この記事でわかること
- 監査法人の面接の流れ(書類→一次面接マネージャー→二次面接パートナー)と、各段階で見られること
- 頻出質問15問の「質問の意図」と「答え方の型」(USCPA・JCPA共通、USCPA特有の質問を含む)
- 志望動機を「なぜ監査法人か・なぜこの法人か・なぜ自分か」の3層で作る方法と、新卒USCPA・中途未経験・経理経験者の例文
- 面接で落ちる人の共通点と、逆質問で差をつける方法
- 筆者がBIG4の新卒面接で答えた内容と、中途採用面接に同席して見た「通る人・落ちる人」の差
著者情報:しわすゆう|USCPA(米国公認会計士)。大学在学時にアビタスのUSCPA講座を受講しUSCPAを取得。新卒でBIG4監査法人に就職し会計監査を3年経験。現在はコンサル会社に勤務。
最終更新日:2026年8月28日
「監査法人の面接では何を聞かれる?」「志望動機はどう作る?」「USCPAだと何を突っ込まれる?」と検索している方に向けて、面接の流れ・頻出質問・志望動機の作り方を整理します。
結論から言うと、監査法人の面接で見られるのは「監査という仕事を理解しているか」「この法人で何をやりたいか」「すぐ辞めないか」の3点で、志望動機は「なぜ監査法人か→なぜこの法人か→なぜ自分か」の3層で作ると一貫性が出ます。
USCPAの場合は加えて「全科目合格の時期と受験計画」「英語で業務ができる根拠」「なぜJCPAではなくUSCPAか」が必ず問われます。
筆者はBIG4の新卒面接(マネージャー→パートナーの2回)を受けて入所し、在籍中に中途採用面接に同席して候補者を見る側も経験しました。
この記事では、両方の立場で見た「通る答え方」を、頻出質問15問と例文つきで解説します。
監査法人に入る方法の全体像は「USCPAで監査法人に入る方法|採用要件・4つの入り方・選考対策」、落ちた後の立て直しは「BIG4監査法人に落ちたら|原因別の立て直しと次の一手5つ」で解説しているので、本記事は「面接と志望動機」に絞ります。
監査法人の面接の流れと各段階で見られること
監査法人の面接は「書類選考→一次面接(マネージャー・シニアマネージャー)→二次面接(パートナー)」の2回が標準で、エージェント経由なら応募から内定まで1〜3週間。一次は「監査の理解・スキル・志望動機の具体性」、二次は「キャリアの軸・法人との相性・定着性」を見る。
| 段階 | 面接官 | 時間 | 見られること | 準備すること |
|---|---|---|---|---|
| 書類選考 | 採用担当・部門責任者 | ― | 資格の状況(合格科目・時期)、前職の経験、英語力、年齢 | 履歴書・職務経歴書に合格科目と時期、英語の実績を具体的に |
| 一次面接 | マネージャー・シニアマネージャー(1〜2名) | 30〜60分 | 監査の仕事の理解、志望動機の具体性、スキル(会計・英語・前職)、一緒に働けるか | 頻出質問15問の答えを用意。志望部門・クライアント業種を具体的に |
| 二次面接(最終) | パートナー(1〜2名) | 30〜45分 | キャリアの軸、法人を選ぶ理由、定着性、人柄 | 一次と同じ軸で話す。逆質問を2〜3個用意 |
| 内定・条件提示 | 採用担当 | ― | 職階・年収・入所日 | エージェント経由なら条件交渉を任せられる |
出典:筆者の実例(新卒面接2回)、中途採用面接の同席経験、各エージェントの案内
一次と二次で同じ軸を話す
筆者が面接同席で見た「落ちる人」の典型は、一次で「監査がやりたい」と言い、二次で「将来はコンサルに」と言って軸がぶれるケースでした。
一次と二次の面接官は評価を共有するため、「まず監査で型を身につけ、その後に◯◯領域で活かしたい」という順序を両方で同じ言葉で語るのが安全です。
監査法人の面接で聞かれる頻出質問15問|意図と答え方の型
