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会計英語のオンライン英会話比較|8社の違いと繁忙期の続け方

この記事でわかること

  • 経理・会計士・USCPAが英語を使う7つの場面と、それぞれに必要なスキル(読む/書く/話す/交渉する)の対応表
  • 会計人がオンライン英会話を選ぶときの5つの判断軸(講師のビジネス経験・教材の持ち込み可否・早朝深夜対応・日本人講師の有無・料金体系)
  • 主要8サービスを会計人視点で並べた比較表(ビジネス特化型・受け放題型・日本人講師型の3タイプ)
  • 繁忙期(4〜5月)に挫折しない受講設計と、受け放題型が経理に不向きになりやすい理由
  • 会計英語の語彙はどこで身につけるか(英会話ではなくUSCPA・IFRS教材が担う役割)
  • 筆者が英語会議で発言できなかった経験と、2年目から英会話を始めた同期の推移

著者情報:しわすゆう|USCPA(米国公認会計士)。大学在学時にアビタスのUSCPA講座を受講しUSCPAを取得。新卒でBIG4監査法人に就職し会計監査を3年経験。現在はコンサル会社に勤務。

最終更新日:2026年8月30日

「会計の英語は勉強したが、会議で話せない」「経理向けのオンライン英会話はどれを選べばいいのか」「繁忙期に続けられるサービスはどれか」と考えている方に向けた記事です。

結論から言うと、会計人がオンライン英会話に求めるべきは「日常会話の練習」ではなく、「数字と根拠を英語で説明する練習」です。

そのため選ぶ基準は、①講師にビジネス経験があるか
②自分の資料(決算数値・報告パッケージ)を持ち込めるか
③早朝・深夜に受けられるか
の3点に集約されます。

そして最も重要なのは、繁忙期に止まらない設計です。経理・監査は4〜5月に業務が集中するため、「毎日受け放題」型のプランは、繁忙期に月額が無駄になりやすいという構造的な相性の悪さがあります。

筆者は監査法人時代、外資系クライアントの電話会議で最初の半年は議事録係に徹していました。資料は読めるのに発言できないという状態は、会計英語の語彙不足ではなく、話す訓練の不足が原因でした。

この記事では、各サービスの公開情報(2026年8月30日確認)をもとに、会計人の視点でサービスを比較し、続けるための設計を整理します。

英語力と年収の関係は「USCPA×英語力で年収を上げる掛け算戦略|4段階と実例」、TOEICとの使い分けは「USCPAとTOEIC|転職に効くのはどっち?4象限で判断する」で扱っています。

会計人が英語を使う場面と、必要なスキルの対応

会計人が英語を使う場面は、読む・書く・話す・交渉するの4段階に分かれる。オンライン英会話が効くのは「話す」以降で、「読む・書く」はUSCPAやIFRSの学習、TOEICの対策で十分に伸びる。つまり英会話に投資すべきなのは、資料は読めるが会議で発言できない段階に来た人である。

場面 必要なスキル 英会話が効くか
英文の財務諸表・報告パッケージを読む 読む 効かない(会計英語の語彙が主)
グループ監査の指示書を読む 読む 効かない
海外子会社へのメール・照会 書く 一部
本社への月次レポーティング(文書) 書く 一部
電話会議での質疑応答 話す 効く
決算数値の説明・差異の説明 話す 効く
監査人・本社との交渉、期限調整 交渉する 効く

「英語ができない」と悩む会計人の多くは、実は読む力は足りています。

足りていないのは、その場で数字を口に出して説明する訓練です。

英語力の4段階と年収の関係は「USCPA×英語力で年収を上げる掛け算戦略|4段階と実例」で整理しています。

会計人がサービスを選ぶ5つの判断軸

一般的なオンライン英会話の比較は「料金」「講師数」「教材数」で並べられるが、会計人が重視すべきはそこではない。①講師にビジネス経験があるか
②自分の資料を持ち込んでレッスンできるか ③早朝・深夜に受けられるか
④日本人講師で理屈を確認できるか
⑤繁忙期に休止・変更できるか、の5軸で判断すべきである。

判断軸 なぜ重要か 確認方法
①講師のビジネス経験 「決算」「監査」「差異分析」の文脈が通じるか 講師の採用基準に職務経験があるか
②教材の持ち込み 自分の報告資料・想定質問で練習できるか 「フリートーク」「教材持ち込み可」の記載
③早朝・深夜対応 経理は日中に時間を取れない。24時間対応か レッスン提供時間
④日本人講師の有無 「なぜこの言い方か」を日本語で確認できる 日本人講師コースの有無
⑤休止・プラン変更 繁忙期(4〜5月)に止められるか 休会制度・最低契約期間

