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USCPAとIFRS検定|どっちが実務で使える?

この記事でわかること

  • USCPA(米国公認会計士)とIFRS検定(2026年6月1日から「IFRS
    Certificate試験」に名称変更)の違いを、性質・範囲・言語・受験方式・合格基準・勉強時間・費用・評価される場面の10項目で比較した一覧表
  • 「US
    GAAPを英語で学ぶUSCPA」と「IFRSを日本語で学ぶIFRS検定」の範囲の重なりと、実務(IFRS適用企業の経理・連結・監査)でどちらがどう使えるか
  • IFRS検定の最新の試験制度(受験条件なし・自宅オンライン・日本語・120分60問・正答率60%・受験料47,300円)と勉強時間60〜200時間の根拠
  • BIG4監査法人でIFRS適用クライアントを担当したUSCPAの筆者が見た「USCPAの知識がIFRS実務でどこまで通用し、どこで足りなかったか」
  • 経理経験者・会計初学者・USCPA合格者・監査法人志望の4タイプ別に、どちらを先に取るべきかの判断表と両方取る順番

著者情報:しわすゆう|USCPA(米国公認会計士)。大学在学時にアビタスのUSCPA講座を受講しUSCPAを取得。新卒でBIG4監査法人に就職し会計監査を3年経験。現在はコンサル会社に勤務。

最終更新日:2026年8月29日

「USCPAとIFRS検定はどっちが実務で使える?」「IFRS検定だけで転職できる?」「USCPAを取ればIFRSも分かる?」と検索している方に向けて、監査法人でIFRS適用企業の監査を担当したUSCPAの筆者の視点で整理します。

結論から言うと、USCPAは会計・監査・税法・ビジネスを英語で学ぶ「会計キャリアの土台」の資格、IFRS検定はIFRSの知識を日本語で確認する「知識補強」の検定です。会計キャリアの入口を広げたいならUSCPA、すでに経理・監査の経験がありIFRS適用企業・連結・海外子会社管理で使う知識を短期で整理したいならIFRS検定が合理的で、両方なら「USCPA→IFRS検定」の順で60〜100時間で済みます。

筆者はUSCPAとしてBIG4監査法人で3年働き、2年目からIFRSを任意適用するクライアントの監査チームに入りました。USCPAで学んだUS
GAAPの知識がIFRSでどこまで通用し、どこで足りなかったかを実務で経験しています。

この記事では、IFRS検定の公式案内と各予備校の公開情報を一次情報に、10項目の比較表、範囲の重なり、最新の試験制度、筆者の体験、タイプ別の判断表と両方取る順番まで解説します。

なお、IFRS検定は2026年6月1日から「IFRS
Certificate試験」に名称が変わりました。試験形式・難易度・受験料は変更されていないため、本記事では検索されやすい「IFRS検定」の呼称を併用します。

目次 閉じる

USCPAとIFRS検定の違いとは?10項目の比較表で全体像を把握

USCPAとIFRS検定の最大の違いは「範囲と深さ」です。USCPAは財務会計(US
GAAP)・監査・税法・ビジネスを4科目・1,200〜1,500時間で問う公認会計士資格、IFRS検定はIFRSの主要基準を1科目・60〜200時間で確認する検定で、規模が10倍近く違います。

IFRS検定(IFRS
Certificate試験)とは、IFRS(国際財務報告基準)の知識と理解度を測る検定で、ICAEW(イングランド・ウェールズ勅許会計士協会)が認定する日本向けの試験です。学歴・実務経験の受験条件はなく、日本語で自宅オンライン受験ができます。

USCPA(U.S. Certified Public
Accountant)とは、米国各州が認定する公認会計士資格で、FAR(財務会計)・AUD(監査)・REG(税法・商法)+選択科目を英語で受験します。

両者を10項目で比較します。

項目 USCPA IFRS検定(IFRS Certificate試験)
性質 公認会計士資格(米国各州) 検定試験(ICAEW認定)
学ぶ会計基準 US GAAP(米国会計基準)+政府・非営利会計 IFRS(国際財務報告基準)
範囲 財務会計・監査・税法・商法・ビジネス IFRSの主要基準(収益認識・リース・金融商品・減損・連結・企業結合・開示など)
試験の言語 英語 日本語(英語での受験も可)
受験方式 通年、4科目を1科目ずつ、プロメトリック会場でCBT 年3回程度(2月・6月・10月が目安)、1科目、自宅オンライン受験
試験時間・形式 1科目4時間、MC問題+TBS 120分、60問の選択式
合格基準 各科目75点(スケールスコア) 正答率60%
受験資格 学位+会計・ビジネス単位(州により異なる) なし(教育条件・実務条件なし)
勉強時間の目安 1,200〜1,500時間 60〜100時間(会計知識あり)〜150〜200時間(簿記2級程度)〜300時間(初学者)
費用の目安 約100万円(予備校+受験・出願・単位取得) 受験料47,300円(税込)+講座約10万円または独学(教材数千円〜)