頻出質問は「①志望動機系(なぜ監査法人・なぜこの法人・なぜ今)」「②資格系(なぜUSCPA・合格の時期・受験計画)」「③スキル系(英語・会計・前職)」「④キャリア系(5年後・辞める可能性)」「⑤人柄系(強み・弱み・チームでの経験)」の5群に分かれる。答えは「結論→理由→具体例→法人での活かし方」の順で60〜90秒に収める。
| # | 質問 | 質問の意図 | 答え方の型 |
|---|---|---|---|
| 1 | なぜ監査法人を志望するのですか | 監査の仕事を理解しているか。事業会社や税理士法人でない理由 | 「財務諸表と内部統制を検証する型を身につけたい。◯◯(業種・英語)の監査に関心がある」 |
| 2 | なぜ当法人ですか | 他のBIG4・準大手との違いを理解しているか | 法人の特徴(拠点・部門・クライアント業種・アドバイザリー比率)を1つ挙げ、自分の希望とつなげる |
| 3 | なぜ今(この時期に)転職・就職するのですか | 動機の一貫性、すぐ辞めないか | 「全科目合格が◯月にそろい、監査の経験を早く積みたい」など時期の必然性を示す |
| 4 | なぜ日本の公認会計士ではなくUSCPAですか | 資格選択の一貫性。「JCPAより簡単だから」と言わないか | 「英語で会計を扱うキャリアを目指し、在学中(働きながら)に取れる資格として選んだ」 |
| 5 | USCPAの合格状況と今後の受験計画は | 全科目そろうか。科目合格なら「いつ」 | 合格科目・時期・残り科目の受験月・スコアリリース日を数字で |
| 6 | 英語はどの程度使えますか | 英語案件に配属できるか | TOEICの点数より「英語で会計文書を読んだ・書いた経験」「英語案件を希望する」と明言 |
| 7 | 監査の仕事をどう理解していますか | 監査手続・証拠・内部統制の基礎を知っているか | 「証拠を集めて財務諸表の適正性を判断する仕事。実証手続と内部統制の評価がある」程度で十分 |
| 8 | 前職の経験は監査でどう活きますか(中途) | 前職を監査に翻訳できるか | 経理なら「決算の流れを作る側の視点」、営業なら「クライアントとの折衝」、ITなら「システム統制」 |
| 9 | 会計知識はどの程度ですか(未経験) | 簿記・USCPAの学習内容が実務に使えるか | 「USCPAのFARで連結・リースまで学習。簿記2級」など範囲を具体的に |
| 10 | 5年後・10年後はどうなっていたいですか | キャリアの軸、定着性 | 「まずシニアまで監査の型を身につけ、その後◯◯(法人内アドバイザリー・海外派遣など)」と順序で |
| 11 | 繁忙期の長時間労働は大丈夫ですか | 覚悟と体力、生活との両立 | 「4〜5月に集中することは理解している。学習と仕事を両立した経験がある」 |
| 12 | チームで働いた経験を教えてください | 監査はチーム業務。協調性 | 具体的な役割と成果を1つ。「調整役」「数字をまとめる役」など |
| 13 | あなたの強み・弱みは | 自己認識、監査への適性 | 強みは「粘り強さ・正確さ・説明力」のいずれかを具体例で。弱みは改善策とセットで |
| 14 | 他に受けている法人・企業はありますか | 志望度、比較の軸 | 正直に。「監査法人を第一に考え、◯法人を並行。御法人は◯◯の点で志望度が高い」 |
| 15 | 何か質問はありますか(逆質問) | 志望度と理解度 | 配属・案件・英語案件・昇格要件など、自分の軸に関わる質問を2〜3個 |
USCPA特有の質問4・5・6の答え方
USCPAで受ける場合、質問4〜6は必ず聞かれます。
| 質問 | 落ちる答え | 通る答え |
|---|---|---|
| なぜUSCPAか | 「日本の公認会計士より簡単だったので」「短期間で取れるから」 | 「英語で会計を扱うキャリアを目指し、在学中(働きながら)に取れる資格として選んだ。JCPAと比べて劣ると思っていない」 |
| 合格状況 | 「残り2科目は来年中に」(曖昧) | 「FAR・AUD・REG合格済み。TCPを10月に受験、12月15日リリース。合格後すぐ入所可能」 |
