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USCPAの履歴書・職務経歴書の書き方|資格欄の正式表記と例文

この記事でわかること

  • 履歴書の資格欄でUSCPAをどう書くか(全科目合格・ライセンス取得・科目合格・学習中の4段階別の正式表記と日付の書き方)
  • 「USCPA」「米国公認会計士」と名乗れるのはライセンス取得後だけ、という州の規則と、合格段階で使ってはいけない表記
  • 職務経歴書でUSCPAを「裏付け」として置く書き方と、監査法人・経理・未経験の経歴別の例文
  • 英文レジュメ(Resume)での書き方(Certifications欄の表記、実績の動詞と数値)
  • 採用担当者が資格欄で実際に見ているポイントと、よくあるNG表記
  • 筆者が3年目の転職活動で使った職務経歴書の構成と、面接で資格欄について聞かれたこと

著者情報:しわすゆう|USCPA(米国公認会計士)。大学在学時にアビタスのUSCPA講座を受講しUSCPAを取得。新卒でBIG4監査法人に就職し会計監査を3年経験。現在はコンサル会社に勤務。

最終更新日:2026年8月29日

「USCPAに合格したが、履歴書の資格欄にどう書けばいいのか」「ライセンスがない段階で『USCPA』と書いていいのか」「職務経歴書でUSCPAをどうアピールするか」と調べている方に向けた記事です。

結論から言うと、履歴書の資格欄は段階で書き分けます。全科目合格なら「米国公認会計士試験
全科目合格」、ライセンス取得後なら「米国公認会計士(◯◯州ライセンス)」、科目合格なら「米国公認会計士試験
◯科目合格(科目名)」で、「USCPA」「米国公認会計士」「CPA」と名乗れるのはライセンス取得後だけです。職務経歴書では資格を単独でアピールせず、経歴の中に「◯◯の専門性を体系化するために取得した」と文脈で置くのが、採用担当者に最も伝わる書き方です。

筆者はアラスカ州で受験し、監査法人での実務経験でワシントン州のライセンスを取得しました。3年目の転職活動では、全科目合格からライセンス取得までの間に資格欄の書き方を変えており、面接で資格欄について聞かれた経験もあります。

この記事では、州の規則と転職エージェントの公開情報を一次情報に、段階別の正式表記、職務経歴書と英文レジュメの例文、NG表記を整理し、筆者が実際に使った職務経歴書の構成を公開します。

ライセンス取得の手続きは「USCPAライセンスの取得方法と要件」で扱っているので、本記事は「書き方」に絞ります。

履歴書の資格欄はどう書く?全科目合格・ライセンス・科目合格・学習中の4段階

履歴書の資格欄は、①全科目合格「米国公認会計士試験
全科目合格(◯年◯月)」
②ライセンス取得「米国公認会計士(◯◯州ライセンス、◯年◯月登録)」
③科目合格「米国公認会計士試験 ◯科目合格(FAR・AUD、◯年◯月)」
④学習中「米国公認会計士試験
学習中(◯年◯月受験予定)」の4段階で書き分ける。「USCPA」「米国公認会計士」と名乗る表記はライセンス取得後のみ使える。

段階別の正式表記を整理します。

段階 資格欄の表記(推奨) 日付 補足
①全科目合格(ライセンス未取得) 米国公認会計士試験 全科目合格 最後の科目の合格通知日(◯年◯月) 「USCPA」「米国公認会計士」単独の表記は不可。括弧で(USCPA)と試験名を補う書き方は可
②ライセンス取得 米国公認会計士(◯◯州ライセンス) ライセンス登録日(◯年◯月) 「USCPA」「米国公認会計士」と名乗れる。ライセンス番号は書かなくてよい
③科目合格 米国公認会計士試験 ◯科目合格(FAR・AUD) 直近の科目の合格通知日 科目名を明記。「◯科目合格」だけでは伝わらない
④学習中 米国公認会計士試験 学習中(◯年◯月 FAR受験予定) 受験予定日 受験予定日を書くと「進んでいる」ことが伝わる。書かない選択もある

具体的な記載例です。

段階 記載例
①全科目合格 2025年8月 米国公認会計士試験(USCPA) 全科目合格
②ライセンス取得 2026年3月 米国公認会計士(USCPA)ワシントン州ライセンス登録
③科目合格 2025年11月 米国公認会計士試験(USCPA) 2科目合格(FAR・AUD)、残り2科目
2026年内合格予定
④学習中 2026年6月 米国公認会計士試験(USCPA) FAR受験予定(学習中)

