この記事でわかること
- 社会人のUSCPA講座選びは「安さ」より「途中で止まらない設計」で決まる理由
- 働きながら受かる人が講座に求めている5つの基準(サポート期間・1コマの長さ・単位取得の負担・給付金・出願代行)
- アビタス・CPA会計学院・TACを社会人目線で比べた比較表(2026年8月時点)
- 残業40時間の会社員が1週間で確保できる学習時間の現実的な組み方
- BIG4監査法人で「働きながら合格した同僚」と「撤退した同僚」を見てきた筆者の判断基準
著者情報:しわすゆう|USCPA(米国公認会計士)。大学在学時にアビタスのUSCPA講座を受講しUSCPAを取得。新卒でBIG4監査法人に就職し会計監査を3年経験。現在はコンサル会社に勤務。
最終更新日:2026年8月28日
「USCPAの講座は社会人だとどれを選ぶべきか」「働きながら本当に受かるのか」と悩んでいませんか。
結論から言うと、社会人のUSCPA講座選びで最優先すべきは受講料の安さではなく、繁忙期や異動があっても学習が止まらない設計になっているかどうかです。
USCPAは合格までに1,000〜1,500時間の学習が必要と言われ、社会人は平均で1.5〜2年かかります。
その間に決算期、異動、家庭の事情は必ず挟まります。
筆者はBIG4監査法人で3年働き、働きながらUSCPAを目指す同僚・後輩を何人も間近で見てきました。
合格した人と途中で撤退した人の差は、才能でも英語力でもなく、「講座の設計が自分の生活に合っていたか」でほぼ説明がつきます。
この記事では、その観察と受講経験をもとに、社会人が講座を選ぶ5つの基準と、3校の社会人目線での比較をまとめます。
社会人のUSCPA講座は何で選ぶ?結論は「止まらない設計」
社会人向けのUSCPA講座は、①サポート期間の長さ ②講義1コマの短さ ③単位取得の負担 ④給付金の対象か ⑤出願手続きの代行、この5つで選んでください。受講料は5番目以降の判断材料です。
社会人向けUSCPA講座とは、平日フルタイムで働く人が、通勤時間や早朝などの細切れ時間だけで合格まで走り切れるように設計された講座のことです。
学生と社会人では、講座に求めるものがまったく違います。
| 比較軸 | 学生が重視すべきこと | 社会人が重視すべきこと |
|---|---|---|
| 学習時間 | 平日昼間にまとまった時間が取れる | 1日1〜2時間の細切れが前提 |
| 最大のリスク | 就活・卒論での中断 | 繁忙期・異動・家庭事情での中断 |
| 費用 | 学生割引で抑えられる | 給付金・会社補助で実質額を下げる |
| 学習期間 | 1年前後で短期集中 | 1.5〜2年、長ければ3年 |
| 講座に求めるもの | 演習量とスピード | 中断しても戻れる設計と手続きの丸投げ |
2026年8月時点で新規受講できる主要なUSCPA予備校はアビタス・CPA会計学院・TACの3校です。
3校の全体像は「USCPA予備校おすすめ比較|費用・教材・サポートで選ぶ3校」で解説しているので、この記事では社会人という条件に絞って掘り下げます。
まず候補校のパンフレットで教材のサンプルとサポート内容を見比べたい方は、アビタスの無料資料請求から始めるのが手早いです。
基準1:サポート期間は何年あるか?最低3年、理想は5年
社会人は学習が最低1回は中断します。サポート期間が2年の講座は「1回の繁忙期で期限切れ」のリスクがあるため、3年以上、できれば5年を選んでください。
サポート期間とは、講義動画の視聴・質問対応・教材の改訂版提供を受けられる期間のことで、この期間を過ぎると追加料金を払って延長するか、独学に切り替えるしかありません。
3校のサポート期間は次の通りです(2026年8月時点、各校公式サイト)。
| 予備校 | サポート期間 | 延長の扱い |
|---|---|---|
| アビタス | 5年 | 標準で5年のため延長不要なケースが大半 |
