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USCPAとCISA比較|難易度・費用・年収とISCとの相性

この記事でわかること

  • USCPA(米国公認会計士)とCISA(公認情報システム監査人)の性格の違い(会計・監査の資格vsIT監査・情報セキュリティの資格)と、試験制度・合格率・勉強時間・費用・実務経験要件・維持の一覧比較
  • CISAの試験の中身(5ドメイン・150問・4時間・日本語可・450点合格)と、USCPAの選択科目ISC(情報システムと統制)との重なり、ISC選択者がCISAをどれだけ短縮できるか
  • 年収とキャリアの違い(USCPAは会計職の入口、CISAはIT監査・システム監査・セキュリティガバナンスの入口)と、両方持つと開く職種(IT監査マネージャー・内部監査のIT領域・SOC業務・コンサル)
  • 目的別にどちらを先に取るべきか(会計職/IT監査職/エンジニア出身/内部監査)と、両方持つときの順番・合計コスト
  • SIer出身の同僚C(USCPA・ISC選択→CISA)の実例と、選び方の判断表

著者情報:しわすゆう|USCPA(米国公認会計士)。大学在学時にアビタスのUSCPA講座を受講しUSCPAを取得。新卒でBIG4監査法人に就職し会計監査を3年経験。現在はコンサル会社に勤務。

最終更新日:2026年8月30日

「USCPAとCISA、どちらを取るべき?」「IT監査に行くならCISAだけでいい?」「USCPAのISCを選ぶとCISAは楽になる?」と検索している方に向けて、USCPAとCISA(公認情報システム監査人)を比較した記事です。

結論から言うと、USCPAは「会計・監査・英語」で監査法人・外資系・経理財務の入口を開く資格(1,200〜1,500時間・100〜130万円)、CISAは「IT監査・情報セキュリティ・ITガバナンス」でIT監査人・システム監査・セキュリティガバナンスの入口を開く資格(200〜300時間・受験料575〜760ドル+予備校で20〜40万円)で、会計職ならUSCPA、IT監査職ならCISA、両方持つなら「USCPAでISCを選択→CISA」の順番が最も重なりが大きく、IT監査・内部監査のIT領域・SOC業務で「会計もITも見られる人」として評価されます。

USCPAとCISAは、2024年からUSCPAに選択科目ISC(情報システムと統制)が加わったことで接点が増え、ISCとCISAの出題範囲は大きく重なります。

筆者はUSCPAを持ちCISAは取っていませんが、コンサルでIT監査・内部統制の案件に関わり、SIer出身の同僚CはUSCPA(ISC選択)の後にCISAを取得してIT監査の案件をリードしています。

この記事では、AICPA・ISACAの試験情報、各予備校の公開データ、転職エージェント各社の求人、筆者と同僚の実例を一次情報に、両資格の違い、ISCとの重なり、年収とキャリア、選び方、実例を解説します。

ISCの頻出論点は「USCPA ISC頻出論点|3領域の配点と最初に固める論点」、エンジニアのUSCPAは「理系・エンジニアにUSCPAは有利?ISC新設で広がるキャリア」で扱っているので、本記事は「USCPAとCISAの比較と組み合わせ方」に絞ります。

USCPAとCISAは何が違う?資格の性格と試験制度の比較

USCPAは米国各州が認定する会計士資格で、財務会計・監査・税法・選択科目の4科目を英語で受験し、会計・監査の専門性と英語力を証明する。CISAはISACA(情報システムコントロール協会)が認定する情報システム監査の国際資格で、5ドメイン(情報システム監査プロセス/ITガバナンスと管理/情報システムの取得・開発・実装/運用とビジネスレジリエンス/情報資産の保護)を1回の試験(150問・4時間・日本語可)で受験し、IT監査・セキュリティ・ITガバナンスの知識を証明する。どちらも独占業務はなく、USCPAは「会計×英語」、CISAは「IT×監査」と証明する専門性が違う。