特に②と⑤が、会計人にとっての分かれ目です。

汎用教材で「出張の予約」を練習しても、「なぜ売上原価が前年比8%増えたのかを英語で説明する」練習にはなりません。

自分の決算資料(数値は仮のものに置き換えて)を使い、想定質問に答える練習ができるサービスを選んでください。

主要8サービスを会計人視点で比較する

オンライン英会話は、①ビジネス特化型 ②受け放題型 ③日本人講師型
④コーチング型の4タイプに分かれる。会計人には、話す訓練の質を求めるならビジネス特化型、量をこなすなら受け放題型、理屈を日本語で確認したいなら日本人講師型が向く。料金・プランは改定が頻繁なため、必ず公式サイトで最新情報を確認してほしい。

サービス タイプ 特徴 会計人との相性
Bizmates ビジネス特化 講師全員がビジネス経験者。レベル別カリキュラム ◎(決算・報告の文脈が通じやすい)
レアジョブ英会話 総合(ビジネスコースあり) 実績が豊富。ビジネス専門講師コースがある ○
ネイティブキャンプ 受け放題 予約不要でレッスン回数無制限 △(繁忙期に費用が無駄になりやすい)
DMM英会話 総合 多国籍の講師。24時間対応 ○(時間の自由度が高い)
QQ English 総合 正社員講師・カランメソッド ○(反射的に話す訓練)
ワールドトーク 日本人講師 日本人講師中心。文法・表現を日本語で確認できる ○(初期段階に有効)
Cambly ネイティブ ネイティブ講師。予約不要でも受講可 ○(交渉段階の仕上げ)
コーチング型(PROGRIT・トライズ等) コーチング 学習管理と週次面談。費用は数十万円 △(短期集中したい人向け)

出典:各社の公開情報(2026年8月30日確認)。料金・プラン・講師体制は変更されるため、申込前に公式サイトで確認してください。

段階別におすすめのタイプ

あなたの段階 向くタイプ 理由
資料は読めるが話したことがない 日本人講師型→ビジネス特化型 まず日本語で言い方を確認し、その後に実戦
会議で聞き取れるが発言できない ビジネス特化型 想定質問への回答を反復する
発言はできるが議論に入れない ネイティブ・受け放題型 量を確保して反射速度を上げる
交渉・折衝の場面がある ネイティブ型+コーチング 表現の精度を上げる
3ヵ月後に駐在・面接がある コーチング型 短期集中。費用は高い

まずは複数社の無料体験を受けて、「決算」「監査」「差異」といった単語が通じるかを確認するのが確実です。

繁忙期に挫折しない受講設計

経理・監査の英語学習が続かない最大の理由は、4〜5月の繁忙期にレッスンが止まり、そのまま再開しないことである。対策は、①繁忙期は週1回・25分に落とす前提でプランを選ぶ
②受け放題型ではなく回数制または休会制度のあるサービスを選ぶ
③繁忙期前に「戻る日」を決めておく、の3点である。

月 経理・監査の状況 推奨する受講量
1〜3月 決算準備。徐々に忙しくなる 週2〜3回
4〜5月 繁忙期。残業が集中 週0〜1回(休会も可)
6〜7月 落ち着く。株主総会後 週3〜4回(取り戻す時期)
8〜9月 比較的余裕がある 週3〜4回
10〜12月 中間決算・年末 週2〜3回

受け放題型のプランは、この波と相性が悪くなります。

月額6,000〜7,000円台で「毎日受け放題」でも、繁忙期に月2回しか受けなければ1回あたり3,000円台になり、回数制より割高です。

プランの型 繁忙期の扱い 会計人との相性
受け放題型 受けなくても定額 △
回数制(月8回・16回等) 消化できないと繰り越し不可の場合も ○
ポイント制 使った分だけ消費 ◎
休会制度あり 1〜3ヵ月休める ◎

契約前に、「休会できるか」「最低契約期間があるか」を必ず確認してください。

監査法人の繁忙期の実態は「監査法人は激務?繁忙期の実態と年間の残業時間を実体験で解説」で扱っています。

会計英語の語彙はどこで身につけるか

オンライン英会話は「話す訓練」の場であり、会計英語の語彙を体系的に学ぶ場ではない。講師はビジネス経験者であっても会計の専門家ではないため、「減価償却の定率法」「繰延税金資産の回収可能性」といった用語の正確さは期待できない。語彙はUSCPA・IFRS系の教材や英文の財務諸表で身につけ、英会話ではそれを口に出す練習をするという役割分担が効率的である。