| CPA会計学院 | 2年+延長1年 | 延長条件・費用は要確認 |
| TAC | 3年(受講有効期限36ヵ月) | 再受講割引制度あり(条件は要確認) |
筆者が監査法人で見た「働きながら受験する人」の平均像は、繁忙期(1〜5月)は学習がほぼゼロになり、閑散期に集中して1科目ずつ受けるというペースでした。
つまり社会人の1年は、実質8ヵ月分しか学習に使えません。
4科目を8ヵ月×2年で回せば順調ですが、1科目でも落ちればすぐに3年目に入ります。
サポート期間2年の講座は、この「1科目不合格」で期限切れが見えてしまい、精神的にも金銭的にも追い込まれます。
期限の長さは、そのまま撤退リスクの低さと考えてください。
基準2:講義1コマは何分か?通勤時間で完結する長さが目安
社会人の学習単位は「通勤の片道」です。1コマが30分以内で区切られている講座なら通勤時間だけで講義を消化でき、机に向かう時間を演習に回せます。
講義の総時間よりも大事なのが、1コマの区切りです。
90分の講義は「今日は時間がないから明日」と先送りされ、その明日が繁忙期に飲み込まれるのが典型的な失速パターンです。
3校の教材設計を社会人目線で整理すると次のようになります。
| 予備校 | 教材の特徴 | 社会人との相性 |
|---|---|---|
| アビタス | 日本語テキスト中心・講義が短く区切られる・スマホ視聴可 | 細切れ学習向き。英語に不安がある人も入りやすい |
| CPA会計学院 | UWorld(米国教材)ベース・講義配信 | 演習量重視。ある程度自走できる人向き |
| TAC | Becker(米国教材)ベース・ボリューム大 | 学習時間を確保できる人向き。回しきれないと失速しやすい |
筆者の体験|在学中の細切れ時間で回した方法は社会人でも同じだった
筆者は大学在学中にアビタスで学習しましたが、実は「まとまった時間」はほとんど取れていませんでした。
授業の合間、通学の電車、アルバイト前の30分といった細切れで講義を回し、机に向かうのは問題演習だけと決めていました。
監査法人に入ってから、同じ方法で働きながら合格した同僚が何人もいることに気づきました。
彼らに共通していたのは、朝の通勤で講義1コマ、昼休みにMC(択一問題)を20問、帰りの電車で復習という、机に向かわない学習を毎日の固定ルーティンにしていたことです。
逆に撤退した人は「週末にまとめて8時間」型が多く、週末出勤が1回入るだけで2週間分が飛ぶ構造になっていました。
講座を選ぶときは、自分の通勤時間で1コマが終わるかを必ず確認してください。
これは資料請求で講義サンプルを見れば判断できます。
基準3:単位取得の負担はどれくらいか?社会人ほど「試験料込み」が効く
USCPAの受験には会計・ビジネス単位の追加取得が必要な人が多く、社会人は単位取得の時間と費用が学習全体の重荷になります。単位認定試験がオンライン完結で、費用が受講料に含まれる講座を選ぶと負担が読みやすくなります。
USCPAの受験資格は州ごとに異なり、多くの人は提携大学の単位認定試験で15〜30単位程度を追加取得します。
ここでの負担は2つあります。
- 時間の負担:単位1科目ごとにテキスト学習と試験がある。会場受験が必要だと平日休みを取る場面も
- 費用の負担:受講料に含まれるか、別料金か。別料金の場合は単位数が増えるほど総額が膨らむ
| 予備校 | 単位取得の方式 | 費用の扱い |
|---|---|---|
| アビタス | 提携大学の単位認定試験、オンラインで受験 | 受講料(パック料金)に含まれる |
| CPA会計学院 | 提携大学の単位認定試験 | 51単位分が受講料429,000円に含まれる |
| TAC | ブラッドリー大学の単位認定試験(最大48単位) | 入学登録料・受験料が受講料とは別 |
筆者はアビタスで15単位を約2ヵ月で取得しましたが、すべてオンラインで自宅から受験できたため、単位取得のために休みを取ることは一度もありませんでした。