項目 USCPA(米国公認会計士) CISA(公認情報システム監査人)
認定 米国各州の会計委員会(試験はAICPA) ISACA(本部米国。日本は東京・大阪・名古屋・福岡支部)
資格の性格 会計・監査・税務の専門資格 IT監査・情報セキュリティ・ITガバナンスの国際資格
試験 FAR・AUD・REG+選択1科目(BAR/ISC/TCP)の4科目、各4時間 1試験(5ドメイン)、150問、4時間
試験言語 英語 日本語で受験可
受験時期 通年(選択科目は1・4・7・10月) 通年(CBT)
合格基準 各科目75点(スケールスコア) 450点以上(200〜800点のスケールスコア)
合格率 科目ごとに42〜80%(2025年) 非公表。予備校・受験者の集計では45〜60%程度といわれる
勉強時間 1,200〜1,500時間 200〜300時間(IT・監査経験者は150〜200時間)
費用 100〜130万円(予備校・受験料・出願費) 受験料575ドル(ISACA会員)/760ドル(非会員)+認定申請50ドル+予備校10〜30万円で20〜40万円程度
実務経験要件 ライセンスに1〜2年(州による)。試験合格は経験不要 認定に情報システム監査・コントロール・セキュリティ分野で原則5年(学歴・他資格で最大3年免除)。試験合格後5年以内に申請
維持 ライセンスはCPEと更新料 年20時間以上・3年で120時間のCPE、年間維持費(45ドル程度)+会員なら年会費
独占業務 なし なし
効く領域 監査法人、外資系・グローバル企業の経理財務、海外 IT監査、システム監査、内部監査のIT領域、SOC業務、セキュリティガバナンス、ITコンサル

出典:AICPA、ISACA「CISA
Exam」・認定要件、ISACA東京支部、各予備校の公開データ(2026年8月時点)。受験料・要件は変更されるため、受験前に公式で確認してください。

USCPAは「4科目を英語で1,200時間」、CISAは「1試験を日本語で200〜300時間」だが、CISAは認定に5年の実務経験が要るという違いが、まず押さえる点です。

USCPAの難易度は「USCPAの難易度を偏差値・他資格で例えると」、勉強時間は「USCPA合格に必要な勉強時間と効率的な勉強法|科目別の目安」で扱っています。

CISAの5ドメインと配点

ドメイン 内容 配点の目安
1. 情報システム監査プロセス 監査計画・実施・報告、リスクベース監査、証拠、サンプリング 18%
2. ITのガバナンスと管理 IT戦略、組織、リスク管理、ポリシー、外部委託、BCP 18%
3. 情報システムの取得・開発・実装 プロジェクト管理、開発手法、テスト、移行、変更管理 12%
4. 情報システムの運用とビジネスレジリエンス 運用管理、インシデント、バックアップ、DR、データベース 26%
5. 情報資産の保護 セキュリティの枠組み、アクセス管理、暗号化、ネットワーク、物理セキュリティ、プライバシー 26%

出典:ISACA「CISA Exam Content
Outline」(2024年改訂版)。配点は概要で、最新のアウトラインで確認してください。

USCPAのISCとCISAはどれだけ重なる?ISC選択者の短縮効果

USCPAの選択科目ISC(情報システムと統制)は、情報システムとデータ管理・セキュリティ・機密性・プライバシー・SOC業務の3領域で、CISAの5ドメインのうちドメイン2(ITガバナンス)・3(取得・開発・実装)・4(運用)・5(情報資産の保護)と大きく重なる。ISCを選択したUSCPA保持者は、CISAの勉強時間を一般の200〜300時間から120〜180時間に短縮でき、逆にCISA保持者はISCの学習を100〜150時間に短縮できる。重ならないのは、CISAのドメイン1(情報システム監査プロセス)の監査実務と、ISCのSOC報告書の会計士側の論点である。