KOTORA
JOURNALは、全科目合格者は「米国公認会計士試験全科目合格(USCPA)」と記載するのが一般的で、科目合格者は「米国公認会計士試験◯科目合格(科目名)」と合格科目と日付を明記する方法が一般的、としています。

筆者は3年目の転職活動の途中でライセンスを取得したため、書類の提出時期によって①と②を使い分けました。

ライセンス取得の手続きと州の選び方は「USCPAライセンスの取得方法と要件」で解説しています。

USCPAの学習をこれから始める方は、アビタスの無料説明会で受験州とライセンス州の選び方を確認しておくと、合格後に「どの州のライセンスと書くか」で迷いません。

なぜ「USCPA」と名乗れるのはライセンス取得後だけなのか

USCPAの資格は州ごとの会計士委員会が認定するもので、「CPA」の称号の使用は州の規則で制限されています。

段階 「CPA」「USCPA」「米国公認会計士」の称号 根拠
全科目合格 使えない(「試験合格者」と書く) 州の会計士委員会に登録されていない
サーティフィケート取得(一部の州) 州により異なる 州の規則による
ライセンス取得 使える 州の会計士委員会に登録され、称号の使用が認められる

たとえばワシントン州会計士委員会は、称号の使用について規則を公開しており、ライセンスを持たない者が「CPA」を名乗ることを認めていません。

アビタスも「USCPA試験合格だけでは『USCPA』とは名乗れませんし、名刺にも書けません」と明記しています。

合格段階で「USCPA」「米国公認会計士」と単独で書くと、採用担当者(特に監査法人・外資系)には「ライセンスの意味を理解していない」と受け取られるため、必ず「試験
全科目合格」の形にしてください。

括弧で(USCPA)と試験の略称を補うのは、試験名の一部としての表記なので問題ありません。

ライセンスを取るべきかどうかは「USCPAライセンスは必要?取得しない場合のデメリット」で解説しています。

職務経歴書でUSCPAはどう書く?「裏付け」として置く例文

職務経歴書ではUSCPAを資格欄に書くだけでなく、経歴の中で「なぜ取ったか」「何に活かしたか」を1〜2行で示す。「◯◯の専門性を体系化するために取得」「取得後に◯◯を担当」と経験に結びつけると、採用担当者は資格を「経験の裏付け」として読む。資格を単独でアピールする書き方は、経験がないことを強調してしまうため避ける。

職務経歴書の基本構成と、USCPAを置く場所を整理します。

項目 内容 USCPAを置く場所
職務要約(3〜5行) 経歴の要約と強み 「USCPA」を強みの1つとして1回だけ触れる
職務経歴(会社・部署・期間ごと) 担当業務と実績を数値で 取得時期と、取得後に担当した業務を1行で結びつける
資格 正式表記と日付 段階別の正式表記
スキル 会計基準(US GAAP・IFRS)、英語、システム USCPAで学んだ内容を具体化
自己PR 強みを3点 資格ではなく経験を主語に。USCPAは裏付け

経歴別の例文です。

監査法人出身者の例文

場所 例文
職務要約 BIG4監査法人で3年間、製造業および外資系日本法人の会計監査を担当。US
GAAPに基づく海外子会社のレポーティングパッケージ検討、米国子会社への往査を経験。USCPA(ワシントン州ライセンス)。
職務経歴 【担当業務】現金預金・売掛金・固定資産の実証手続(1年目)、海外子会社の連結パッケージ検討と米国子会社往査(2年目)、インチャージ補佐(3年目)【実績】往査で売掛金の滞留債権◯百万円を発見し、引当金の追加計上を提案
USCPAの位置 大学在学中にUSCPAに全科目合格し、入所後に監査実務でライセンスを取得。US
GAAPの知識を海外子会社案件で活用。

事業会社経理の例文

場所 例文
職務要約 日系メーカーで経理12年。決算統括、海外子会社3社の連結、部下4名の育成を担当。海外子会社の会計を体系的に理解するためUSCPAを取得。
職務経歴 【担当業務】月次・年次決算の統括、海外子会社3社(米国・タイ・中国)の連結パッケージ検討、監査法人対応【実績】決算日数を10営業日から7営業日に短縮、海外子会社の会計方針を統一
USCPAの位置 海外子会社の連結を担当する中でUS
GAAP・IFRSの体系的な知識が必要となり、2024年にUSCPA全科目合格。取得後、海外子会社の会計方針統一プロジェクトを主導。