| 英語 | 「TOEICは700点ですが、話すのは苦手です」 | 「USCPAの学習で英語の会計文書は読める。英語案件を希望する。会話は入所後に伸ばす」 |
筆者が新卒面接で答えた内容は、この「通る答え」の型そのものでした。
USCPAで入る意味は面接で自分から取りにいかないと得られない、というのが実感です。
英語の実態は「監査法人で英語は使う?USCPAが3年で担当した英語業務の実態」、科目合格段階の動き方は「USCPA科目合格で監査法人に入れる?入口3つと動くべき合格数」で解説しています。
面接の前に、応募法人の求人票で「配属部門」「歓迎要件」「英語案件の有無」を確認しておくと、質問2・6・15の答えが具体的になります。
会計士・USCPA専門のMS-Japanの無料登録では、BIG4・準大手の求人票を部門・要件付きで取り寄せられ、面接対策の相談にも対応しています。
志望動機の作り方|「なぜ監査法人・なぜこの法人・なぜ自分」の3層
志望動機は「①なぜ監査法人か(仕事の理解と動機)」「②なぜこの法人か(法人の特徴と自分の希望の接点)」「③なぜ自分か(資格・経験・英語で貢献できること)」の3層で作り、最後に「入所後にやりたいこと」で締める。3層のどれかが欠けると「どの法人でも言える志望動機」になり、面接官に刺さらない。
| 層 | 問い | 書く内容 | 落ちる例 |
|---|---|---|---|
| ① なぜ監査法人か | 事業会社・税理士法人・コンサルでなく監査法人を選ぶ理由 | 「財務諸表と内部統制を検証する型を身につけたい」「複数の企業を見て会計の判断力を磨きたい」 | 「USCPAを活かせるから」(どこでも言える) |
| ② なぜこの法人か | BIG4・準大手の中でこの法人を選ぶ理由 | 拠点・部門・クライアント業種・アドバイザリー比率・海外派遣制度など、法人の特徴と自分の希望の接点 | 「業界最大手だから」「知名度が高いから」 |
| ③ なぜ自分か | 法人が自分を採る理由 | 資格(全科目合格)・英語(会計文書の読解、英語案件の希望)・前職(経理・営業・ITの経験)で貢献できること | 「頑張ります」「学ぶ意欲があります」 |
| 締め | 入所後にやりたいこと | 「外資系クライアントの監査で英語の調書を担当したい」「◯◯業種の監査に携わりたい」 | 「いろいろ経験したい」 |
例文①:新卒USCPA(在学中合格)
「私は大学在学中にUSCPAの全科目に合格し、英語で会計を扱うキャリアを目指しています。監査法人を志望する理由は、財務諸表と内部統制を検証する型を最初に身につけることが、会計の専門家として最も汎用性の高い土台になると考えるからです。御法人を志望する理由は、外資系クライアントを担当する部門があり、英語での監査調書を早い段階から経験できる点です。入所後は、USCPAの学習で得たUS
GAAPの知識と英語の会計文書の読解力を活かし、外資系クライアントの監査で貢献したいと考えています。」
例文②:中途・未経験(20代・営業職から)
「私は法人営業として3年間、決算書を読んで取引先の与信を判断する業務に携わる中で、財務諸表を『作る側・検証する側』の視点を持ちたいと考え、働きながらUSCPAの全科目に合格しました。監査法人を志望するのは、複数の企業の財務諸表を検証する経験が、会計の判断力を最も速く鍛えられると考えるからです。御法人は◯◯業種のクライアントが多く、前職で培った業界知識と折衝力を活かせると考えました。入所後は、クライアントとのコミュニケーションを強みに、監査手続を早く一人で回せるようになりたいです。」
例文③:中途・経理経験者(30代)
「私は事業会社の経理で6年間、月次・年次決算と連結パッケージの作成を担当し、監査対応の中で『監査人の視点』に関心を持ちUSCPAを取得しました。監査法人を志望するのは、決算を作る側の経験を、検証する側の専門性と組み合わせたいからです。御法人を志望する理由は、◯◯セクターの監査統轄事業部があり、前職の業界経験を直接活かせる点です。入所後は、決算実務の理解を強みに、クライアントの経理部門との調整で貢献し、シニアとして現場を回せるようになりたいと考えています。」