社会人にとって「有給を使わずに単位が終わる」ことの価値は、金額以上に大きいです。
自分に何単位必要かは学歴で全員違うので、講座を決める前に必ず診断してもらってください。
総額の考え方は「USCPA予備校の費用を最安にする方法|割引・給付金を横断整理」で詳しく解説しています。
基準4:教育訓練給付金と会社の補助は使えるか?社会人だけの武器
社会人には学生にない費用の武器が2つあります。ハローワークの教育訓練給付制度(受講料の20%・上限10万円)と、勤務先の資格取得補助です。この2つを使えるかで実質負担は10〜30万円変わります。
教育訓練給付制度とは、厚生労働省が所管する制度で、雇用保険の被保険者期間などの条件を満たす人が指定講座を修了すると、受講料の一部がハローワークから支給される制度です。
USCPA講座での対応状況は次の通りです(2026年8月時点。対象コース・条件は変更されるため申込前に各校で要確認)。
| 予備校 | 教育訓練給付制度 | 独自の支援・還元制度 |
|---|---|---|
| アビタス | 対象(一般教育訓練:受講料の20%・上限10万円) | 独自のリスキリング支援制度(2026年7月開始。入会後2年以内の全科目合格で5万円キャッシュバック等) |
| CPA会計学院 | 対象外 | 国のリスキリング支援事業を案内(2026年8月末で申込終了予定と告知。要件達成が前提) |
| TAC | 対象(総合本科生・総合本科生Plusの国内Web通信) | 会計士・税理士受験経験者割引15%、USCPA学習経験者割引20%など |
注意したいのは、「最大◯%還元」の制度は条件達成が前提という点です。
国のリスキリング支援事業は講座修了・転職成功などの段階的な要件があり、社会人が働きながら期限内にすべてを満たすのは簡単ではありません。
制度の詳細と申請手順は「アビタスUSCPAの教育訓練給付金・リスキリング支援ガイド」で解説しています。
会社の資格取得補助は「合格後」ではなく「申込前」に確認する
見落とされがちなのが勤務先の補助制度です。
筆者がいた監査法人では、USCPA合格者に対する受験料補助や報奨金の制度があり、事業会社の経理部門でも「資格取得支援制度」として受講料の一部を負担する会社が珍しくありません。
多くの会社では事前申請が条件になっているため、受講を申し込んでから人事に聞くと対象外になることがあります。
講座を決める前に、就業規則か人事ポータルで「自己啓発支援」「資格取得補助」を検索しておいてください。
基準5:出願・ライセンスの手続きを代行してくれるか?
USCPAは学習以外の事務手続きが多い資格です。学歴評価・出願・受験予約・ライセンス申請を予備校が代行またはサポートしてくれるかは、社会人の時間を守る重要な基準です。
USCPAの手続きは、日本の資格試験と比べて格段に複雑です。
- 大学の成績証明書を英文で取り寄せ、学歴評価機関(NASBAなど)に提出する
- 出願州を決め、受験資格の審査を受ける
- NTS(受験票)を取得し、プロメトリックで受験予約する
- 合格後、ライセンス取得のため実務経験証明・倫理試験などを進める
これを平日日中に自力で進めるのは、フルタイム勤務の人には相当な負担です。
3校ともサポートはありますが、「代行」なのか「案内」なのかの違いは資料請求で確認してください。
筆者は在学中だったので手続きに割く時間がありましたが、監査法人の同僚は「出願書類の準備で2ヵ月止まった」と話していました。
学習の中断は、教材ではなく手続きで起きることが多いのです。
厳選!おすすめスクール3選!
no.
1

アビタス
日本のUSCPA合格者の95%が選ぶ圧倒的実績校。合格祝い金とリスキリング補助金で実質10万円台から受講可能。
no.
2

TAC
長年の資格試験指導ノウハウを活かした正統派学習スタイル。Becker問題集で実践的な学習を実現。
no.