未経験(非会計職)の例文

場所 例文
職務要約 商社で営業10年。与信管理・売掛金回収・海外取引先との英語での交渉を担当。会計・財務への転換を目指しUSCPAに全科目合格。
職務経歴 【担当業務】海外取引先20社の与信管理と売掛金回収、英文契約書の確認【実績】滞留債権を前年比30%削減
USCPAの位置 与信管理・売掛金回収の業務を通じて会計の重要性を認識し、2025年にUSCPA全科目合格。収益認識・債権評価の知識を与信管理に活用。

3つの例文に共通するのは、「業務→必要になった知識→USCPA取得→取得後の活用」の順で書くことです。

未経験の場合でも、「前職のどの業務が会計と接していたか」を書けば、USCPAが経験の裏付けになります。

未経験からの転職は「USCPAは未経験でも転職できる?」で、40代の書き方は「40代USCPAの転職戦略|狙う職種・動き方・失敗しない順番」で解説しています。

英文レジュメ(Resume)ではどう書く?Certifications欄と実績の書き方

英文レジュメでは、Certifications欄に「Certified Public
Accountant (CPA), Washington State Board of Accountancy, licensed
2026」(ライセンス取得後)または「Passed all four sections of the Uniform
CPA Examination,
2025」(全科目合格)と書き、職務経歴は動詞で始め数値で締める。外資系・海外向けでは「CPA」の称号が本社に直接伝わるため、ライセンスの有無を明確に区別して書く。

英文レジュメの段階別表記です。

段階 Certifications欄の表記
ライセンス取得 Certified Public Accountant (CPA), Washington State Board of
Accountancy, licensed March 2026
全科目合格 Passed all four sections of the Uniform CPA Examination (AICPA),
August 2025
科目合格 Passed FAR and AUD sections of the Uniform CPA Examination, November
2025 (remaining sections scheduled 2026)
学習中 CPA candidate (FAR exam scheduled June 2026)

英文では「CPA」の称号がそのまま本国の人事・財務責任者に伝わるため、ライセンスがない段階で「CPA」と書くと、本社の規則上の問題になり得ます。

外資系への転職は「USCPAで外資系企業に転職|評価される理由・職種・年収・選考」で解説しています。

職務経歴の書き方は、日本語の職務経歴書と考え方が違います。

比較項目 日本語の職務経歴書 英文レジュメ
文の始まり 「◯◯を担当」 動詞(Led, Performed, Reduced, Managed)
実績 文章で説明 数値で1行(「Reduced month-end close from 10 to 7 business
days」)
長さ 2〜3枚 1〜2枚
資格の位置 資格欄+経歴の文脈 Certifications欄+Summaryで1回
写真・年齢・性別 履歴書に記載 記載しない

実績の書き方の例です。

日本語 英文
海外子会社3社の連結パッケージを検討 Reviewed consolidation packages of three overseas subsidiaries (US,
Thailand, China) under US GAAP
米国子会社への往査で売掛金の滞留を発見し引当金の追加を提案 Identified aged receivables of JPY XX million during on-site audit
of US subsidiary and proposed additional allowance
決算日数を10営業日から7営業日に短縮 Reduced month-end close from 10 to 7 business days by streamlining
intercompany reconciliation

採用担当者は資格欄で何を見ている?よくあるNG表記

採用担当者が資格欄で見るのは、①ライセンスの有無と州
②合格・取得の時期(いつ取ったか、直近か) ③科目合格なら残り科目と予定
④他の資格との組み合わせ(簿記・TOEIC・CIA)の4点である。NG表記は、合格段階で「USCPA」と単独で書く、科目名を書かない、日付を書かない、TOEICの古いスコアを併記する、の4つが多い。

採用担当者の視点を整理します。

見ているポイント なぜ見るか 書き方
①ライセンスの有無と州 監査法人・外資系では「どの州か」が会話の入口。ライセンスの意味を理解しているかも見る 州名を明記。未取得なら「試験 全科目合格」と正確に
②時期 直近の合格なら学習の継続力、10年前なら実務での活用を見る 年月を明記
③科目合格の残り 「いつ全科目合格するか」で採用後の見通しを立てる 残り科目と受験予定を書く
④他の資格との組み合わせ 簿記1級+USCPAなら日本基準も強い、TOEIC+USCPAなら英語の裏付け 関連する資格を並べる。関係ない資格は省く