CISAのドメイン USCPA ISCとの重なり ISC選択者の学習負荷
1. 情報システム監査プロセス AUDの監査プロセスと考え方は共通だが、IT監査特有の手続(CAAT・ログレビュー等)は新規 中
2. ITのガバナンスと管理 ISC Area Iのシステム・変更管理・可用性、Area
IIのフレームワーク(COBIT・NIST・ISO 27001)と重なる
低
3. 取得・開発・実装 ISC Area IのSDLC・変更管理と重なる 低
4. 運用とビジネスレジリエンス ISC Area Iの可用性(RTO/RPO・BCP/DR)・データ管理と重なる 低
5. 情報資産の保護 ISC Area
IIのセキュリティ・暗号化・アクセス管理・プライバシーと重なる
低
方向 一般の勉強時間 保持者の勉強時間 短縮の理由
ISC選択のUSCPA→CISA 200〜300時間 120〜180時間 ドメイン2〜5がISCの復習になる。ドメイン1の監査実務とCISA特有の「監査人ならどう判断するか」の型を練習
CISA→USCPA(ISC選択) ISC 200〜250時間 100〜150時間 ISCの3領域のうちセキュリティ・システム管理はCISAの知識。SOC報告書(会計士側)と英語の用語は新規

USCPAでISCを選ぶ人は、CISAを「ISCの延長で取れる資格」として計画に入れると、2つの資格を最小の追加コストで揃えられます。

ISCの論点は「USCPA ISC頻出論点|3領域の配点と最初に固める論点」、選択科目の選び方は「選択科目はどれ?BAR・ISC・TCPの選び方」で扱っています。

年収とキャリアはどう違う?求人の入口と両方持つと開く職種

年収とキャリアは、USCPAが監査法人(450〜550万円スタート)・外資系経理財務(600〜1,200万円)・海外の入口、CISAがIT監査(500〜800万円)・システム監査・内部監査のIT領域・セキュリティガバナンス(700〜1,200万円)・ITコンサル(600〜1,500万円)の入口として効く。両方持つと、IT監査マネージャー、内部監査のIT領域責任者、SOC業務(監査法人・コンサル)、IT統制コンサルで「会計もITも見られる人」として年収の上限が上がり、監査法人のIT監査部門や内部監査室長の要件を満たしやすい。

項目 USCPA CISA
主な就職・転職先 監査法人(財務諸表監査)、外資系・グローバル企業の経理財務、コンサル・FAS、海外 監査法人のIT監査部門、事業会社の内部監査(IT領域)、セキュリティガバナンス、ITコンサル、SOC業務
求人の入口 会計職全般で「歓迎」〜「必須」 IT監査・システム監査の求人で「歓迎」〜「必須」
年収レンジ(20代後半〜30代前半) 450〜900万円 500〜900万円
年収レンジ(30代後半〜40代) 800〜1,500万円 800〜1,500万円(IT監査マネージャー・セキュリティ責任者)
求人数 多い(会計職全体) IT監査・セキュリティに限られるが、需要は増加
海外 相互承認・英語で通用 国際資格として海外のIT監査で通用
独立 会計コンサル・経理支援 IT監査・セキュリティ評価のコンサル

出典:転職エージェント各社の求人(2026年8月時点)、筆者と同僚の実例。年収は企業規模・業種・経験で変動します。

両方持つと開く職種

職種 仕事の中身 USCPAだけ CISAだけ USCPA×CISA
監査法人のIT監査(IT統制評価) 財務諸表監査の一環でITGC・アプリケーション統制を評価 財務監査側から関与 IT監査側から関与 IT監査と財務監査をつなぐリード役
内部監査のIT領域 事業会社の内部監査でシステム・セキュリティを監査 会計監査中心 IT監査中心 内部監査室のIT領域責任者、室長候補
SOC業務(SOC1・SOC2) 受託会社の統制を評価し報告書を作る 会計士として関与(SOC1) IT統制の評価者(SOC2) SOC1・SOC2の両方をリード
IT統制・セキュリティコンサル J-SOX/US-SOXのIT統制、セキュリティガバナンスの構築 内部統制の会計側 IT側 会計とITの両面から設計
会計システム導入(ERP) 会計要件とシステム統制の両方を設計 会計要件 システム統制 会計要件とシステム統制の翻訳役