3

CPA会計学院
396,000円の安価な受講料に加え合格祝い金10万円。リスキリング補助金でさらに負担軽減可能。
社会人目線の3校比較|2026年8月時点の結論
5つの基準を3校に当てはめると、迷ったらアビタス、費用最優先で自走できるならCPA会計学院、Becker教材で学びたく学習時間を確保できるならTAC、という結論になります。
ここまでの基準を1つの表にまとめます。
| 基準 | アビタス | CPA会計学院 | TAC |
|---|---|---|---|
| ①サポート期間 | 5年 | 2年+延長1年 | 3年 |
| ②講義の区切り | 短く区切られ細切れ向き | 演習量重視 | ボリューム大 |
| ③単位取得 | オンライン・受講料込み | 51単位込み | 別料金 |
| ④給付金 | 対象+独自制度 | 対象外(国の支援事業を案内) | 対象+割引制度 |
| ⑤手続きサポート | 一括サポート | あり | あり |
| 受講料(税込) | 624,800円〜 | 429,000円 | 400,000円台〜 |
| 社会人との相性 | 忙しい人・初学者向き | 費用重視で自走できる人 | 時間を確保できる人 |
※金額・制度は2026年8月時点の各校公式情報に基づきます。キャンペーンは時期で変わるため、申込前に必ず最新情報を確認してください。
受講料を見るとアビタスは高く見えますが、社会人の場合は教育訓練給付金10万円+単位試験料込み+5年サポートを織り込むと、総額とリスクが最も読みやすい構成になります。
CPA会計学院の429,000円は魅力ですが、サポート2年とISC非対応(2026年8月時点)が社会人には制約になりやすい点は把握しておいてください。
TACはBecker教材で英語のまま学びたい人には唯一の選択肢ですが、単位取得が別料金のため、追加単位が多い人は必ず総額を試算してください。
アビタスとの一騎打ちは「アビタスとTACどっち?USCPA予備校を7項目で徹底比較」「アビタスとCPA会計学院どっち?徹底比較」で解説しています。
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働きながら受かる人の学習計画|残業40時間の会社員の1週間
社会人が現実的に確保できる学習時間は週12〜15時間です。この時間で1,200時間を積むには約1.5〜2年かかり、それを前提にサポート期間と科目の順番を決めるのが「働きながら受かる」計画です。
筆者が監査法人時代に、働きながら合格した同僚の1週間を聞き取ってまとめたものです。
| 時間帯 | 平日(月〜金) | 土日 |
|---|---|---|
| 朝(6:30〜7:30) | 講義1コマ+前日の復習(60分) | 問題演習(2〜3時間) |
| 通勤(往復) | MC問題20〜30問(40分) | ― |
| 昼休み | 間違えた問題の見直し(20分) | ― |
| 夜 | 平日は原則やらない(繁忙期に備えて疲労を残さない) | 模試・TBS演習(2〜3時間) |
| 合計 | 約2時間×5日=10時間 | 約5時間 |
週15時間×年間40週(繁忙期を除く)=約600時間なので、2年で1,200時間に届く計算です。
ポイントは3つあります。
- 平日夜を学習時間に組み込まない:残業が読めない時間帯を計画に入れると、崩れたときに自己嫌悪で止まる
- 科目の順番は繁忙期を避けて組む:監査法人なら6〜12月に2科目、事業会社の経理なら決算月を外す
- 1科目目を早く受ける:学習開始から6ヵ月以内に1科目受験すると、本番の感覚が分かり2科目目以降の効率が上がる
必要な勉強時間の内訳は「USCPA合格に必要な勉強時間と効率的な勉強法|科目別の目安」で科目別に整理しています。
社会人が講座選びで失敗する3つのパターン
失敗パターンは「安さで選んで期限切れ」「教材のボリュームで失速」「手続きで中断」の3つです。いずれも講座の設計と生活の相性を見ずに決めたことが原因です。
筆者が周囲で見てきた失敗例を、原因と対策とあわせて整理します。
| 失敗パターン | 何が起きるか | 対策 |
|---|---|---|
| 安さで選んで期限切れ | 1科目不合格でサポート期限が迫り、延長料金か独学に | 最低3年、できれば5年のサポート期間を選ぶ |