IFRS検定の試験制度・受験料は公式サイトの案内(2026年8月時点)にもとづきます。日程・費用は変更される可能性があるため、受験前に公式サイトで最新情報を確認してください。

表の通り、USCPAは「会計士としての専門性を証明する資格」、IFRS検定は「IFRSの知識を確認する検定」で、比較すべきは難易度ではなく用途です。

USCPAは入口を開ける資格、IFRS検定は今の経験に知識を足す検定と理解すると、以降の比較が整理しやすくなります。

USCPAには学位と単位の受験資格があり、IFRS検定にはありません。USCPAを選択肢に入れるなら受験できるかを先に確認しておくのが最短です。アビタスの無料説明会で受験資格を確認する

範囲の重なり|USCPAを取ればIFRSは分かる?

USCPAのFARはUS
GAAPを学ぶ科目で、IFRSとは「考え方の骨格は共通、個別の処理に差異がある」関係です。USCPA合格者はIFRSの7〜8割を短期で理解できますが、差異(リースの区分・開発費・減損の戻入れ・棚卸資産の評価など)は別途学ぶ必要があります。

US
GAAPとIFRSの主な共通点と差異

論点 US GAAP(USCPAで学ぶ) IFRS(IFRS検定で学ぶ) USCPA合格者の追加学習
収益認識 ASC 606の5ステップ IFRS
15の5ステップ(ほぼ同一、共同開発された基準)
小
リース(借手) ファイナンス・オペレーティングの2区分を維持 IFRS 16は原則単一モデル(すべてオンバランス) 中
開発費 原則費用処理 要件を満たせば資産計上 中
減損 2ステップ、戻入れ禁止 1ステップ、のれん以外は戻入れあり 中
棚卸資産 LIFOが認められる LIFO禁止 小
固定資産の評価 取得原価モデル 取得原価または再評価モデルを選択可 小
金融商品 ASC 320/326(CECLモデル) IFRS 9(予想信用損失モデル) 中
連結・企業結合 ASC 810/805 IFRS 10/IFRS 3(骨格は共通) 小
表示・開示 米国SEC規則の影響 IAS 1/IFRS 18(2027年から適用) 中
政府・非営利会計 FARの2〜3割 範囲外 —

収益認識と連結・企業結合はUS
GAAPとIFRSがほぼ同じ骨格で、USCPAの知識がそのまま使えます。

一方で、リース・開発費・減損の戻入れ・金融商品はIFRS固有の処理があり、USCPAを取っただけでは「IFRSが分かる」とは言えないのが実情です。

USCPA合格者がIFRS検定を受けると

USCPA合格者がIFRS検定を受ける場合、上記の差異を60〜100時間で整理すれば合格圏に入ります。

筆者の周囲でも、USCPA合格後にIFRS適用企業の監査や連結に配属された人が、差異の整理を目的にIFRS検定を短期で取った例があります。

逆にIFRS検定合格者がUSCPAを受ける場合、FARの財務会計部分は理解が早いものの、政府会計・AUD・REG・英語はゼロからで、短縮効果は100時間程度にとどまります。

FARの詳細は「USCPAのFARとは|出題範囲・形式・難易度を1回合格者が解説」、USCPAとIFRSの関係は「USGAAPとIFRSの違い|10の論点と2027年に広がる差」で解説しています。

IFRS検定の最新の試験制度と難易度

IFRS検定(IFRS
Certificate試験)は、受験条件なし・日本語・自宅オンライン・120分60問・正答率60%で合格する検定です。合格率は回によって40%台〜80%台と幅があり、第57回は78.81%でした。簿記2級程度の会計知識があれば150〜200時間、経理・監査経験者なら60〜100時間が目安です。