USCPA×CISAが最も効くのは「財務監査とIT監査の境界」と「SOC業務」で、ISCの新設でこの領域を担える人材の需要は増えています。

年収の全体像は「USCPAの年収はいくら?日本・米国の相場と筆者の推移を公開」、内部監査のキャリアは「内部監査のキャリアパス|CIA×USCPAで広がる年収と転職先」で扱っています。

目的別にどちらを先に取る?判断表と両方持つときの順番・合計コスト

先に取るべき資格は、会計職(監査法人・経理財務・外資系)ならUSCPA、IT監査・システム監査・セキュリティガバナンスならCISA、エンジニア出身で会計に広げたいならUSCPA(ISC選択)、内部監査にいてIT領域を担いたいならCISAである。両方持つなら「USCPA(ISC選択)→CISA」の順番が重なりを最大化し、合計1,350〜1,700時間・120〜170万円で揃う。CISAの認定には5年の実務経験(免除で最短2年)が要るため、試験に先に合格して経験を積む形になる。

目的 先に取る資格 理由
監査法人(財務諸表監査)に入る USCPA 採用要件は公認会計士・USCPA
外資系・グローバル企業の経理財務 USCPA 会計×英語が評価軸
監査法人のIT監査部門・IT統制コンサル CISA(または両方) IT監査の要件はCISA。USCPAがあると財務監査との接続で優位
事業会社のIT監査・システム監査 CISA IT監査の求人で「歓迎」〜「必須」
内部監査のIT領域 CISA(CIAとの組み合わせも) 内部監査部門のIT監査担当
エンジニア出身で会計に広げたい USCPA(ISC選択) ISCでIT経験が活き、会計の体系を得る。CISAは後から短縮で
セキュリティガバナンス・CISO補佐 CISA(CISMも視野) ISACAのセキュリティ系資格が直結
海外で働く USCPA 相互承認と英語
短期間・低コストで1つ取りたい CISA 200〜300時間・20〜40万円(ただし認定は経験要件次第)

両方持つときの順番

順番 メリット デメリット 向く人
USCPA(ISC選択)→CISA(標準) ISCの学習がCISAの4ドメインの下地になり、CISAを120〜180時間で取れる。会計職の入口を先に確保 CISAの認定は実務経験5年(免除で短縮)が必要 会計のキャリアからIT監査に広げる人
CISA→USCPA(ISC選択) IT監査の実務の上に会計・英語を積む。ISCは100〜150時間に短縮 USCPAの他3科目(FAR・AUD・REG)は短縮されない IT監査にいて会計・海外を足したい人
同時 ― USCPAが長期戦のため両方が中途半端に おすすめしない

合計コストの試算

項目 USCPA(ISC選択) CISA(ISC選択者) 合計
勉強時間 1,200〜1,500時間 120〜180時間 1,350〜1,700時間
期間 1.5〜2年 3〜6ヵ月(試験)+実務経験 2〜2.5年(試験まで)
費用 100〜130万円 20〜40万円 120〜170万円
実務経験要件 ライセンスに1〜2年 認定に原則5年(学歴・他資格で最大3年免除) IT監査・内部統制の実務で両方を満たしやすい

CIAとの比較は「USCPAとCIAどっち?難易度・費用・年収・キャリアを比較」、ダブルライセンスの全体像は「USCPAダブルライセンス戦略|11資格の追加コストと選び方」で扱っています。