| 教材のボリュームで失速 | 網羅性の高い教材を回しきれず、2科目目で止まる | 1コマの長さと総講義時間を資料で確認する |
| 手続きで中断 | 学歴評価・出願の書類準備で2〜3ヵ月止まる | 出願代行・サポートの範囲を説明会で確認する |
実務で見た実例|「安い講座で自走」が向いていた人の共通点
誤解のないように書いておくと、費用重視の講座で合格した同僚もいます。
共通していたのは、簿記1級か公認会計士試験の学習経験があり、会計の下地が固まっていたこと、そして学習開始前に全科目の受験月を決め、上司に繁忙期の調整を相談していたことです。
自走できる人は、講座のサポートより自分の計画で走れます。
逆に、会計の学習が初めての人、英語に不安がある人は、サポートの厚い講座で「止まったら助けてもらう」設計にした方が、結果的に総額は安く済みます。
独学という選択肢を検討している方は「USCPAは独学で合格できる?予備校なしの現実と3つの壁」もあわせて読んでください。
講座を決める前にやること|資料請求と説明会で確認する5項目
講座選びで迷う時間を減らす最短ルートは、資料請求で教材の相性を確認し、説明会で自分の条件(不足単位・実質費用・給付金の可否)を数字にすることです。1〜2週間で決まります。
社会人が資料請求・説明会で確認すべきことは、この記事の5基準そのままです。
- サポート期間と延長条件:何年か、延長はいくらか
- 講義1コマの長さ:サンプル講義で通勤時間に収まるか
- 自分の不足単位と単位取得の方法:オンラインで完結するか、費用は込みか
- 教育訓練給付金の対象コースか:自分の雇用保険の条件で使えるか
- 出願・ライセンス手続きのサポート範囲:代行か案内か
説明会は勧誘の場ではなく、自分の履修歴から不足単位と総額を無料で診断してもらえる場です。
筆者もアビタスの説明会で「不足単位は15」と診断されて初めて総額が確定し、迷いが消えました。
説明会で聞くべき質問は「USCPA説明会で必ず聞くべき質問リスト|3校共通の20問」にまとめています。
よくある質問(FAQ)
Q1. 社会人でもUSCPAの講座は通信だけで完結しますか?
完結します。3校とも講義はオンライン配信が中心で、アビタスとTACは通学講座も選べますが、社会人受講生の大半はWeb通信です。単位認定試験もアビタスはオンラインで受験でき、本試験はプロメトリックの会場受験になります。地方在住や海外駐在中でも、講座選び自体に制約はほとんどありません。
Q2. 働きながらUSCPAに合格するには何年かかりますか?
週12〜15時間の学習で1.5〜2年が目安です。1科目あたり300〜400時間として、繁忙期を除いた実質8ヵ月×2年で4科目を回す計算になります。1科目でも不合格になると半年単位で延びるため、サポート期間が2年の講座は延長を前提に考えておいてください。
Q3. 英語が苦手な社会人はどの講座を選ぶべきですか?
日本語テキストで理解してから英語問題に進む設計の講座が向いています。3校ではアビタスがこの設計に最も寄せており、BeckerやUWorldなど米国教材ベースの講座は、ある程度英語の専門書を読める人向けです。TOEIC600点前後でも合格者はいますが、英語より会計の理解を先に固める学習順序が重要です。
Q4. 会社に内緒で受講することはできますか?
できます。ただし勤務先の資格取得補助を使う場合は事前申請が必要なため、内緒にするなら補助は諦めることになります。教育訓練給付金はハローワークに個人で申請する制度なので、会社への通知は不要です(申請には受講前の手続きが必要な場合があるため、講座申込前に確認してください)。
Q5. 転職前提なら、社会人はどの講座を選ぶべきですか?
講座名は採用で評価されないため、どの講座を選んでも転職での有利不利はありません。評価されるのは科目合格の進捗と合格までの期間です。転職時期が決まっているなら、その時期までに2科目以上合格できるペースで走れる講座、つまりサポート期間が長く細切れ学習に向いた講座を選ぶのが現実的です。
Q6. 30代・40代から働きながら始めても遅くないですか?
遅くありません。筆者が監査法人で見た中途採用のUSCPA合格者には、30代後半で経理から転身した人が複数いました。年齢よりも「合格までの期間を決めて走り切れるか」が問われるため、サポート期間5年など、中断を織り込める講座を選ぶ方が年齢の不安より大事です。
Q7. 社会人が講座で一番損をするのはどんなときですか?