目的 適した手段
会計用語の英語を覚える USCPAの教材、英文財務諸表、会計英単語集
会計基準の考え方を英語で理解する USCPA(FAR・BAR)、IFRS Certificate
読解速度を上げる TOEIC、英文の開示資料
口に出して説明する オンライン英会話
発音・イントネーション オンライン英会話、コーチング
会議での立ち回り 実務(英語案件への手挙げ)

「英会話を始めれば会計英語ができるようになる」という順序では効率が悪いというのが実感です。

語彙と基準の理解を先に作り、英会話では「自分の言葉で説明する」訓練に集中するのが、時間対効果が高くなります。

USCPAの学習で会計英語がどこまで身につくかは、アビタスの無料説明会(アビタスの無料説明会で最新情報を確認する)で教材のサンプルを見ると具体的に判断できます。

会計英語の基礎は「英文会計入門|USCPAの前に押さえる5つの土台と学習順序」でも扱う予定です。

筆者はどう失敗したか|読めるのに話せなかった半年

筆者は監査法人3年目に外資系クライアントを担当し、海外チームとの電話会議に参加しました。USCPAで学んだ知識があるので資料は読めるのに、会議では一言も発言できず、最初の半年は議事録係に徹していました。

何ができて、何ができなかったか

項目 できたこと できなかったこと
英文の報告パッケージ 読めた ―
事前準備した説明 読み上げられた ―
想定外の質問への回答 ― 即答できなかった
会議中の割り込み ― タイミングが取れなかった
議論の流れの把握 半分程度 話題が飛ぶとついていけない

転機になったのは「事前に想定質問と回答を用意する」という当たり前の準備でした。

会議の前に、先方が聞きそうな3つの質問を英語で書き、口に出して練習する。これを続けるうちに、想定外の質問にも似た型で答えられるようになりました。

オンライン英会話が効くのは、まさにこの「口に出して練習する」部分です。一人で練習するより、聞き手がいるほうが確実に続きます。

2年目から英会話を始めた同期Hの推移

同期Hは、USCPA合格時のTOEICが600点台でしたが、2年目から英会話を始めました。

時期 行動 結果
2年目 オンライン英会話を週3回開始+英語案件を希望 外資系クライアントのサブに
2年目の繁忙期 4〜5月は休会 6月から再開できた
3年目 会議での発言が増える。TOEIC800点台に 英語案件のメイン担当
4年目 日系グローバル企業の本社経理へ転職 年収が約150万円増

同期Hが続けられた理由は、「繁忙期に止めることを最初から決めていた」ことでした。

止まることを前提に設計すると、再開できます。「毎日やる」と決めた人ほど、4月に一度止まってそのまま辞めていました。

無料体験は複数社で受けられるので、繁忙期の休会制度まで含めて確認してから決めてください。

よくある質問(FAQ)

Q1.
会計人におすすめのオンライン英会話はどれですか?

講師にビジネス経験があるサービスが第一候補です。

「決算」「監査」「差異分析」といった文脈が通じるかどうかで、レッスンの密度が変わります。ビジネス特化型のサービスは講師の採用基準に職務経験を含めていることが多く、相性が良い傾向があります。

ただし、サービスの合う合わないは講師との相性が大きいため、複数社の無料体験で「自分の仕事の話が通じるか」を確認してください。

Q2.
受け放題プランは経理に向いていますか?

繁忙期がある職種には向きにくいです。

4〜5月に受講が止まると、月額に対して1回あたりの単価が跳ね上がります。回数制・ポイント制、または休会制度のあるサービスのほうが、年間で見た費用対効果は高くなります。

Q3.
TOEICと英会話、どちらを先にやるべきですか?

目的によります。

書類選考を通すことが目的ならTOEIC、実務で会議に参加することが目的なら英会話です。

会計人の多くは「読めるが話せない」状態なので、TOEICで700点台に届いているなら英会話に移るのが合理的です。

詳細は「USCPAとTOEIC|転職に効くのはどっち?4象限で判断する」で整理しています。

Q4.
会計の専門用語は英会話の講師に通じますか?

基本的な用語は通じますが、専門的な論点は期待しないでください。

講師はビジネス経験者であっても会計の専門家ではないため、「繰延税金資産の回収可能性」のような論点の正確さは求められません。

用語と基準はUSCPA・IFRSの教材で学び、英会話では説明の練習をするという役割分担が効率的です。

Q5.
週何回受ければ効果が出ますか?