同僚Cの実例|SIer出身、USCPA(ISC選択)→CISAでIT監査のリードへ

コンサルの同僚C(33歳でSIerからコンサルへ転職、ERP会計モジュール開発8年)は、USCPAをISC選択で取得(ISCは約120時間)し、その1年後にCISAを約150時間で取得した。現在はIT統制・SOC業務・ERP導入の案件で「会計要件とシステム統制の翻訳役」としてリードを担い、年収は転職時から約3割増になった。「ISCで会計士の言葉を覚え、CISAでIT監査人の型を覚えた。2つ揃って、財務監査チームともIT部門とも同じ言葉で話せるようになった」と振り返っている。

時期 出来事 ポイント
SIer(〜33歳) ERP会計モジュールの開発8年 「作る技術」はあるが、会計と監査の言葉は知らなかった
コンサル転職(33歳) 会計システム導入・内部統制の案件へ。USCPAの学習を開始(選択科目はISC) ISC Area I(システム・変更管理・可用性)はほぼ復習、Area
III(SOC)は会計士の言葉で覚え直し
USCPA合格(35歳) 全科目合格。ISCは約120時間 「システムが正しく動くこと」から「正しく動いていると第三者に説明できること」へ視点が変わった
CISA合格(36歳) ISCの知識でドメイン2〜5は復習、ドメイン1のIT監査手続と「監査人ならどう判断するか」の型を練習。約150時間 「ISCがなければ300時間かかっていた」。認定はSIer時代の経験の一部とコンサルの実務で要件を充足
現在(37歳〜) IT統制・SOC1/SOC2・ERP導入の案件でリード。年収は転職時から約3割増 「財務監査チームにはUSCPAで、IT部門にはCISAで信頼された」

Cの言葉で印象に残っているのは、「USCPAのISCはCISAへの一番安い橋で、ISCを選んだ時点でCISAは半分取れたようなものだった」という一言です。

エンジニアのUSCPAは「理系・エンジニアにUSCPAは有利?ISC新設で広がるキャリア」、コンサルへの転職は「USCPAでコンサルに転職|監査法人3年から移った筆者の体験談」で扱っています。

選び方の判断表

状況 おすすめ 理由
会計職で、ITにも関心がある USCPA(ISC選択)→CISA ISCの延長でCISAを短縮
IT監査職を目指す(会計は不要) CISA 200〜300時間で入口。USCPAは後から
エンジニア出身で会計に広げたい USCPA(ISC選択) ISCでIT経験が活きる。CISAは1年後に
内部監査でIT領域を担う CISA(+CIA) 内部監査のIT監査担当の要件
監査法人でIT監査部門を目指す USCPA+CISA 財務監査とIT監査の接続でリード役に
会計の実務が中心で、ITは他に任せる USCPA(BAR/TCP選択) CISAの費用対効果は低い

USCPAとCISAを迷ったら、「会計職かIT監査職か」と「ISCを選ぶか」で決める

USCPAとCISAは、会計とIT監査という隣り合う領域の資格で、USCPAの選択科目ISCが2つをつなぐ橋になっています。

迷っている人は、5年後に「会計の専門家」でいたいか「IT監査・セキュリティの専門家」でいたいかで先に取る資格を決め、両方を視野に入れるならUSCPAでISCを選択してCISAを120〜180時間で足す順番が、費用対効果で最も優れます。

ダブルライセンスの全体像は「USCPAダブルライセンス戦略|11資格の追加コストと選び方」、USCPAの適性は「USCPAに向いてる人・向いていない人|7つの判断軸で自己診断」で扱っています。

USCPAから始める場合、予備校の説明会で「ISCの教材とサポートの厚さ」「合格者のIT監査・内部監査への転職実績」「CISAとの組み合わせの相談」を聞いておくと、選択科目の決定とCISAまでの計画が立てやすくなります。アビタスの無料説明会では、USCPAの選択科目とCISA講座の両方について個別に相談できます。

予備校を比較してから決めたい方は「USCPA予備校おすすめ比較|費用・教材・サポートで選ぶ3校」に進んでください。

よくある質問(FAQ)

Q1.
USCPAとCISAはどちらが難しいですか?