制度の申請漏れです。教育訓練給付金は受講前の手続きが必要な場合があり、勤務先の補助も事前申請が条件のことが多いため、講座を申し込んでから気づくと10〜30万円を取り逃します。講座を決める前に、給付金の対象コースかどうかと勤務先の制度の2つを必ず確認してください。
まとめ|社会人のUSCPA講座は「止まらない設計」で選ぶ
最後に、この記事の要点をまとめます。
- 社会人の講座選びは受講料より「繁忙期・異動があっても学習が止まらない設計」を優先する
- 判断基準は5つ:①サポート期間3年以上(理想5年) ②講義1コマが通勤で終わる ③単位取得がオンライン・費用込み ④教育訓練給付金と会社補助が使える ⑤出願手続きの代行がある
- 3校の結論は迷ったらアビタス、費用最優先で自走できるならCPA会計学院、Becker希望で時間があるならTAC
- 現実的な学習時間は週12〜15時間、合格まで1.5〜2年。平日夜を計画に入れない
- 失敗の原因は「安さで期限切れ」「教材のボリューム」「手続きの中断」。資料請求と説明会で5項目を確認すれば避けられる
USCPAは、講座の設計と自分の生活が噛み合えば、働きながらでも1.5〜2年で取り切れる資格です。
筆者の周囲で合格した社会人は、特別な才能があったわけではなく、自分の生活に合う講座を選び、止まらない仕組みを先に作っていただけでした。
まずは自分の不足単位と実質費用を確認するところから、最初の一歩を踏み出してください。
\不足単位・実質費用・給付金の可否を無料で診断/
資料で3校をじっくり比べたい方はアビタスの資料請求、CPA会計学院の資料請求、TACの資料請求からどうぞ。
USCPAおすすめスクール
ランキングTOP3
no.
1
アビタス
総合評価

| 受講料 | 624,800円〜 (実質10万円台) |
| 教材特徴 | 日本語テキスト+英語問題集、図解豊富で初学者OK |
| 講義形式 | 日本語講義、 スモールユニット形式 |
| サポート期間 | 5年間(業界最長) |
| 合格祝い金 | 社会人20万円、 学生15万円 |
| 単位取得 | 簡単(業界最短) |
ポイント
- 日本のUSCPA合格者の
95%がアビタス受講生 - 社会人でも短期合格できるコンパクト教材設計
- 合格お祝い金とリスキリング補助金で
実質10万円台 - AICPA公認の唯一の日本校で
最新試験情報を直接入手 - 5年間サポート期間で安心、
USCPA+プログラムで合格後もサポート
no.
2
TAC
総合評価

| 受講料 | 400,000円〜485,000円 |
| 教材特徴 | オリジナルテキスト+Becker問題集、ボリュームあり |
| 講義形式 | 正統派黒板スタイル講義 |
| サポート期間 | 3年間 |
| 合格祝い金 | なし |
| 単位取得 | やや困難(時間がかかる) |
ポイント
- 長年の資格試験指導ノウハウを活かした
正統派学習スタイル - Becker問題集が使用可能で
実践的な学習ができる - REG・TCP(税務科目)の評判が特に良好
- 質問回答が迅速で的確なサポート体制
- 教育訓練給付制度対象講座で
受講料の一部支給
no.
3
CPA会計学院
総合評価

| 受講料 | 396,000円 |
| 教材特徴 | オリジナルテキスト+U World問題集、BARのみ対応 |
| 講義形式 | 日本語講義(会計知識前提) |
| サポート期間 | 2年間(延長可能) |
| 合格祝い金 | 10万円 |
| 単位取得 | やや困難 |
ポイント
- 受講料が比較的安価で費用を抑えて
学習開始可能 - 合格お祝い金10万円でコスト負担を軽減
- リスキリング補助金対象講座で
受講料大幅軽減 - 日本の公認会計士試験指導実績を活かした
会計基礎解説 - 新設校ならではの最新設備と学習環境




