この記事でわかること
- USCPAの合格者の多くが「働きながら」である理由と、その前提となる試験制度の3つの特徴
- 社会人が週20時間を作る時間術(平日2時間+休日5時間の内訳と、時間帯ごとの学習内容)
- 学習開始から全科目合格までの18ヵ月モデルスケジュール(科目順序・単位取得・出願の並行)
- 働きながらの合格者に共通する勉強法5つ(講義1周→演習中心、4択→TBS、日本語訳の先読み、復習サイクル、模試の使い方)
- 繁忙期・出張・異動で崩れたときの立て直し方と、筆者が監査法人・コンサルで見た「働きながら合格した同僚10人以上」の共通点
著者情報:しわすゆう|USCPA(米国公認会計士)。大学在学時にアビタスのUSCPA講座を受講しUSCPAを取得。新卒でBIG4監査法人に就職し会計監査を3年経験。現在はコンサル会社に勤務。
最終更新日:2026年8月28日
「働きながらUSCPAに合格するなんて、本当にできるのか」と、テキストの厚さを見て不安になっていませんか。
結論から言うと、USCPAは、働きながら合格するのが標準の試験です。
科目合格制で1科目ずつ受けられ、受験日を自分で選べるため、まとまった休みを取らずに合格できる設計になっています。
筆者は在学中に合格しましたが、監査法人とコンサル会社で、働きながら合格した同僚を10人以上見てきました。
経理からの転職組、営業からの未経験組、時短勤務のワーママまで、状況は違っても、やっていたことには共通点があります。
この記事では、週20時間を作る時間術、18ヵ月のモデルスケジュール、働きながらの合格者に共通する勉強法、崩れたときの立て直し方を、実例つきで整理します。
働きながらUSCPAに合格できる?標準の試験である3つの根拠
USCPAは、①科目合格制で1科目ずつ受けられる、②テストセンターで受験日を自分で選べる、③必要学習時間が1,000〜1,500時間で日本の公認会計士の3分の1程度、という3つの特徴から、働きながら合格するのが標準の試験である。合格者の大半は社会人受験生。
「働きながら」が標準である根拠を、試験制度から確認します。
| 特徴 | 内容 | 社会人にとっての意味 |
|---|---|---|
| 科目合格制 | FAR・AUD・REG+選択科目(BAR/ISC/TCP)の4科目を1科目ずつ受験。合格科目は一定期間有効 | 「今年はFARだけ」という設計ができる。全科目を一度に仕上げる必要がない |
| 受験日を選べる | プロメトリックのテストセンターで日程を選んで予約 | 繁忙期・出張・異動を避けて受験日を置ける。年1〜2回の一斉試験ではない |
| 学習時間の目安 | 予備校各社の案内で1,000〜1,500時間前後(CPA会計学院公式:1,000〜1,500時間、アビタス公式:1,200〜1,500時間前後) | 週20時間なら1〜1.5年。日本の公認会計士(3,000時間以上)の3分の1程度 |
| 出題形式 | 4択(MC)とTBS(総合問題)のコンピュータ試験。75点以上で合格 | 記述式の論文がなく、細切れ時間の演習で対策できる |
「合格者の多くが社会人」という点は、予備校各社の合格者の声を見ても、監査法人・事業会社・金融など在職中の合格体験記が大半を占めていることからも裏付けられます。
日本の公認会計士試験が「学習に専念する期間」を前提にしているのに対し、USCPAは制度設計そのものが「働きながら」を前提にしています。
必要学習時間の内訳と簿記・英語のレベル別の目安は「USCPA合格に必要な勉強時間と効率的な勉強法|科目別の目安」で解説しています。
なお、働きながらの学習は「予備校の教材がスマホで完結するか」「質問対応が仕事の後の時間帯でも使えるか」「受講期間が長いか」で続けやすさが変わります。「USCPA予備校おすすめ比較|費用・教材・サポートで選ぶ3校」で3校の学習サポートを確認してから選んでください。
働きながらの計画は、自分の勤務形態・通勤時間・繁忙期を前提に組む必要があるので、説明会で「自分の場合の週の学習時間と合格時期」を一度聞いておくと、以降の計画がぶれません。アビタスの無料説明会はオンライン開催もあり、社会人向けの学習スケジュール相談ができます。
社会人が週20時間を作る時間術|平日2時間+休日5時間の内訳
週20時間は「平日2時間×5日=10時間」+「休日5時間×2日=10時間」で作る。平日の2時間は、早朝60分・通勤40分・昼休み20分の3枠から捻出し、夜は復習と翌日の準備に留める。休日の5時間は午前にまとめ、午後は休む。
