この記事でわかること
- グアムでUSCPAを受験する意味(日本の会場が満席の時の代替、国際受験料より安いグアム受験料、複数科目のまとめ受験)と、「グアム出願」と「グアム受験」は別物という前提
- グアム受験の費用(グアム受験料・航空券・ホテル・滞在費)の内訳と、日本受験との1科目あたり比較
- 手続きの流れ(NTS→CPA PortalでGuam Administration
Fee→プロメトリックで「Guam」を予約→渡航準備)と、パスポート・入国手続きの注意 - グアムのプロメトリック会場の場所(タモン地区)、ホテルの選び方、当日の動線、試験後の過ごし方
- 2024年に日本会場が満席で2科目をグアムで受けた予備校の同期(M)の実例と、筆者の御茶ノ水受験との比較
著者情報:しわすゆう|USCPA(米国公認会計士)。大学在学時にアビタスのUSCPA講座を受講しUSCPAを取得。新卒でBIG4監査法人に就職し会計監査を3年経験。現在はコンサル会社に勤務。
最終更新日:2026年8月29日
「日本の会場が満席でグアム受験を考えている」「グアムで受けると費用はどれくらいか」「会場やホテルはどう選ぶのか」と調べている方に向けた記事です。
結論から言うと、グアム受験はUSCPAの受験料に「Guam
Administration
Fee(1科目100〜140ドル、要確認)」を足し、往復航空券とホテルを自分で手配して受ける方法で、1科目あたりの総額は日本受験より3〜6万円高くなります。費用より「日本で期限内に席が取れない時の代替」と「2科目を1回の渡航でまとめる」場面で価値がある選択肢です。
筆者は4科目とも東京・御茶ノ水で受験しましたが、予備校の同期Mは2024年春に日本の会場が2ヵ月先まで埋まり、NTSの期限が迫っていたため2科目をグアムでまとめて受験しました。
この記事では、NASBA・プロメトリック公式の国際受験の案内と、2026年時点の費用情報(USCPAどこのブログ・資格キャリア)、受験者ブログを情報源として、グアム受験の位置づけ、費用、手続き、会場とホテル、当日の流れを整理し、同期Mの実例で解説します。
予約の基本操作は「USCPAのプロメトリック予約手順|画面ごとの入力と注意点」、日本の会場が取れない場合の対処全般は「プロメトリック予約できない?USCPAの原因3系統と対処法7つ」で扱っているので、本記事は「グアムで受ける」ことに絞ります。
グアム受験とは?「グアム出願」との違いと選ぶ理由
グアム受験とは、米国領グアムのプロメトリック会場でUSCPA試験を受けることで、出願州がどこであっても選べる。「グアム出願(グアム会計委員会に受験申請すること)」とは別で、グアム出願でも日本で受験できるし、ワシントン州出願でもグアムで受験できる。グアムを選ぶ理由は、日本の会場が満席の時の代替、日本の国際受験料より安い追加料金、複数科目のまとめ受験の3つである。
まず、混同しやすい2つを整理します。
| 用語 | 意味 | 費用への影響 |
|---|---|---|
| グアム出願 | グアム会計委員会に受験資格の審査を申請し、グアムの受験者として出願する | 出願料・受験料はグアムの料金体系。受験地は自由 |
| グアム受験 | 受験地としてグアムのプロメトリック会場を選ぶ | 出願州にかかわらず「Guam Administration Fee」が科目ごとに必要 |
出典:USCPA職人「USCPA試験のグアムでの受験料はいくら?」、プロアクティブ/グアム大学日本事務局(出願州がどこでも好きな会場で受験可)。
グアム出願の是非は「USCPAグアム出願のメリット・デメリット|見込み受験と注意点」で解説しているので、本記事は「受験地としてのグアム」のみ扱います。
グアムで受ける3つの理由
| 理由 | 内容 | 向く人 |
|---|---|---|
| ①日本の会場が満席 | 御茶ノ水・中津とも期限内に席がない。2024年4〜6月に実際に起きた | NTS期限が迫っている人 |