試験制度

項目 内容
名称 IFRS
Certificate試験(2026年6月1日に「IFRS検定」から名称変更。形式・難易度・受験料は変更なし)
認定 ICAEW(イングランド・ウェールズ勅許会計士協会)
受験条件 教育条件・実務条件なし
試験日程 年3回程度(2月・6月・10月が目安)
受験方法 自宅オンライン受験
試験形式 120分、60問の客観式(選択式)
受験言語 日本語(英語での受験も可)
合格基準 正答率60%
受験料 47,300円(税込)
結果通知 試験終了直後にメールで通知

難易度の見方

受験者の状態 勉強時間の目安 難易度の実感
経理・監査の実務経験者、USCPA・公認会計士 60〜100時間 IFRS固有の論点を整理すれば合格圏
簿記2級程度の会計知識がある 150〜200時間 会計の基礎はあるので、IFRSの考え方に慣れるのが主
会計初学者 300時間程度 IFRS以前に財務諸表・会計処理の基本でつまずきやすい。簿記2級からが現実的

合格率が高い回で80%を超えるのは、受験者の多くが会計知識・実務経験を持つ層だからで、「誰でも簡単に受かる検定」ではありません。

IFRS検定の講座はアビタスが開講しており、独学の場合は市販のIFRSテキストと公式のサンプル問題で対策するのが一般的です。講座の詳細は「アビタスIFRS検定講座の評判と費用|受講料と独学との比較」で解説しています。

実務でどう使える?IFRS適用企業・連結・監査での評価

IFRS検定は「IFRS適用企業の経理・連結決算・海外子会社管理・監査法人のIFRS案件」で知識の証明として機能し、USCPAは「監査法人・外資・経理・FAS」の入口を開けます。求人票で応募要件になるのはUSCPA、IFRS検定は歓迎要件に書かれることが多いのが実態です。

職種別の評価

職種・場面 USCPA IFRS検定 理由
BIG4監査法人(監査職) ◎(応募要件) △(監査職の応募要件にはならない) 監査職は会計士資格が前提
IFRS適用企業の経理・連結 ○(US GAAP・英文会計で評価。IFRSの差異は補う) ○〜◎(IFRSの知識の証明。経験とセットで評価) 日本の上場企業のIFRS任意適用は増加傾向
海外子会社管理・グループ経理 ◎ ○ 英語×会計と、グループの会計基準統一
外資系企業の経理 ◎ ○(IFRS適用の欧州系企業で評価) 英語で会計ができる証明
監査法人のIFRSアドバイザリー ◎(会計士としての土台) ○(知識の補強) 会計士資格+IFRSの知識
開示・IR ○ ○ IFRS開示の理解
会計初学者の転職 △(経験がないと入口が限られる) △(資格だけでは転職材料になりにくい) どちらも実務経験とセット

日本では上場企業のIFRS任意適用が増加傾向にあり(日本取引所グループの公表資料より)、IFRSを扱える経理人材の需要は続いています。

ただし、IFRS検定だけで転職が決まるケースは少なく、経理・連結・監査の経験に「IFRSも分かる」を足す使い方が現実的です。

USCPAの転職市場での評価は「USCPAの転職市場価値|評価される業界・されない業界の実態」、経理への転職は「未経験からUSCPAで経理に転職する方法|4ルートを採用側が解説」で解説しています。

筆者の体験|IFRS適用クライアントの監査でUSCPAの知識はどこまで通用したか

筆者がBIG4監査法人2年目にIFRS任意適用クライアントの監査チームに入ったとき、USCPAで学んだUS
GAAPの知識は収益認識・連結・企業結合でそのまま通用し、リース・減損の戻入れ・開発費の資産計上で「差異の学び直し」が必要でした。

通用した場面

論点 状況 USCPAの知識がどう効いたか
収益認識(IFRS 15) 複数の履行義務を含む契約の検討 ASC
606の5ステップとほぼ同じ骨格で、契約の分解・取引価格の配分をそのまま議論できた
連結・企業結合(IFRS 3/10) 期中の買収でのれんの算定 取得法・識別可能資産の評価・のれんの計算はUS GAAPと同じ考え方
海外子会社のパッケージ 英文の会計方針・注記の読み解き 英語で会計基準を読む訓練が直結。日本基準の同僚より速かった
英文の基準原文の参照 IFRSの原文(英語)で条文を確認 USCPAで英文の基準に慣れていたので、日本語訳と原文の両方を参照できた