よくあるNG表記と修正例です。

NG表記 何が問題か 修正例
「USCPA」(合格段階で単独) ライセンスがないのに称号を使っている 「米国公認会計士試験(USCPA) 全科目合格」
「米国公認会計士試験 2科目合格」(科目名なし) どの科目か分からず評価できない 「2科目合格(FAR・AUD)」
日付なし いつ取ったか分からない 「2025年8月」
「TOEIC 650点(2015年)」 古いスコアはマイナスになり得る 直近2年以内のスコアのみ。なければ書かない
「USCPA(アラスカ州)」(受験州を書く) ライセンス州と受験州は別。受験州は書かない ライセンス州のみ「ワシントン州ライセンス」
資格欄にUSCPAの4科目すべてを列挙 冗長 「全科目合格」で十分

筆者はアラスカ州で受験し、ワシントン州でライセンスを取得しましたが、履歴書に書くのはワシントン州だけです。

受験州とライセンス州の関係は「USCPAの受験州の選び方」で解説しています。

筆者が3年目の転職活動で使った職務経歴書と、面接で聞かれたこと

筆者は監査法人3年目の転職活動で、職務要約→職務経歴(年次ごとに担当業務と実績)→資格→スキル→自己PRの5部構成の職務経歴書を使い、USCPAは職務要約で1回、経歴の文脈で1回、資格欄で1回の計3回に抑えた。面接で資格欄について聞かれたのは「ライセンスは何州か」「在学中に取ったのはなぜか」「日本の公認会計士との違いをどう考えるか」の3つだった。

職務経歴書の構成

項目 筆者が書いた内容 分量
職務要約 BIG4で3年、製造業・外資系日本法人の監査。海外子会社案件と米国往査。USCPA(ワシントン州ライセンス)。会計×システム×英語で事業の仕組みを作る側を志望 5行
職務経歴(1年目) 現金預金・売掛金・固定資産の実証手続。外資系日本法人の英文会計方針の検討 6行
職務経歴(2年目) 海外子会社の連結パッケージ検討、米国子会社への往査(売掛金・棚卸資産)。往査で滞留債権を発見し引当金の追加を提案 8行
職務経歴(3年目) インチャージ補佐、海外監査チームとの調整、英文の発見事項サマリー作成 6行
資格 米国公認会計士(USCPA)ワシントン州ライセンス、TOEIC(直近スコア) 2行
スキル US GAAP、日本基準、J-SOX、Excel、英語(ビジネスレベル) 3行
自己PR ①海外子会社案件で英語で論点を整理した経験
②J-SOX評価で業務プロセスとシステムを見た経験
③在学中にUSCPAを取り切った継続力
9行

USCPAの登場回数を3回に抑えたのは、資格より「何をしたか」を読ませたかったからです。

エージェントからも「USCPAは資格欄を見れば分かる。本文は経験で埋めろ」と助言されました。

面接で資格欄について聞かれたこと

質問 意図 筆者の答え
ライセンスは何州か ライセンスの意味を理解しているか、監査経験で取ったか ワシントン州。監査法人の実務経験で要件を満たした
在学中に取ったのはなぜか 目的意識と継続力 監査法人で英語案件を担当したかった。在学中の方が時間があった
日本の公認会計士との違いをどう考えるか 監査法人での自分の位置づけを理解しているか 日本基準の署名はできないが、US GAAP・英語案件で価値を出してきた

資格欄について深く聞かれたのはこの3問だけで、面接時間の大半は経歴の中身に使われました。

資格欄は「正確に書いてあれば通過する」もので、差がつくのは職務経歴の書き方です。

転職活動の全体は「監査法人からの転職先7選|3年で辞めた私の選択と判断軸」で、面接対策は「監査法人の面接対策と志望動機の作り方|頻出質問15と例文」で書いています。

職務経歴書を書いたら、会計人材に特化したエージェントに添削を頼むと、「USCPAの置き方」「実績の数値化」「応募先ごとの調整」を業界の目で直してもらえます。

MS-Japanに登録すると、職務経歴書の添削と、USCPAを歓迎する求人票との照合をまとめて受けられます。

エージェントの選び方は「USCPA向け転職エージェントおすすめ比較|失敗しない選び方」で解説しています。

よくある質問(FAQ)

Q1.
全科目合格の段階で履歴書に「USCPA」と書いてもいいですか?