勉強時間と費用ではCISA(200〜300時間・20〜40万円)がUSCPA(1,200〜1,500時間・100〜130万円)より軽く、日本語で受験できます。

ただしCISAの合格率は非公表で予備校の集計では45〜60%程度とされ、受験者の多くが実務経験者のため「簡単」ではなく、認定には5年(免除で最短2年)の実務経験が要ります。

USCPAは量と英語、CISAは実務経験要件と独特の判断問題、という難しさの違いです。

Q2.
USCPAのISCを選ぶとCISAは楽になりますか?

楽になります。

ISCの3領域(情報システムとデータ管理/セキュリティ・機密性・プライバシー/SOC業務)は、CISAの5ドメインのうちドメイン2〜5と大きく重なり、ISC選択者はCISAを一般の200〜300時間から120〜180時間に短縮できます。

重ならないのはCISAのドメイン1(IT監査の手続)と「監査人ならどう判断するか」の型なので、そこに時間を集中してください。

同僚Cは「ISCがなければ300時間かかっていた」と話しています。

Q3.
CISAの実務経験要件はどう満たしますか?

認定には情報システム監査・コントロール・セキュリティ分野で原則5年の実務経験が必要で、学歴(学士で1年、修士で2年等)や他資格で最大3年まで免除され、最短2年で認定できます。

試験は経験要件を満たす前に受けられ、合格後5年以内に申請すればよいので、先に合格して実務を積む順番が一般的です。

監査法人のIT監査、事業会社の内部監査(IT領域)、IT統制コンサル、システム開発・運用の一部が対象になります。

要件の詳細はISACAの最新情報で確認してください。

Q4.
CISAは会計職の転職で評価されますか?

会計職(経理財務・財務諸表監査)の求人では補足程度で、USCPA・公認会計士が評価軸です。

一方、監査法人のIT監査部門、内部監査のIT領域、SOC業務、IT統制コンサルではCISAが「歓迎」〜「必須」になり、USCPAと組み合わせると「会計もITも見られる人」として年収の上限が上がります。

会計職に留まるならUSCPAだけで十分、IT監査・内部統制に広げるならCISAを足す価値があります。

Q5.
CISAの維持費はどのくらいですか?

年20時間以上・3年で120時間のCPE(継続教育)と、年間の維持費(45ドル程度)が必要で、ISACA会員なら年会費(国際135〜145ドル+支部会費)が別途かかります。

USCPAのライセンス維持(CPEと更新料)と合わせると、2つの資格で年間数万円〜10万円台の費用と、CPEの時間管理が必要です。

会社がCPE費用を負担するかは法人・企業によるので、確認してください。

USCPAの維持費は「USCPAの維持費|ライセンス更新・CPE・年会費の実額を公開」で扱っています。

Q6.
CIAとCISA、内部監査ならどちらが先ですか?

内部監査部門の一般的な業務(業務監査・J-SOX・海外子会社)ならCIA、IT監査を専門にするならCISAが先です。

内部監査でIT領域を担う人はCISA→CIA、業務監査中心の人はCIA→CISAの順で、USCPA×CIA×CISAは内部監査で最も強い組み合わせの1つになります。

CIAとの比較は「USCPAとCIAどっち?難易度・費用・年収・キャリアを比較」で扱っています。

Q7.
エンジニア出身ならUSCPAとCISAどちらが先ですか?