学び直しが必要だった場面

論点 US GAAPとの差異 どう補ったか
リース(IFRS 16) 借手は原則単一モデルで、オペレーティングの区分がない 法人内のIFRS研修と、IFRS 16の設例で1週間集中して整理
減損の戻入れ(IAS 36) のれん以外は減損の戻入れがある。US GAAPでは戻入れ禁止 過去の減損の戻入れ要否を検討する手続で、先輩の調書を読んで学んだ
開発費(IAS 38) 要件を満たせば資産計上。US GAAPは原則費用処理 研究開発費の資産計上の要件6つを、クライアントの資料と照らして理解
表示・開示(IAS 1) 注記の体系がUS GAAP・日本基準と異なる 開示チェックリストで開示項目を確認する作業を通じて慣れた

USCPAの知識で「IFRSの7〜8割は分かる」状態からスタートできたのは確かですが、残りの2〜3割の差異を知らないと、監査手続で見落とすリスクがあると痛感した1年でした。

筆者はIFRS検定を受けていませんが、この時期に差異を体系的に整理したい人にとって、60〜100時間で終えられるIFRS検定は合理的な選択肢だと思います。

監査法人でのUSCPAのリアルは「USCPAで監査法人に入る方法|採用要件・4つの入り方・選考対策」で詳しく書いています。

どっちを先に取るべき?タイプ別の判断表

会計キャリアの入口を広げたい人、監査法人・外資を目指す人はUSCPAが先です。すでに経理・監査の経験があり、IFRS適用企業・連結・海外子会社管理で使う知識を短期で整理したい人はIFRS検定が先で、USCPA合格者はIFRS検定を60〜100時間で追加できます。

判断の軸は3つ

  1. 会計キャリアの入口を広げたいか、今の経験に知識を足したいか
    → 前者ならUSCPA、後者ならIFRS検定
  2. かけられる時間 →
    1,000時間以上ならUSCPA、100〜200時間ならIFRS検定
  3. 英語で受験できるか →
    英語に強い抵抗があるなら、日本語で受けられるIFRS検定から

タイプ別の判断表

タイプ 状況 おすすめ 理由
会計初学者(簿記なし) 会計キャリアを始めたい 簿記2級→USCPA IFRS検定は会計の基礎がないと難しい。入口を開けるのはUSCPA
簿記2級保有者 経理・監査法人・外資に進みたい USCPA 入口が開く。IFRSは後から60〜100時間で足せる
経理経験者(日本基準) 会社がIFRSを適用する・した IFRS検定 150〜200時間で実務に直結する知識を整理できる
経理経験者 外資・監査法人・海外子会社管理に転職したい USCPA→IFRS検定 転職の入口はUSCPA。IFRS適用企業を狙うなら検定を追加
USCPA合格者 IFRS適用企業・連結・IFRS案件に配属された IFRS検定 差異の整理を60〜100時間で。筆者もこの時期に受けておけばと思う
監査法人志望 新卒・転職で監査職に入りたい USCPA IFRS検定は監査職の応募要件にならない
英語が苦手な経理 IFRSの知識だけ短期で欲しい IFRS検定(日本語) 英語不要。USCPAは全科目英語
公認会計士 IFRS案件・海外案件を強化したい IFRS検定→(必要なら)USCPA 日本基準の土台にIFRSを足す。英語・US GAAPまで広げるならUSCPA

USCPAが自分の条件で取れるか確認したい人へ:アビタスの無料説明会では、学歴・単位から受験可能な州と不足単位、IFRS検定講座との組み合わせや学習順序を個別に相談できます。→
アビタスの無料説明会で受験資格を確認する

英語が苦手な人の攻略法は「USCPAは英語できないと無理?7つの型で読解を突破する攻略法」、簿記からのステップアップは「簿記2級の次はUSCPA?ステップアップ戦略」を参照してください。

両方取るなら順番は?USCPA→IFRS検定が合理的な理由

両方取るなら「USCPA→IFRS検定」の順が合計の勉強時間を最も少なくできます。USCPAでUS
GAAPと英文会計の土台を作り、IFRS検定でIFRS固有の差異を60〜100時間で整理する流れです。逆の順番は短縮効果が100時間程度にとどまります。

順番 合計の勉強時間の目安 メリット 向いている人
USCPA→IFRS検定 1,200〜1,500時間+60〜100時間 USCPAの知識でIFRSの7〜8割が既知。差異の整理だけで済む 会計キャリアの入口を広げてから、IFRS適用企業・連結・海外案件に進む人
IFRS検定→USCPA 150〜200時間+1,100〜1,400時間 日本語で会計の全体像を先に掴め、英語のUSCPAに入りやすい 英語に不安があり、まず日本語で会計基準の学習に慣れたい人
IFRS検定のみ 60〜300時間 短期・低コストでIFRSの知識を証明 経理・監査の経験があり、IFRS実務の知識補強だけが目的の人
USCPAのみ 1,200〜1,500時間 会計キャリアの入口が開く。IFRSの差異は実務で補える 監査法人・外資・経理に進み、IFRSは配属後に学ぶ人