| ②追加料金が安い | 日本の国際受験料(1科目390ドル前後)に対し、グアム受験料は1科目100〜140ドル(情報源により差、要確認) | 渡航費を抑えられる人 |
| ③複数科目のまとめ受験 | 1回の渡航で2科目を受ければ、渡航費を2科目で割れる | 2科目の学習が同時に仕上がる人 |
出典:資格キャリア「USCPAの費用はいくら?」(2026年6月、グアム100ドル・日本390ドル)、USCPAどこのブログ「USCPAの費用はいくら?」(2026年7月、Guam
Surcharge140ドル)。金額は改定されるため、CPA
Portalの支払い画面で当日の金額を確認してください。
②の差額(1科目250〜290ドル)だけでは渡航費を回収できないので、費用目的でグアムを選ぶのは2科目以上をまとめる場合に限られます。
費用はいくらかかる?日本受験との1科目あたり比較
グアム受験の費用は、①グアム受験料(1科目100〜140ドル)②往復航空券(3〜8万円)③ホテル(1泊1〜2万円×2〜3泊)④現地の食事・交通(1〜2万円)で、1科目だけなら総額10〜15万円、2科目をまとめると1科目あたり6〜9万円になる。日本受験(国際受験料390ドル前後=約6万円)と比べると、1科目なら4〜9万円高く、2科目なら差はほぼなくなる。
| 費用項目 | 日本受験 | グアム受験(1科目) | グアム受験(2科目まとめ) |
|---|---|---|---|
| 追加料金(NASBA) | 国際受験料 約390ドル(約5万9,000円) | グアム受験料 100〜140ドル(約1万5,000〜2万1,000円) | 200〜280ドル(約3万〜4万2,000円) |
| 航空券(往復) | 0円(東京在住) | 3〜8万円(時期による) | 3〜8万円 |
| ホテル | 0円 | 2泊で2〜4万円 | 3泊で3〜6万円 |
| 食事・交通 | 数千円 | 1〜2万円 | 1.5〜3万円 |
| 合計 | 約6万円 | 約8〜15万円 | 約11〜21万円(1科目あたり5.5〜10.5万円) |
| 日本との差(1科目あたり) | ― | +2〜9万円 | −0.5〜+4.5万円 |
出典:追加料金は上記2サイト(2026年)、航空券・ホテルは2026年8月時点の一般的な相場(要確認)、1ドル=150円換算。受験料・出願料は両方で同額のため除外。
費用は「安くなるか」ではなく「日本で受けられない時にいくら余分にかかるか」で見るのが正確です。
1科目なら2〜9万円の追加、2科目なら日本受験とほぼ同額、というのが目安です。
地方在住者は日本受験でも遠征費がかかるため、差はさらに縮まります(名古屋からの遠征費は「名古屋でUSCPAは受けられる?プロメトリック名古屋の実態と対策」を参照)。
受験料全体の内訳は「USCPA受験料の内訳と値上げ動向|日本受験は1科目約12万円」、費用総額は「USCPAの費用総額|予備校・受験料・出願費の内訳と試算表」で扱っています。
費用を抑えるポイント
| 方法 | 効果 | 注意 |
|---|---|---|
| 航空券を早めに取る | 3万円台で取れることがある | 受験日の変更と連動しにくい |
| 平日の受験・平日の渡航 | 航空券・ホテルとも安い | 仕事を休む日数が増える |
| 会場に近いホテル | タクシー代と移動の不安を減らす | 高級ホテルは避け、ビジネス向けで十分 |
| 2科目を2〜3日空けて受ける | 渡航費を2科目で割れる | 4時間の試験を連日は避ける。中1日以上 |
| パッケージツアーを使わない | 送迎待ちや相部屋の制約がない | 受験者ブログで「次回は自分で手配」の声 |
手続きの流れは?NTS→グアム受験料→予約→渡航準備
グアム受験の手続きは、①NTSを取得 ②NASBAのCPA Portalで「Guam
Administration Fee」を科目ごとに支払う
③プロメトリックの予約画面で会場を「Guam」で検索し予約