単独では書けません。

「USCPA」「米国公認会計士」「CPA」の称号は州の会計士委員会にライセンス登録した後に使えるもので、合格段階では「米国公認会計士試験(USCPA)
全科目合格」と書きます。

括弧で試験の略称として(USCPA)を補うのは問題ありません。

監査法人・外資系では「ライセンスの意味を理解しているか」を見られるため、正確に書いてください。

Q2.
科目合格は履歴書に書く価値がありますか?

あります。

「米国公認会計士試験
2科目合格(FAR・AUD)、残り2科目◯年内合格予定」と科目名と予定を書けば、学習の継続と見通しが伝わります。

監査法人の一部や事業会社の経理では科目合格を評価する求人があり、書かないと機会を失います。

科目合格での転職は「USCPA科目合格で転職できる?企業の評価と求人実態」で解説しています。

Q3.
学習中でも履歴書に書いていいですか?

書いてもよいですが、受験予定日を添えてください。

「米国公認会計士試験 学習中(◯年◯月
FAR受験予定)」と書けば、「勉強している」ではなく「受験が決まっている」と伝わります。

受験予定が未定なら、書かずに面接で口頭で伝える方が無難です。

Q4.
受験した州とライセンスの州が違う場合、どちらを書きますか?

ライセンスの州だけを書きます。

受験州は試験を受けた場所にすぎず、資格の効力はライセンス州にあります。

筆者はアラスカ州で受験しワシントン州でライセンスを取得しましたが、履歴書には「ワシントン州ライセンス」とだけ書いています。

Q5.
職務経歴書でUSCPAは何回書けばいいですか?

3回程度が目安です。

職務要約で1回、経歴の文脈(なぜ取ったか・何に活かしたか)で1回、資格欄で1回で、それ以上繰り返すと「資格しかない」印象になります。

本文は経験と実績で埋め、USCPAはその裏付けとして置いてください。

Q6.
英文レジュメでライセンスがない場合はどう書きますか?

「Passed all four sections of the Uniform CPA Examination (AICPA),
◯年◯月」と書きます。

「CPA」と単独で書くと本国の規則上の問題になり得るため、外資系・海外向けではライセンスの有無を明確に区別してください。

ライセンス取得後は「Certified Public Accountant (CPA), ◯◯ State Board
of Accountancy, licensed ◯年◯月」に変えます。

Q7.
TOEICのスコアはUSCPAと一緒に書くべきですか?

直近2年以内のスコアなら書く価値があります。

USCPA+TOEICは英語の裏付けとして相乗効果がありますが、古いスコアや低いスコアはマイナスになり得るため、直近のスコアがなければ書かない方が無難です。

TOEICとUSCPAの関係は「USCPAとTOEIC|転職に効くのはどっち?4象限で判断する」で解説しています。

まとめ:資格欄は段階別に正確に、職務経歴書は経験を主語にUSCPAを裏付けに

この記事の要点を再掲します。

  • 履歴書の資格欄は全科目合格「米国公認会計士試験
    全科目合格」、ライセンス取得「米国公認会計士(◯◯州ライセンス)」、科目合格「◯科目合格(科目名)」、学習中「学習中(受験予定日)」
    の4段階で書き分ける
  • 「USCPA」「米国公認会計士」「CPA」と名乗れるのはライセンス取得後だけ。合格段階で単独表記すると「ライセンスの意味を理解していない」と見られる
  • 職務経歴書では「業務→必要になった知識→USCPA取得→取得後の活用」の順で経歴の文脈に置く。登場回数は3回程度
  • 英文レジュメはCertifications欄で段階を明確に区別し、実績は動詞で始め数値で締める
  • 採用担当者が見るのはライセンスの有無と州・時期・科目合格の残り・他資格との組み合わせ。NGは合格段階の単独表記・科目名なし・日付なし・古いTOEIC・受験州の記載
  • 筆者の職務経歴書はUSCPAを3回に抑え、面接で聞かれたのは「何州か」「在学中に取った理由」「公認会計士との違い」の3問。差がつくのは経歴の書き方

資格欄は正確に書けば通過し、差がつくのは経験の書き方です。

まず自分の段階に合った正式表記を資格欄に書き、次に「なぜ取ったか・何に活かしたか」を経歴の中に1〜2行で置くところから始めてみてください。

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