筆者はUSCPAのみで、IFRSの差異は監査法人の実務と研修で補いました。振り返ると、IFRS適用クライアントに配属された時点でIFRS検定を60〜100時間で受けておけば、差異の整理が半年早かったと思います。

USCPAを土台にすれば、IFRS検定は「必要になったときに短期で足せる検定」になります。

USCPAを土台にするなら「受験資格」を先に確認する

IFRS検定には受験条件がありませんが、USCPAには学位と単位の受験資格があります。USCPAを土台にするなら、自分の学歴で受験できるかを最初に確認する必要があり、受験可否が分かればIFRS検定との組み合わせも具体的に設計できます。

USCPAの受験資格は州ごとに異なり、多くの州で学士号と一定の会計・ビジネス単位が必要です。不足単位があれば、予備校提携の米国大学の単位取得で補うのが一般的です。

アビタスの無料説明会では、USCPAの受験資格の判定、州選び、社会人・学生別の学習計画、IFRS検定講座との組み合わせ、教育訓練給付制度の対象コースを個別に確認できます。

筆者は大学2年の冬に説明会で「今の単位で受験できる州」を確認してから受講を決めました。受験可否が分かると、IFRS検定との比較が「理想」ではなく「自分の条件」で判断できるようになります。

アビタスの無料説明会で受験資格を確認する

予備校ごとの費用・教材・サポートの比較は「USCPA予備校おすすめ比較|費用・教材・サポートで選ぶ3校」を参照してください。

よくある質問(FAQ)

Q1.
USCPAとIFRS検定はどっちが難しいですか?

USCPAです。

USCPAは4科目・英語・1,200〜1,500時間、IFRS検定は1科目・日本語・60〜200時間が目安で、学習の総量に10倍近い差があります。

IFRS検定の合格率は回によって40%台〜80%台と幅があり、第57回は78.81%でしたが、受験者の多くが会計知識・実務経験のある層です。

会計初学者にとってはIFRS検定も簡単ではなく、簿記2級程度の基礎から始めるのが現実的です。

Q2.
USCPAを取ればIFRSは分かりますか?

7〜8割は分かりますが、差異は別途学ぶ必要があります。

USCPAのFARで学ぶUS
GAAPは、収益認識・連結・企業結合でIFRSとほぼ同じ骨格です。

一方で、リース(IFRS
16の単一モデル)・減損の戻入れ・開発費の資産計上・LIFO禁止などはIFRS固有の処理で、USCPAでは扱いません。

筆者もIFRS適用クライアントの監査で、これらの差異を学び直しました。

Q3.
IFRS検定だけで転職できますか?

資格だけでは難しいです。

IFRS検定は「経理・連結・監査の経験にIFRSの知識を足す」検定で、求人票では歓迎要件に書かれることが多く、応募要件になることは稀です。

IFRS適用企業の経理や海外子会社管理では、実務経験とセットで評価されます。

会計キャリアの入口を広げたい場合は、USCPAのほうが応募要件として機能します。

Q4.
IFRS検定の名称が変わったと聞きました。何が変わりましたか?

名称だけです。

IFRS検定は2026年6月1日から「IFRS
Certificate試験」に名称変更されましたが、試験形式(120分60問・選択式)・合格基準(正答率60%)・受験料(47,300円)は変更されていません。

日程・費用は今後変更される可能性があるため、受験前に公式サイトで最新情報を確認してください。

Q5.
IFRS検定は日本語で受験できますか?

できます。

IFRS検定は日本語で受験でき、自宅オンライン受験なので会場に行く必要もありません。英語での受験も選択できます。

USCPAは全科目英語で、プロメトリック会場での受験です。

英語に抵抗がある人がIFRSの知識を短期で証明したい場合、IFRS検定は取り組みやすい選択肢です。

Q6.
経理職ですが、会社がIFRSを適用します。USCPAとIFRS検定どっちを取るべきですか?