「週20時間」を具体的な枠に落とします。
平日:早朝・通勤・昼休みの3枠で2時間
| 枠 | 時間 | 学習内容 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 早朝(出勤前) | 60分 | 講義の視聴、新しい論点のインプット | 夜より集中でき、残業で潰れない。前夜に教材を開いた状態で寝る |
| 通勤(往復) | 40分 | スマホの4択演習、前日の復習 | 立っていてもできる。電車内を「4択を解く場所」と決める |
| 昼休み | 20分 | 4択の演習、間違えた問題の見直し | 食事を早めに済ませて残りを充てる |
| 夜(帰宅後) | 0〜30分 | その日の間違えた問題の見直しだけ | 残業・会食で潰れる前提。ゼロでも計画は崩れない |
夜の学習を計画の中心に置かないのが、働きながらの鉄則です。
残業や会食で夜が潰れても、早朝・通勤・昼休みの3枠が残っていれば、平日2時間は確保できます。
休日:午前に5時間、午後は休む
休日は、午前9時から14時の5時間をまとめて確保し、TBS(総合問題)の演習や、その週の総復習に充てます。
午後を休みにするのは、「休日を全部潰す」計画が3ヵ月で破綻するからです。
家族がいる方は、この「土曜午前5時間」を家族と先に合意しておくと、計画が守れます(伝え方は「ワーママのUSCPA|仕事・育児と両立する学習法と現実的な計画」でも整理しています)。
週20時間が取れない場合
残業が多い時期や家庭の事情で週20時間が難しい場合は、週15時間で合格までの期間を1.5〜2年に延ばす方が、無理をして3ヵ月で止まるより確実です。
USCPAは科目合格制なので、期間を延ばしても合格した科目は残ります。
18ヵ月モデルスケジュール|科目順序・単位取得・出願を並行する
学習開始から18ヵ月で全科目合格するモデルは、0〜1ヵ月目に出願準備と単位取得を開始、FAR(5〜6ヵ月)→AUD(3〜4ヵ月)→REG(3〜4ヵ月)→選択科目(2〜3ヵ月)の順で進める。出願書類と単位取得を学習と並行させないと、初回受験が3〜6ヵ月遅れる。
働きながらの計画で最も多い失敗は、「学習は進んだのに出願書類が間に合わず、初回受験が遅れる」ことです。
学習・単位取得・出願を並行させたモデルスケジュールです。
| 時期 | 学習 | 出願・単位取得 |
|---|---|---|
| 0〜1ヵ月目 | 予備校入会、英文会計入門(簿記未経験の場合)、FAR開始 | 成績証明書(英文)の取り寄せ、単位診断、出願州の決定(会計単位が少なければアラスカ) |
| 2〜4ヵ月目 | FAR講義1周、4択演習開始 | 単位認定試験で不足単位を取得、学歴評価の申請 |
| 5〜6ヵ月目 | FAR演習の仕上げ、模試 → FAR受験 | 出願・NTS取得 |
| 7〜10ヵ月目 | AUD講義→演習 → AUD受験 | ライセンス用の追加単位を少しずつ取得 |
| 11〜14ヵ月目 | REG講義→演習 → REG受験 | 同上 |
| 15〜18ヵ月目 | 選択科目(BAR/ISC/TCP)講義→演習 → 受験 | 全科目合格。ライセンス州(ワシントン等)の要件を確認 |
科目順序について、筆者が同僚に勧めているのはFAR→AUD→REG→選択科目です。
- FARを最初に:財務会計はUSCPA全体の土台で、学習量も最大。最初に最も重い科目を終えると、残りが軽く感じる
- AUDを2番目に:FARの知識を前提にした監査論。FARの記憶が新しいうちに受ける
- REGを3番目に:税法・商法は独立した暗記中心の科目。FAR・AUDで学習習慣ができた後の方が続く
- 選択科目を最後に:BAR(FARの延長)・ISC(IT)・TCP(REGの延長)から、前職や目指す職種で選ぶ。選び方は「30代未経験からUSCPAでキャリアチェンジ|現実的な入口と手順」でも触れています
出願州と単位取得の詳細は「USCPA出願州の選び方|結局どこがいい?学歴・目的別に即答」「USCPAの会計単位・ビジネス単位が足りない時の対策|最短の揃え方」を参照してください。
働きながらの合格者に共通する勉強法5つ