④航空券・ホテルを手配
⑤パスポート(有効期限)と入国手続き(ESTA、またはグアム・北マリアナ諸島ビザ免除プログラムのI-736)を準備、の5ステップである。日本受験の国際受験料を払っていても、グアム受験料は別に必要になる。
| ステップ | やること | 注意点 |
|---|---|---|
| ①NTS | CPA PortalでNTSを取得し氏名を照合 | 有効期限内に受験日を置く |
| ②グアム受験料 | CPA Portalの「International Administration」→受験地を「Guam」で科目ごとに支払う |
日本の国際受験料を払っていても別料金。払わないとグアム会場が予約画面に出ない |
| ③予約 | プロメトリック米国サイト→「CPA」→「Schedule」→会場検索で「Guam」 | Exam Section IDと姓4文字。日本より空きがある |
| ④渡航手配 | 航空券(成田・羽田・関西・中部からグアム直行便あり、約3時間半)、ホテル | 受験日の前日までに到着。試験翌日以降の帰国便 |
| ⑤入国手続き | パスポート(有効期限を確認)、ESTAまたはI-736(グアム・北マリアナ諸島ビザ免除)の準備 | 入国審査に時間がかかることがある。試験当日の到着は避ける |
出典:プロメトリック公式「CPA」ページ(グアム会場は事前にGuam
Administration Feeの支払いが必要)、NASBA「Test
Internationally」の案内。入国手続きの要件は変更されるため、渡航前に外務省・米国大使館の情報で要確認。
日本受験用の国際受験料を払った後でグアムに変更する場合、日本分は返金されず、グアム分を追加で払うことになります。
日本の席が取れない時にグアムへ切り替えるなら、国際受験料を払う前に判断する方が損失が小さいです。
CPA
Portalの操作は「NASBAの使い方|USCPA出願アカウント作成からログインまで」で解説しています。
出願州による制限
米国外の会場で受験する場合、NASBAの「Informed Consent for
International
Candidates(国際受験者の同意書)」に同意する必要があり、「合格から3年以内にライセンスを取得しない場合、合格実績が取り消されることがある」という条件が含まれます(ニューヨーク州出願者は合格実績が失効しない)。
グアムは米国領のため国際会場ではありませんが、グアム出願者以外がグアムで受ける場合の扱いは出願州の案内で確認してください。
出典:プロアクティブ/グアム大学日本事務局「世界各地に受験会場があるUSCPA」(2022年6月)。要確認。
会場とホテルはどう選ぶ?タモン地区の位置関係
グアムのプロメトリック会場は、空港・ホテル・ショッピングエリアが集まるタモン地区周辺にあり、主要ホテルから車で10〜15分の範囲に収まる。受験者ブログでは「半径5km以内に必要な施設がすべてある」「Bank
of
Guamの建物が目印」とされている。ホテルはタモンのビーチ沿いより、会場に近く移動の不安が少ないビジネス向けを選び、当日はタクシーまたはホテルの送迎で向かうのが安全である。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会場の場所 | タモン地区周辺(受験者ブログ「Bank of Guamのある場所が会場」)。正確な住所は予約確認メールで要確認 |
| 空港から会場 | 車で10〜15分 |
| 主要ホテルから会場 | 車で5〜15分。徒歩は暑さと歩道の有無から非推奨 |
| 移動手段 | タクシー(流しは少なく、ホテルで手配)、ホテルの送迎、レンタカー。バスは本数が少ない |
| 時差 | 日本+1時間。時差調整はほぼ不要 |
| 気候 | 年間を通じて30度前後。会場の冷房は強い |