週2〜3回・25分が現実的な下限です。

週1回では前回の内容を忘れやすく、毎日は繁忙期に破綻します。

年間で見て「閑散期は週3〜4回、繁忙期は週0〜1回」という波を作れるプランを選ぶと、平均で週2〜3回に落ち着きます。

Q6.
費用はどれくらい見ておけばよいですか?

月額6,000円台〜15,000円前後が一般的な水準で、コーチング型は数十万円規模になります。

会計人が優先すべきは「安さ」ではなく「休めること」と「講師の質」です。

年間の総額で比較し、繁忙期の2ヵ月を休会した場合の実質負担も計算してみてください。料金は改定されるため、必ず公式サイトで確認してください。

Q7.
英会話をやれば海外駐在や外資系に行けますか?

英会話だけでは足りません。

外資系や駐在の求人で見られるのは、英語力と会計の専門性、そして「英語で会計の実務を回した経験」です。

筆者の経験でも、効いたのは英会話そのものより「英語案件を希望すると口に出したこと」でした。学習と並行して、実務で英語に触れる機会を取りにいってください。

まとめ:選ぶ基準は「講師の経験」と「休めること」

この記事の要点を再掲します。

  • 会計人に必要なのは日常会話ではなく、数字と根拠を英語で説明する訓練。英会話が効くのは「話す」以降の段階
  • 選ぶ判断軸は5つ。①講師のビジネス経験
    ②教材(自分の資料)の持ち込み ③早朝・深夜対応 ④日本人講師の有無
    ⑤休止・プラン変更
  • サービスはビジネス特化型・受け放題型・日本人講師型・コーチング型の4タイプ。段階に応じて選ぶ
  • 受け放題型は繁忙期のある経理・監査と相性が悪い。回数制・ポイント制・休会制度のあるサービスが向く
  • 受講設計は「閑散期に週3〜4回、繁忙期(4〜5月)は週0〜1回」。止まることを前提に設計すると再開できる
  • 会計英語の語彙はUSCPA・IFRSの教材で、話す訓練は英会話でという役割分担が効率的
  • 筆者は資料が読めても会議で発言できず半年を費やした。効いたのは事前に想定質問と回答を用意し、口に出す練習

英会話は「始めること」より「繁忙期に止めても再開できること」で成否が決まります。

まずは無料体験を2〜3社受けて、自分の仕事の話が通じるかと、休会制度の有無を確認するところから始めてみてください。

USCPAおすすめスクール
ランキングTOP3

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アビタス

総合評価

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受講料624,800円〜
(実質10万円台)
教材特徴日本語テキスト+英語問題集、図解豊富で初学者OK
講義形式日本語講義、
スモールユニット形式
サポート期間5年間(業界最長)
合格祝い金社会人20万円、
学生15万円
単位取得簡単(業界最短)

ポイント

  • 日本のUSCPA合格者の
    95%がアビタス受講生
  • 社会人でも短期合格できるコンパクト教材設計
  • 合格お祝い金とリスキリング補助金で
    実質10万円台
  • AICPA公認の唯一の日本校で
    最新試験情報を直接入手
  • 5年間サポート期間で安心、
    USCPA+プログラムで合格後もサポート

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TAC

総合評価

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受講料400,000円〜485,000円
教材特徴オリジナルテキスト+Becker問題集、ボリュームあり
講義形式正統派黒板スタイル講義
サポート期間3年間
合格祝い金なし
単位取得やや困難(時間がかかる)

ポイント

  • 長年の資格試験指導ノウハウを活かした
    正統派学習スタイル
  • Becker問題集が使用可能で
    実践的な学習ができる
  • REG・TCP(税務科目)の評判が特に良好
  • 質問回答が迅速で的確なサポート体制
  • 教育訓練給付制度対象講座で
    受講料の一部支給

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CPA会計学院

総合評価

2.8
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受講料396,000円
教材特徴オリジナルテキスト+U World問題集、BARのみ対応
講義形式日本語講義(会計知識前提)
サポート期間2年間(延長可能)
合格祝い金10万円
単位取得やや困難

ポイント

  • 受講料が比較的安価で費用を抑えて
    学習開始可能
  • 合格お祝い金10万円でコスト負担を軽減
  • リスキリング補助金対象講座で
    受講料大幅軽減
  • 日本の公認会計士試験指導実績を活かした
    会計基礎解説
  • 新設校ならではの最新設備と学習環境

PR USCPA/米国公認会計士 国際資格 アビタス
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