①講義は1周だけで演習に移る、②4択を3周してからTBSに入る、③英語が苦手なら日本語訳を先に読む、④「1日後・1週間後・1ヵ月後」の復習サイクルを固定する、⑤模試は受験日の2〜3週間前に本番形式で。この5つは、経理出身でも未経験でも、時短でも共通していた。
筆者が監査法人とコンサルで見た「働きながら合格した同僚」の勉強法を、5つに集約します。
①講義は1周だけ。2周目はやらない
時間がある学生は講義を2周する余裕がありますが、社会人にはありません。
講義は1周で「全体像をつかむ」ことに割り切り、理解が浅い部分は演習で間違えたときに講義に戻る、という順序にします。
「講義を完璧に理解してから演習」は、働きながらでは永遠に演習に入れません。
②4択(MC)を3周してからTBSに入る
USCPAの出題は4択とTBS(総合問題)ですが、配点の半分程度は4択です。
4択を3周(1周目は全問、2周目は間違えた問題、3周目は再度間違えた問題)して正答率が80%を超えてから、TBSに入ります。
4択の知識が固まっていれば、TBSは「4択の知識を組み合わせる」だけで解ける問題が多い。
③英語が苦手なら、問題集の日本語訳を先に読む
英語で問題文を読むのに時間がかかる方は、「講義→問題の日本語訳を読んで内容を理解→英語で解く」の順にすると、演習の速度が上がります。
英語力の目安は「USCPAの英語力|TOEIC何点から?600点台でも受かる理由」で整理していますが、TOEIC600点台からでも、この順序で進めた同僚は合格しています。
英語を先に鍛えてから始めるより、教材の英語に慣れる方が早い。
④復習サイクルを「1日後・1週間後・1ヵ月後」に固定する
働きながらの学習で最も失われるのは「復習の時間」です。
間違えた問題に印をつけ、「翌日の通勤で見直す」「週末に1週間分を解き直す」「月末にその月の間違いを解き直す」と、復習のタイミングを固定します。
新しい範囲を進めることより、この復習サイクルを守る方が、合格率に直結します。
⑤模試は受験日の2〜3週間前に、本番と同じ時間帯・時間配分で
模試は「実力を測る」より「本番の時間配分に慣れる」ために使います。
受験日の2〜3週間前に、本番と同じ時間帯(午前受験なら午前)に、休憩の取り方まで本番と同じ形で受け、残りの2週間で模試の間違いを潰します。
この5つに、AICPAが公開しているサンプル問題(リリース問題)を演習に組み込むと、本番の出題形式への慣れが加わります。
繁忙期・出張・異動で崩れたときの立て直し方
崩れたときの原則は、①学習をゼロにせず「通勤の4択だけ」に縮小する、②再開の起点(前回の章の4択10問)を決めておく、③崩れる時期を年間計画に先に入れる、④科目合格の有効期限を確認して受験日を組み直す、の4つ。崩れること自体は失敗ではなく、戻れないことが失敗。
働きながらの学習は、必ず崩れます。
決算期、出張、異動、家族の事情。崩れる前提で、戻る仕組みを作っておきます。
| 崩れる場面 | 起きること | 立て直し方 |
|---|---|---|
| 決算期・年度末の繁忙期 | 早朝と夜の枠が消える。1〜2ヵ月 | 「通勤の4択だけ」に縮小してゼロにしない。繁忙期明けの受験日を先に置く |
| 出張・海外出張 | 1〜2週間、まとまった時間がない | 移動時間にスマホの4択。ホテルで講義を1本 |
| 異動・転職 | 新しい業務で1〜3ヵ月、学習に頭が回らない | 完全に止めてよい。再開日だけ決める。科目合格の有効期限を確認 |
| 家族の事情・体調 | すべての枠が止まる | 休む。再開の起点(前回の章の4択10問)だけ決めておく |
筆者の同僚で、決算期に3ヵ月完全に止まった後に戻れた人と戻れなかった人の差は、「再開の起点を決めていたか」だけでした。
「前回の章の4択を10問解く」のように、再開の最初の10分を機械的に決めておくと、3ヵ月止まっても戻れます。
崩れる時期は、年間計画に最初から「縮小月」として入れておき、受験日をその2〜3週間後に置きます。
撤退のパターンと防ぎ方は「USCPAの撤退率と挫折する人の共通点|やめる前に読む」で詳しく扱っています。
筆者が見た「働きながら合格した同僚10人以上」の共通点
経理出身、営業からの未経験、SIer出身、時短のワーママ、50代の商社経理。状況はまったく違う10人以上の同僚に共通していたのは、①受験日を先に決めていた、②夜ではなく早朝に学習していた、③講義より演習に時間を使っていた、④崩れる前提で計画していた、⑤合格前から次の動き(転職・異動)を見ていた、の5つ。