出典:受験者ブログ「USCPAをグアムの試験会場で受験してみた」(2018年受験)、同期Mの記録(2024年)。会場の所在地は変更される可能性があるため、予約確認メールの住所を最終確認してください。
ホテル選びの基準
| 基準 | 理由 | 同期Mの選択 |
|---|---|---|
| 会場から車で10分以内 | 当日の移動の不安をなくす | タモン中心部のビジネス向けホテル |
| 机と静かな部屋 | 前日の最終確認をホテルでする | リゾートの大部屋より、机のある部屋 |
| 送迎かタクシー手配ができる | 当日の朝に確実に会場へ | フロントで前日にタクシーを予約 |
| コンビニ・食事が近い | 試験前後の食事を簡単に | ホテル周辺に日本のコンビニ系列あり |
| 2科目なら中1日以上の連泊 | 連日受験を避ける | 1科目目→中1日→2科目目の4泊 |
リゾートホテルは観光には良いが、受験には机と静けさのあるビジネス向けが向く、というのが同期Mの感想でした。
当日の流れは?日本の会場との違い
グアム会場の当日の流れは、受付(NTSとパスポート)→ロッカー→入室チェック(金属探知・眼鏡・生体認証)→4時間の試験→15分休憩→退出、と日本の会場と同じで、試験の内容・画面・設備(貸出電卓・ホワイトボード・ヘッドホン)も共通である。違うのは、スタッフとのやり取りが英語、移動がタクシー、冷房が強い、の3点である。
| 段階 | 内容 | 日本との違い |
|---|---|---|
| 前日 | ホテルで最終確認。フロントでタクシー予約。パスポート・NTSを封筒へ | 渡航の疲れを取ることを優先 |
| 当日朝 | 開始60分前にホテル出発、45分前に到着 | 交通の読みにくさから日本より早め |
| 受付 | NTSとパスポートを提示。英語でのやり取り | 「Here is my NTS and passport.」で十分 |
| ロッカー・入室チェック | 私物をロッカーへ。金属探知・ポケット・眼鏡・生体認証 | 同じ |
| 試験 | 4時間。貸出電卓・ホワイトボード・ヘッドホン | 同じ |
| 休憩 | テストレット3後の15分 | 同じ。飲み物は持参 |
| 退出 | 完了確認書を受け取る | 同じ |
| 試験後 | ホテルに戻り休息。翌日以降に帰国 | 当日の帰国便は避ける |
出典:同期Mの記録、受験者ブログ、KAIRO「USCPA試験当日の流れ|受付から退出までを筆者の時系列で解説」(2026年6月、入室チェックの内容)。
日本の会場での当日の流れは「プロメトリック御茶ノ水受験レポート|USCPA当日の流れと注意点」、持ち物は「USCPA当日の持ち物リスト|パスポート・NTS・確認書・貸出品」で解説しています。
服装・体調で注意すること
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 冷房 | 会場・ホテルとも強い。ポケットのない長袖を1枚 |
| 水分 | 屋外は暑く、会場は寒い。休憩用の水を持参 |
| 時差・移動疲れ | +1時間で時差はないが、飛行機と入国審査の疲れは残る。受験日の2日前到着が理想 |
| 食事 | 前日は食べ慣れたものを。ホテル周辺のコンビニで調達 |
体調管理は「USCPA試験前日の過ごし方|やること・やらないこと・体調管理」で解説しています。
同期はどう受けたか?日本満席で2科目をグアムに切り替えた実例
予備校の同期Mは2024年4月、日本の会場がNTS期限内に取れず、期限の6週間前にグアムでの2科目受験に切り替えた。グアム受験料2科目分と航空券・4泊のホテルで総額約18万円、1科目あたり約9万円で、日本受験(約6万円)より1科目3万円高かったが、期限切れで2科目分の受験料と国際受験料(合計十数万円)を失うより安く済んだ。
同期Mの切り替えから受験までの経過
| 週 | 状況 | やったこと |
|---|---|---|
| 期限8週間前 | 御茶ノ水・中津とも期限内の空きなし。空席確認を毎日続ける | 仮押さえもできない状態 |
