRSは140ヵ国以上で採用されているため、IFRS圏の企業や会計事務所で「IFRSを体系的に学んだ証明」として提示できます。
ただし会計士資格ではないため、現地で会計士業務ができるわけではありません。
海外での就職を目指す場合は、資格としてはUSCPAやACCAが比較対象になります(「USCPAとACCAの違い|どちらが日本のキャリアに効くか比較」で整理しています)。
まとめ:職場を変えるならUSCPA、今の職場で使うならIFRS
Certificate
この記事の要点を再掲します。
- IFRS検定は2026年6月1日から「IFRS
Certificate試験」に名称変更。主催(ICAEW)・運営(アビタス)・試験形式・合格基準・受験料に変更はない - USCPAは職業資格(4科目・1,000〜1,500時間・60万〜100万円)、IFRS
Certificateは検定(120分・選択式60問・150〜200時間・受験料4万円台)。学習量も費用も5〜10倍の差 - IFRS
Certificateは日本語・受験資格なし・年3回・オンライン受験可で、合格率は近年70〜80%前後 - 転職市場で求人条件になるのはUSCPA。IFRS
Certificateの使いどころは社内(異動希望・アサイン獲得・基準対応の担当) - 2027年適用の新リース会計基準はIFRS第16号と同内容。日本基準しか使わない会社でもIFRSの考え方が実務に直結する
- USCPA合格者がIFRS
Certificateを取るなら100時間前後。逆方向の短縮効果は1割程度 - 同僚Xの整理どおり、転職しないなら「資格」より「すぐ使える知識」が効く。転職するなら検定だけでは足りない
2つは競合ではなく、解きたい課題が違うだけです。
まずは自分の課題が「今の仕事でIFRSが読めないこと」なのか「今の仕事から移りたいこと」なのかを言葉にして、前者ならIFRS
Certificate、後者ならUSCPAの受験要件を確認するところから始めてみてください。
USCPAおすすめスクール
ランキングTOP3
no.
1
アビタス
総合評価

| 受講料 | 624,800円〜 (実質10万円台) |
| 教材特徴 | 日本語テキスト+英語問題集、図解豊富で初学者OK |
| 講義形式 | 日本語講義、 スモールユニット形式 |
| サポート期間 | 5年間(業界最長) |
| 合格祝い金 | 社会人20万円、 学生15万円 |
| 単位取得 | 簡単(業界最短) |
ポイント
- 日本のUSCPA合格者の
95%がアビタス受講生 - 社会人でも短期合格できるコンパクト教材設計
- 合格お祝い金とリスキリング補助金で
実質10万円台 - AICPA公認の唯一の日本校で
最新試験情報を直接入手 - 5年間サポート期間で安心、
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2
TAC
総合評価

| 受講料 | 400,000円〜485,000円 |
| 教材特徴 | オリジナルテキスト+Becker問題集、ボリュームあり |
| 講義形式 | 正統派黒板スタイル講義 |
| サポート期間 | 3年間 |
| 合格祝い金 | なし |
| 単位取得 | やや困難(時間がかかる) |
ポイント
- 長年の資格試験指導ノウハウを活かした
正統派学習スタイル - Becker問題集が使用可能で
実践的な学習ができる - REG・TCP(税務科目)の評判が特に良好
- 質問回答が迅速で的確なサポート体制
- 教育訓練給付制度対象講座で
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3
CPA会計学院
総合評価

| 受講料 | 396,000円 |
| 教材特徴 | オリジナルテキスト+U World問題集、BARのみ対応 |
| 講義形式 | 日本語講義(会計知識前提) |
| サポート期間 | 2年間(延長可能) |
| 合格祝い金 | 10万円 |
| 単位取得 | やや困難 |
ポイント
- 受講料が比較的安価で費用を抑えて
学習開始可能 - 合格お祝い金10万円でコスト負担を軽減
- リスキリング補助金対象講座で
受講料大幅軽減 - 日本の公認会計士試験指導実績を活かした
会計基礎解説 - 新設校ならではの最新設備と学習環境