筆者自身は在学中に合格した側なので、「働きながら」の実例は、監査法人とコンサルで見た同僚たちの話です。
この記事シリーズで紹介してきた同僚を振り返ると、状況はまったく違います。
| 同僚 | 状況 | 学習期間 |
|---|---|---|
| Aさん | 32歳・製造業の経理7年 | 働きながら約1.5年 |
| Bさん | 35歳・医療機器営業から未経験 | 働きながら約2年(2科目合格で転職) |
| Cさん | 33歳・SIerから未経験 | 働きながら約2年(2科目合格で転職) |
| Iさん | 時短勤務・2児のワーママ | 働きながら3年 |
| Gさん | 53〜55歳・商社経理30年 | 働きながら2年 |
経験も年齢も学習期間も違うこの人たちに、共通していたことが5つあります。
①受験日を先に決めていた
全員、「学習が進んだら受ける」ではなく、「○月○日に受ける」を先に決めて、そこから逆算していました。
受験日が決まっていると、忙しい週も「最低限これだけ」という下限が保てます。
②夜ではなく早朝に学習していた
10人以上のうち、夜の学習を計画の中心に置いていた人は1人もいません。
全員が、早朝(5〜7時)に講義、通勤に4択、夜は復習だけ、という配置でした。
「残業で夜が潰れても計画が崩れない」ことが、続いた理由です。
③講義より演習に時間を使っていた
講義を2周した人はいません。
講義は1周で、残りの時間を4択とTBSの演習に使い、間違えたところだけ講義に戻る。
学習時間の6〜7割を演習に充てていた、というのが共通の感覚です。
④崩れる前提で計画していた
決算期、出張、子どもの病気。全員が「止まる時期」を計画に入れていて、止まったときに「計画通り」と思える設計にしていました。
⑤合格前から次の動きを見ていた
Aさんは3科目合格でエージェント登録、BさんとCさんは2科目合格で転職、Gさんは合格前から再雇用の交渉を意識、Iさんは合格後の評価の形を上司と話していました。
「合格してから考える」人は、合格後に止まります。
合格前から「合格したらこう動く」を決めていた人は、合格の翌月から資格が動き始めていました。
働きながら学習を始める前に決める5つのこと
①週の学習時間(20時間か15時間か)と合格目標時期、②平日3枠・休日午前の固定、③出願準備と単位取得を学習と同時に開始、④繁忙期・行事を年間計画に入れて受験日を配置、⑤教育訓練給付金・会社の資格支援の確認。この5つを最初の2週間で固めると、18ヵ月の計画が現実になる。
| 決めること | 具体的なアクション |
|---|---|
| ①学習時間と目標時期 | 週20時間なら18ヵ月、週15時間なら24ヵ月。無理のない方を選ぶ |
| ②枠の固定 | 早朝60分・通勤40分・昼休み20分・休日午前5時間を固定。夜は復習のみ |
| ③出願と単位の並行 | 入会と同時に成績証明書を取り寄せ、単位診断→出願州決定→単位試験→学歴評価。初回受験を遅らせない |
| ④受験日の配置 | 繁忙期・出張・行事を年間計画に入れ、その2〜3週間後に受験日を置く |
| ⑤費用と支援 | 教育訓練給付金の対象講座か、会社に資格取得支援があるかを確認。制度は「教育訓練給付金とUSCPA講座|対象校・条件・申請手順を解説」参照 |
費用の総額は、予備校の受講料に受験料・出願費用を足して見ます(「USCPAの費用総額|予備校・受験料・出願費の内訳と試算表」参照)。
給付金や会社の支援を織り込んだ実質額で、家計と相談してください。
この5つは、自分の勤務形態・通勤時間・繁忙期を前提に説明会で聞くと、その場で計画の骨格が固まります。
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よくある質問(FAQ)
Q1.
働きながらUSCPAに合格するには何年かかりますか?
週20時間なら1〜1.5年、週15時間なら1.5〜2年が目安です。
必要学習時間は予備校各社の案内で1,000〜1,500時間前後で、科目合格制のため1科目ずつ5〜6ヵ月(FAR)、3〜4ヵ月(AUD・REG)、2〜3ヵ月(選択科目)の順で進めるのが標準です。
筆者の同僚は、経理経験者で1.5年、未経験で2年、時短のワーママで3年と、状況によって幅があります。
期間より「止まらずに続く計画」を優先してください。
Q2.
平日は残業が多くて時間が取れません。それでも可能ですか?