| 期限6週間前 | グアムの空きを確認。2科目とも期限内に席あり | CPA PortalでGuam Administration Feeを2科目分支払い、翌日に予約 |
| 期限5週間前 | 航空券(平日、往復約4万円)と4泊のホテル(約4万円)を手配 | 1科目目→中1日→2科目目の日程 |
| 期限3週間前 | 出発。前日到着で最終確認 | フロントでタクシーを予約 |
| 受験1日目 | 1科目目。45分前に到着 | スタッフは親切。冷房が強かった |
| 中日 | ホテルで2科目目の最終確認 | 観光はしなかった |
| 受験2日目 | 2科目目 | 終了後、翌日に帰国 |
| 結果 | 2科目とも合格 | 総額約18万円 |
同期Mの結論は、「グアムは費用で選ぶ場所ではなく、期限を守るための保険。2科目まとめられたので日本と大差なく済んだ」でした。
筆者は日本で席が取れたので使いませんでしたが、2024年のような満席が起きた時に「グアムがある」と知っているだけで、期限切れの不安はかなり減ります。
2024年の満席の経緯は「プロメトリック予約できない?USCPAの原因3系統と対処法7つ」で解説しています。
グアム受験を検討する人への3つの助言(同期Mより)
| 助言 | 理由 |
|---|---|
| 日本の国際受験料を払う前にグアムを判断する | 払った後で切り替えると日本分は返金されない |
| 2科目まとめるなら中1日以上空ける | 4時間の試験を連日は集中力が持たない |
| 前々日の到着が理想、最低でも前日 | 入国審査と移動の疲れを残さない |
グアム受験の判断は誰に相談するか?
グアム受験を選ぶべきかは、「日本で期限内に席があるか」「2科目をまとめる学習の目処があるか」「渡航の費用と日数を出せるか」の3つで決まる。この判断は、受講生の予約状況と学習進捗を把握している予備校の手続き相談・スケジュール相談で答えが出やすく、グアムの手続き(受験料の支払い・入国手続き)の手順書があるかどうかも確認しておく価値がある。
| 場面 | 自分で決めること | 予備校サポートが役立つ点 |
|---|---|---|
| 日本で席がない時 | 空席確認と仮押さえ | 他の受講生の予約状況、グアムへの切り替え判断 |
| 2科目のまとめ | 学習の仕上がり | 模試の結果からの判断 |
| 手続き | グアム受験料の支払い、予約、渡航手配 | 手順書、入国手続きの案内 |
| 出願州の制限 | Informed Consentの内容確認 | 州ごとの取り扱い |
各予備校のサポートは「USCPA予備校おすすめ比較|費用・教材・サポートで選ぶ3校」で比較しています。
日本の会場が取れない時の選択肢を含めた受験手続きの相談窓口を確保しておきたい方は、アビタスの資料請求で案内される受験手続きサポート(会場案内・グアム受験の手順・予約相談)の範囲を見ておくと、期限が迫った時にも落ち着いて判断できます。
よくある質問(FAQ)
Q1.
ワシントン州やアラスカ州に出願していてもグアムで受験できますか?
できます。
出願州にかかわらず、受験地は自由に選べます。
必要なのは、NASBAのCPA Portalで「Guam Administration
Fee」を科目ごとに支払い、プロメトリックの予約画面で「Guam」を検索することです。
ただし米国外の受験者向けの同意書(Informed
Consent)の扱いは出願州により異なるため、出願州の案内で確認してください。
Q2.
グアム受験は日本受験より安くなりますか?
1科目だけなら高くなります。
グアム受験料(1科目100〜140ドル)は日本の国際受験料(約390ドル)より安いものの、航空券とホテルで7〜12万円かかるため、1科目あたり2〜9万円の追加になります。
2科目をまとめて受けると渡航費を2科目で割れるため、1科目あたりでは日本受験とほぼ同額になります。
費用目的ではなく、日本で席が取れない時の代替として考えるのが正確です。
Q3.