法人ごとの特徴は「BIG4監査法人の違いを比較|規模・年収・働き方・USCPA採用」、30代の入り方は「30代未経験で監査法人に入るには|USCPAで入る条件と実例」で解説しています。
面接で落ちる人の共通点と逆質問の作り方
落ちる人に共通するのは「志望動機がどの法人でも言える」「監査の仕事を理解していない」「軸が一次と二次でぶれる」「USCPAの選択理由が守りに入っている」「逆質問がない・調べれば分かることを聞く」の5つ。逆質問は「配属・案件・昇格要件」など自分の軸に関わることを2〜3個用意する。
| 落ちる共通点 | 面接官の受け取り方 | 修正策 |
|---|---|---|
| 志望動機がどの法人でも言える | 「本当にうちに来たいのか分からない」 | 法人の特徴(拠点・部門・業種)を1つ挙げて自分の希望とつなぐ |
| 監査の仕事を理解していない | 「入ってから『思っていたのと違う』で辞める」 | 実証手続・内部統制の評価・監査調書など、仕事の中身を一言で言える程度に調べる |
| 一次と二次で軸がぶれる | 「言うことが変わる人」 | 「まず監査で型を作り、その後◯◯」の順序を両方で同じ言葉で |
| USCPAの選択理由が守りに入っている | 「JCPAより劣ると自分で思っている」 | 「英語で会計を扱うキャリアのために選んだ」と前向きに言い切る |
| 逆質問がない・調べれば分かることを聞く | 「志望度が低い」「準備不足」 | 配属・案件・英語案件・昇格要件・繁忙期の実態を聞く |
逆質問の例
| 逆質問 | 何が分かるか |
|---|---|
| 「USCPAで入所した方は、どの部門・クライアントに配属されることが多いですか」 | USCPAの配属実績、英語案件の有無 |
| 「USCPAでマネージャーに昇格された方はいらっしゃいますか」 | 昇格要件にJCPA登録を求めるか |
| 「1年目のスタッフは、繁忙期にどのような業務を担当しますか」 | 仕事の中身、残業の実態 |
| 「面接官の方が、この法人を選んだ理由を教えていただけますか」 | 法人のカルチャー、面接官の人柄 |
| 「入所までに学んでおくとよいことはありますか」 | 志望度のアピール、実務で求められる知識 |
昇格要件の質問は、USCPAにとって最も重要な逆質問です。
入所前に「USCPAのマネージャー昇格実績」を確認しておくと、入所後のカーブの見通しが立ちます。
面接の想定問答を第三者に見てもらいたい方へ
筆者が面接同席で見た「通る人」は、想定問答をエージェントや先輩に一度話して、軸のぶれを直してから面接に来ていました。
会計士・USCPA専門のMS-Japanは、監査法人ごとの面接で聞かれる内容の把握と模擬面接に対応しており、USCPA特有の質問(資格の選択理由・受験計画・英語)の答え方も相談できます。
筆者の実体験|新卒面接で答えたことと、面接同席で見た「通る人・落ちる人」
筆者はBIG4の新卒面接(一次マネージャー・二次パートナー)で「英語で会計を扱うキャリアのためにUSCPAを選び、まず監査で型を作り、外資系クライアントを担当したい」という軸を両方で同じ言葉で語って内定した。在籍中に中途採用面接に同席して見たのは、「全科目合格の時期と受験計画」「英語で業務ができる根拠」「監査という仕事の理解」の3点で候補者に差がつくということだった。
新卒面接で答えたこと
| 質問 | 筆者の答え(要旨) |
|---|---|
| なぜ日本の公認会計士ではなくUSCPAか | 「英語で会計を扱うキャリアを目指し、在学中に取れる資格として選んだ。学習を通じてUS GAAPと英語の会計文書に慣れた」 |