可能です。
働きながらの合格者は、夜の学習を計画の中心に置いていません。
早朝60分・通勤40分・昼休み20分の3枠で平日2時間を作り、夜は復習だけにすると、残業で夜が潰れても計画が崩れません。
それでも週20時間が難しい場合は、週15時間で期間を1.5〜2年に延ばす方が、無理をして止まるより確実です。
Q3.
科目はどの順番で受けるのがよいですか?
FAR→AUD→REG→選択科目が標準です。
FARは財務会計でUSCPA全体の土台になり学習量も最大なので、最初に終えると残りが軽く感じます。
AUDはFARの知識を前提にするため2番目、REGは独立した暗記中心の科目なので学習習慣ができた3番目、選択科目(BAR・ISC・TCP)は前職や目指す職種で選び最後に受けます。
経理経験者はFARの学習期間を短縮できることが多いです。
Q4.
講義は何周すればよいですか?
1周で十分です。
働きながらの合格者で講義を2周した人はいません。講義は1周で全体像をつかむことに割り切り、4択を3周してからTBSに入り、間違えたところだけ講義に戻る順序にします。
学習時間の6〜7割を演習に充てるのが、働きながらの合格者に共通する配分です。
「講義を完璧に理解してから演習」は、時間のない社会人では演習に入れなくなります。
Q5.
繁忙期で1〜2ヵ月勉強できない時期があります。どうすればよいですか?
学習をゼロにせず「通勤の4択だけ」に縮小し、再開の起点を決めておいてください。
繁忙期は年間計画に「縮小月」として最初から入れ、受験日はその2〜3週間後に置きます。
再開時は「前回の章の4択を10問解く」のように最初の10分を機械的に決めておくと、2〜3ヵ月止まっても戻れます。
科目合格には有効期間があるので、止まった場合は期限を確認して受験日を組み直してください。
Q6.
会社に学習していることを伝えるべきですか?
伝える場合は、「受験日の休暇」と「繁忙期は学習を縮小するので業務に影響しない」の2点に絞ると理解を得やすいです。
会計・経理の職場ならUSCPAの学習は業務に直結するため、上司の理解を得やすい傾向があります。
会社によっては資格取得支援制度や、教育訓練給付金の申請サポートがあるので、人事に確認してみてください。
伝えるかどうか自体は、職場の雰囲気で慎重に判断して構いません。
Q7.
独学ではなく予備校を使うべきですか?
働きながらなら予備校をおすすめします。
理由は、受験資格の単位取得を予備校の単位試験で完結できること、出願手続きのサポートがあること、スマホで完結する教材と問題集で細切れ時間の学習ができることの3つです。
独学は教材費を抑えられますが、単位取得・出願手続き・教材選びを自分で行う時間が必要で、時間のない社会人にとっては遠回りになりがちです。
独学の可否は「USCPA独学」に関する記事で別途整理していますが、働きながらの短期合格を狙うなら予備校が現実的です。
まとめ:働きながらの合格は「早朝・演習・受験日先決め」で決まる
この記事の要点を再掲します。
- USCPAは科目合格制・受験日を選べる・学習時間1,000〜1,500時間という制度から、働きながら合格するのが標準
- 週20時間は平日2時間(早朝60分・通勤40分・昼休み20分)+休日午前5時間で作る。夜は計画の中心にしない
- 18ヵ月計画はFAR→AUD→REG→選択科目の順で、出願準備と単位取得を学習と同時に開始する
- 勉強法は講義1周・4択3周→TBS・日本語訳の先読み・復習サイクルの固定・模試は本番形式で
- 崩れたときはゼロにせず縮小し、再開の起点を決め、崩れる月を計画に先に入れる
- 同僚10人以上の共通点は受験日を先に決める・早朝学習・演習中心・崩れる前提・合格前から次を見る
- 学習前に時間と目標時期・枠の固定・出願と単位の並行・受験日の配置・費用と支援の5点を決める
筆者が見た「働きながら合格した」同僚たちは、特別に時間があったわけでも、特別に頭がよかったわけでもありません。
受験日を先に決め、早朝に学習し、演習に時間を使い、崩れても戻れる設計をしていた。それだけです。
まず、最初の受験日を決めるところから始めてください。
USCPAおすすめスクール
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no.
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アビタス
総合評価

| 受講料 | 624,800円〜 (実質10万円台) |
| 教材特徴 | 日本語テキスト+英語問題集、図解豊富で初学者OK |
| 講義形式 | 日本語講義、 スモールユニット形式 |
| サポート期間 | 5年間(業界最長) |
| 合格祝い金 | 社会人20万円、 学生15万円 |
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| 単位取得 | やや困難(時間がかかる) |
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