IFRS検定が先です。

会社のIFRS適用に対応するなら、150〜200時間(簿記2級程度の知識があれば)でIFRSの主要基準を整理できるIFRS検定が実務に直結します。

その後、外資・監査法人・海外子会社管理へキャリアを広げたくなったら、USCPAを検討する順番が合理的です。

USCPAは1,200〜1,500時間かかるため、目の前のIFRS適用に間に合わせる用途には向きません。

Q7.
USCPA合格者がIFRS検定を受ける意味はありますか?

IFRS適用企業・連結・IFRS案件に関わるならあります。

USCPAの知識でIFRSの7〜8割は既知なので、差異の整理を60〜100時間で終えられます。

筆者はIFRS適用クライアントの監査で差異を実務で学びましたが、体系的に整理する目的で検定を使えば半年早く追いつけたと思います。

国内基準の監査・経理だけで完結するなら、必須ではありません。

Q8.
IFRS検定の勉強に予備校は必要ですか?

会計知識があれば独学でも可能です。

経理・監査経験者や簿記2級程度の知識がある人は、市販のIFRSテキストと公式のサンプル問題で対策できます。

IFRSを初めて学ぶ人、会計知識に不安がある人、学習範囲を整理してほしい人は、講座(アビタスが開講)を使うと効率が上がります。

USCPAは受験資格の単位取得も含めて予備校を使うのが一般的で、独学の難易度は大きく異なります。

まとめ:USCPAは「入口を開ける資格」、IFRS検定は「経験に知識を足す検定」

この記事の要点を再掲します。

  • USCPAはUS
    GAAP・監査・税法・ビジネスを英語で問う公認会計士資格
    、IFRS検定(IFRS
    Certificate試験)はIFRSの主要基準を日本語で確認する検定。規模は10倍近く違う
  • IFRS検定は受験条件なし・自宅オンライン・120分60問・正答率60%・受験料47,300円。2026年6月1日に名称変更されたが形式は同じ
  • USCPAの知識でIFRSの7〜8割は既知(収益認識・連結・企業結合)。リース・減損の戻入れ・開発費・金融商品は差異があり別途学ぶ
  • 評価される場面は、USCPAが監査法人・外資・経理の応募要件、IFRS検定はIFRS適用企業・連結・海外子会社管理の歓迎要件。IFRS検定だけで転職は難しい
  • 筆者はIFRS適用クライアントの監査で、USCPAの知識が7〜8割通用し、残りの差異で学び直しが必要だった
  • 選び方は「会計キャリアの入口を広げる→USCPA」「今の経験にIFRSの知識を足す→IFRS検定」。両方ならUSCPA→IFRS検定の順で60〜100時間で済む
  • USCPAには学位と単位の受験資格があるので、土台にするなら受験できるかを先に確認する

まず土台の資格から始めるなら、自分の学歴でUSCPAを受験できるか、IFRS検定をどのタイミングで足すのが自分のキャリアに合うかを確かめるところから始めてみてください。

USCPAおすすめスクール
ランキングTOP3

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アビタス

総合評価

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受講料624,800円〜
(実質10万円台)
教材特徴日本語テキスト+英語問題集、図解豊富で初学者OK
講義形式日本語講義、
スモールユニット形式
サポート期間5年間(業界最長)
合格祝い金社会人20万円、
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ポイント

  • 日本のUSCPA合格者の
    95%がアビタス受講生
  • 社会人でも短期合格できるコンパクト教材設計
  • 合格お祝い金とリスキリング補助金で
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  • AICPA公認の唯一の日本校で
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  • 5年間サポート期間で安心、
    USCPA+プログラムで合格後もサポート

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受講料400,000円〜485,000円
教材特徴オリジナルテキスト+Becker問題集、ボリュームあり
講義形式正統派黒板スタイル講義
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合格祝い金なし
単位取得やや困難(時間がかかる)

ポイント

  • 長年の資格試験指導ノウハウを活かした
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  • Becker問題集が使用可能で
    実践的な学習ができる
  • REG・TCP(税務科目)の評判が特に良好
  • 質問回答が迅速で的確なサポート体制
  • 教育訓練給付制度対象講座で
    受講料の一部支給

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総合評価

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受講料396,000円
教材特徴オリジナルテキスト+U World問題集、BARのみ対応
講義形式日本語講義(会計知識前提)
サポート期間2年間(延長可能)
合格祝い金10万円
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  • 受講料が比較的安価で費用を抑えて
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  • 合格お祝い金10万円でコスト負担を軽減
  • リスキリング補助金対象講座で
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  • 日本の公認会計士試験指導実績を活かした
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PR USCPA/米国公認会計士 国際資格 アビタス
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