日本の国際受験料を払った後にグアムへ変更できますか?
変更はできますが、日本分の国際受験料は返金されず、グアム受験料を別途支払う必要があります。
日本の席が取れない可能性がある場合は、国際受験料を払う前にグアムを含めて判断すると損失が小さくなります。
同期Mも、日本分を払う前にグアムに切り替えたため、追加の損失はありませんでした。
日程変更の手数料は「USCPAの日程変更・キャンセル手数料まとめ|期限と手順を解説」で解説しています。
Q4.
入国にビザやESTAは必要ですか?
日本国籍の場合、グアムは米国領のためパスポートと、ESTAまたはグアム・北マリアナ諸島ビザ免除プログラム(I-736)のいずれかで入国できます。
要件は変更されることがあるので、渡航前に外務省と米国大使館の案内で確認してください。
入国審査に時間がかかることがあるため、受験当日の到着は避け、前日までに入っておくのが安全です。
パスポートの有効期限も合わせて確認してください。
Q5. 会場はどこにありますか?
タモン地区周辺で、空港や主要ホテルから車で10〜15分の範囲です。
受験者ブログでは「Bank of
Guamの建物が目印」とされていますが、会場の住所は変更される可能性があるため、プロメトリックの予約確認メールに記載された住所を最終確認してください。
徒歩は暑さと歩道の有無から非推奨で、ホテルで手配したタクシーか送迎で向かうのが確実です。
Q6.
2科目を同じ渡航で受ける場合、日程はどう組めばいいですか?
1科目目→中1日→2科目目の日程で、前日到着・翌日帰国を含めて4〜5泊が目安です。
4時間の試験を連日受けると集中力が持たないため、中1日以上空けてください。
同期Mは「前日到着→1科目目→中日→2科目目→翌日帰国」の4泊で、2科目とも合格しました。
2科目を同時期に受ける学習面の判断は「USCPAの2科目同時受験はあり?なし?判断基準と組み合わせ方」で解説しています。
Q7.
グアムで受けた場合、スコアの通知や合格実績の扱いは変わりますか?
変わりません。
スコアは日本受験と同じくNASBAのCPA
Portalに通知され、出願州に報告されます。
ただし、米国外の会場で受験する場合に求められる同意書(合格から3年以内にライセンスを取得しないと合格実績が取り消される場合がある)の適用は出願州によるため、グアムでの受験にこの条件がかかるかは出願州の案内で確認してください。
スコアの確認方法は「スコアの確認方法(NASBA/州ボード別)」で解説しています。
まとめ:グアム受験は「期限を守る保険」、2科目まとめれば日本と大差なし
この記事の要点を再掲します。
- グアム受験とは受験地としてグアムを選ぶことで、出願州は問わない。「グアム出願」とは別物
- 選ぶ理由は日本の会場が満席・追加料金が安い(100〜140ドル、要確認)・2科目のまとめ受験の3つ。費用目的だけでは選ばない
- 費用は1科目なら日本より2〜9万円高く、2科目まとめればほぼ同額。航空券3〜8万円+ホテル1泊1〜2万円
- 手続きはNTS→CPA PortalでGuam Administration
Fee→プロメトリックで「Guam」→渡航手配→入国手続き。日本の国際受験料を払う前に判断する - 会場はタモン地区周辺、ホテルは会場から車で10分以内・机のあるビジネス向け。当日はタクシーで45分前到着
- 同期Mは2024年の日本満席で2科目をグアムに切り替え、総額約18万円で2科目合格。「費用ではなく期限を守る保険」
グアムは「行けば受けられる」会場があるという安心材料で、日本の席が取れない時の最後の手段として覚えておく価値があります。
日本の空席確認で期限内の席が見つからない日が3日続いたら、CPA
Portalでグアムの受験料画面を開き、プロメトリックで「Guam」の空きを確認するところから始めてみてください。
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