| 監査の仕事をどう理解しているか | 「財務諸表の適正性を検証する仕事。証拠を集めて判断する型を身につけたい」 |
| 英語は使えるか | 「大学受験レベルから、USCPAの学習で英語の会計文書を読めるようになった。英語案件を希望する」 |
| 入所後にやりたいこと | 「外資系クライアントの監査で英語の調書を担当したい」 |
| 5年後は | 「まずシニアまで監査の型を身につけ、その後は英語を使う領域(海外案件・アドバイザリー)で活かしたい」 |
二次のパートナー面接では、一次と同じ軸で話したうえで、「面接官の方がこの法人を選んだ理由」を逆質問しました。
この面接で「英語案件を希望する」と伝えたことが、1年目から外資系クライアントに配属された理由です。
面接同席で見た「通る人・落ちる人」
在籍中、中途採用面接に同席する機会があり、USCPAの候補者に対して法人側が見ていたのは次の3点でした。
| ポイント | 通る人 | 落ちる人 |
|---|---|---|
| ① 全科目合格の時期と受験計画 | 合格科目・受験月・スコアリリース日を数字で答え、「合格を条件に」の判断がしやすい | 「来年中には」と曖昧。科目合格の段階で計画がない |
| ② 英語で業務ができる根拠 | 「英語で会計文書を読んだ・書いた経験」を具体的に。英語案件を希望すると明言 | TOEICの点数だけ。「英語は苦手ですが監査がやりたい」 |
| ③ 監査という仕事の理解 | 実証手続・内部統制・監査調書を一言で説明でき、「まず監査で型を作る」順序で語る | 「会計の知識を活かしたい」だけ。監査の中身を調べていない |
面接官が最後に見るのは「一緒に繁忙期を乗り切れるか」で、資格や英語はその前提条件でした。
通る人は、資格の話より「入所後に何を担当したいか」を具体的に話していたのが印象に残っています。
3年間の仕事内容は「監査法人1年目の仕事内容|USCPA新人の1年間と3年間の変化」、入所後の実態は「監査法人は激務?繁忙期の実態と年間の残業時間を実体験で解説」で公開しています。
面接の準備ができたら、次にやること
監査法人の面接は、志望動機の3層と頻出質問15問の答えを用意し、一次・二次で同じ軸を話せば、資格の種類で不利になることはありません。
これから面接を受ける方は、応募法人の求人票で配属部門・歓迎要件・英語案件の有無を確認し、志望動機の②③をその法人向けに書き換えてください。
USCPAの方は、質問4〜6(なぜUSCPA・合格状況・英語)の答えを数字と具体例で固め、逆質問で「USCPAの配属実績と昇格要件」を確認するところまで準備しておくと、入所後のミスマッチも防げます。
会計士・USCPA専門のMS-Japanの無料登録では、監査法人ごとの面接傾向の把握と模擬面接に対応しており、複数法人の選考を並行する際の日程調整と条件比較も任せられます。
USCPAの学習をこれから始める方は「USCPA予備校おすすめ比較|費用・教材・サポートで選ぶ3校」で予備校を選び、入り方の全体像は「USCPAで監査法人に入る方法|採用要件・4つの入り方・選考対策」、職務経歴書の書き方は「USCPAの履歴書・職務経歴書の書き方|資格欄の正式表記と例文」に進んでください。
よくある質問(FAQ)
Q1.
監査法人の面接は何回ありますか?
書類選考の後、一次面接(マネージャー・シニアマネージャー)と二次面接(パートナー)の2回が標準です。
法人・部門によっては1回で終わる場合や、人事面談が加わる場合があります。
エージェント経由なら、応募から内定まで1〜3週間で進むことが多いです。
Q2.
志望動機はどう作ればよいですか?
「なぜ監査法人か→なぜこの法人か→なぜ自分か」の3層で作り、「入所後にやりたいこと」で締めます。
法人の特徴(拠点・部門・クライアント業種・アドバイザリー比率)を1つ挙げて自分の希望とつなぐと、「どの法人でも言える志望動機」を避けられます。
本記事の例文3パターンを、自分の経歴と応募法人に合わせて書き換えてください。
Q3.