会計に広げたいならUSCPA(ISC選択)が先、IT監査・セキュリティに特化するならCISAが先です。

同僚CはSIer出身でUSCPA(ISC選択)を先に取り、会計の体系と「会計士の言葉」を得てから、CISAをISCの延長で約150時間で取りました。

エンジニアの経験はISCとCISAの両方で活き、USCPAの他3科目(FAR・AUD・REG)が新規学習の中心になります。

エンジニアのUSCPAは「理系・エンジニアにUSCPAは有利?ISC新設で広がるキャリア」で扱っています。

まとめ:USCPAは「会計職の入口」、CISAは「IT監査職の入口」、ISCが2つをつなぐ橋

この記事の要点を再掲します。

  • USCPAは会計・監査・税務の資格(英語・4科目・1,200〜1,500時間・100〜130万円)、CISAはIT監査・セキュリティ・ITガバナンスの国際資格(日本語可・1試験150問・200〜300時間・20〜40万円、認定に実務経験5年、免除で最短2年)
  • USCPAのISCとCISAのドメイン2〜5は大きく重なり、ISC選択者はCISAを120〜180時間に短縮できる。逆方向はISCを100〜150時間に短縮
  • 年収はUSCPAが会計職の入口、CISAがIT監査・セキュリティの入口。両方持つと監査法人のIT監査・内部監査のIT領域・SOC業務・IT統制コンサルで上限が上がる
  • 選び方は会計職ならUSCPA、IT監査職ならCISA、エンジニア出身で会計に広げるならUSCPA(ISC選択)。両方ならUSCPA(ISC選択)→CISA、合計1,350〜1,700時間・120〜170万円
  • 同僚CはSIer→USCPA(ISC約120時間)→CISA約150時間→IT統制・SOC業務のリード、年収約3割増。「ISCはCISAへの一番安い橋」

USCPAとCISAは、どちらが上かではなく、「会計」と「IT監査」のどちらから入るかで選ぶ資格で、ISCを選べば2つ目の資格の距離は一気に縮まります。

まずは5年後にどちらの専門家でいたいかを決め、USCPAを選ぶなら選択科目をISCにするかどうかから考えてみてください。

USCPAおすすめスクール
ランキングTOP3

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アビタス

総合評価

4.7
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受講料624,800円〜
(実質10万円台)
教材特徴日本語テキスト+英語問題集、図解豊富で初学者OK
講義形式日本語講義、
スモールユニット形式
サポート期間5年間(業界最長)
合格祝い金社会人20万円、
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単位取得簡単(業界最短)

ポイント

  • 日本のUSCPA合格者の
    95%がアビタス受講生
  • 社会人でも短期合格できるコンパクト教材設計
  • 合格お祝い金とリスキリング補助金で
    実質10万円台
  • AICPA公認の唯一の日本校で
    最新試験情報を直接入手
  • 5年間サポート期間で安心、
    USCPA+プログラムで合格後もサポート

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TAC

総合評価

3.5
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受講料400,000円〜485,000円
教材特徴オリジナルテキスト+Becker問題集、ボリュームあり
講義形式正統派黒板スタイル講義
サポート期間3年間
合格祝い金なし
単位取得やや困難(時間がかかる)

ポイント

  • 長年の資格試験指導ノウハウを活かした
    正統派学習スタイル
  • Becker問題集が使用可能で
    実践的な学習ができる
  • REG・TCP(税務科目)の評判が特に良好
  • 質問回答が迅速で的確なサポート体制
  • 教育訓練給付制度対象講座で
    受講料の一部支給

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CPA会計学院

総合評価

2.8
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受講料396,000円
教材特徴オリジナルテキスト+U World問題集、BARのみ対応
講義形式日本語講義(会計知識前提)
サポート期間2年間(延長可能)
合格祝い金10万円
単位取得やや困難

ポイント

  • 受講料が比較的安価で費用を抑えて
    学習開始可能
  • 合格お祝い金10万円でコスト負担を軽減
  • リスキリング補助金対象講座で
    受講料大幅軽減
  • 日本の公認会計士試験指導実績を活かした
    会計基礎解説
  • 新設校ならではの最新設備と学習環境

PR USCPA/米国公認会計士 国際資格 アビタス
PR USCPA/米国公認会計士 国際資格 アビタス