USCPAだと面接で何を聞かれますか?
「なぜ日本の公認会計士ではなくUSCPAか」「合格状況と受験計画」「英語はどの程度使えるか」の3つは必ず聞かれます。
資格の選択理由は「英語で会計を扱うキャリアのために選んだ」と前向きに言い切り、合格状況は受験月とスコアリリース日を数字で、英語は「英語案件を希望する」と明言するのが通る答え方です。
Q4.
監査の知識はどこまで必要ですか?
「実証手続・内部統制の評価・監査調書」など、監査の仕事の中身を一言で説明できる程度で十分です。
USCPAのAUDで学ぶ範囲を、自分の言葉で言い直せるようにしておいてください。
深い知識より「監査という仕事を理解して志望しているか」が見られます。
Q5.
逆質問は何を聞けばよいですか?
「USCPAで入所した方の配属実績」「USCPAのマネージャー昇格実績」「1年目の繁忙期の業務」「面接官がこの法人を選んだ理由」など、自分の軸に関わる質問を2〜3個用意してください。
昇格要件の質問は、USCPAにとって入所後のカーブを左右する最重要の確認事項です。
調べれば分かること(拠点数・設立年)は聞かないでください。
Q6.
「将来は転職するつもり」と正直に言ってもよいですか?
言わない方が安全です。
採用側は定着を見ているため、「まずシニアまで監査の型を身につけ、その後は法人内のアドバイザリーや海外派遣で活かしたい」と、法人内で完結する順序で語ってください。
筆者は3年で転職しましたが、面接では「まず監査で型を作る」と順序で語り、それは入所後の実際の行動と一致していました。
Q7.
面接で落ちる人の共通点は何ですか?
「志望動機がどの法人でも言える」「監査の仕事を理解していない」「一次と二次で軸がぶれる」「USCPAの選択理由が守りに入っている」「逆質問がない」の5つです。
筆者が面接同席で見た落ちる人は、資格の話は長いのに「入所後に何を担当したいか」が言えない人でした。
Q8.
面接対策はエージェントに頼むべきですか?
頼んだ方がいいです。
法人ごとの面接で聞かれる内容の把握と、想定問答の軸のぶれを第三者に直してもらえるのが大きく、模擬面接で60〜90秒に収める練習ができます。
筆者が見た「通る人」は、面接前にエージェントや先輩に一度話して準備していました。
エージェントの選び方は「USCPA向け転職エージェントおすすめ比較|失敗しない選び方」で解説しています。
まとめ:面接は「監査の理解・この法人・入所後」を同じ軸で語る
この記事の要点を再掲します。
- 監査法人の面接は書類→一次(マネージャー)→二次(パートナー)の2回が標準。一次は具体性、二次はキャリアの軸と定着性を見る
- 頻出質問は志望動機・資格・スキル・キャリア・人柄の5群15問。答えは「結論→理由→具体例→法人での活かし方」で60〜90秒
- USCPAは「なぜUSCPAか・合格状況・英語」の3問が必ず出る。前向きに言い切り、数字で示し、英語案件を希望すると明言する
- 志望動機は「なぜ監査法人か→なぜこの法人か→なぜ自分か」の3層+入所後にやりたいこと。法人の特徴を1つ挙げて自分の希望とつなぐ
- 落ちる共通点はどの法人でも言える志望動機・監査の理解不足・軸のぶれ・守りのUSCPA・逆質問なし。逆質問は配属・昇格要件を聞く
- 筆者は新卒面接で「英語で会計を扱うキャリアのためにUSCPAを選び、まず監査で型を作り、外資系クライアントを担当したい」を一次・二次で同じ言葉で語って内定。面接同席で見た差は「合格計画・英語の根拠・監査の理解」の3点
面接で見られるのは資格ではなく、「監査を理解して、この法人で何をやりたいか」を自分の言葉で言えるかです。
応募法人の求人票を確認して、志望動機の3層と質問4〜6の答えを今日書き出してみてください。
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