この記事でわかること
- USCPAを1年で合格するために必要な週の学習時間と、スケジュールを組む前に確定させる3つの前提
- 月別の1年合格モデルプラン(単位認定試験→FAR→REG→選択科目→AUD)と、選択科目の受験月から逆算した受験日の置き方
- 筆者が在学中に約20ヵ月・約1,300時間で4科目に合格した実際のスケジュールと、1年に圧縮するなら何を変えるか
- 週20時間の1年半プラン・週15時間の2年プランとの比較
- 不合格・中断でスケジュールが崩れたときのリカバリー方法
著者情報:しわすゆう|USCPA(米国公認会計士)。大学在学時にアビタスのUSCPA講座を受講しUSCPAを取得。新卒でBIG4監査法人に就職し会計監査を3年経験。現在はコンサル会社に勤務。
最終更新日:2026年8月28日
「USCPAは1年で合格できる?」「どういうスケジュールで4科目を回せばいい?」「社会人でも1年は現実的?」と検索している方に向けて、月別のモデルプランと筆者の実際のスケジュールを公開します。
結論から言うと、USCPAを1年で合格するには週25時間前後の学習を12ヵ月続ける必要があり、社会人の標準は週20時間で1年半、週15時間で2年が現実的なラインです。
筆者は大学在学中に約20ヵ月・約1,300時間で4科目に合格しましたが、大学の試験期間による中断を除くと約16ヵ月で、週25時間に揃えれば1年強に圧縮できる計算でした。
この記事では、1年合格モデルプランを月別に示したうえで、筆者の実際のスケジュール、1年半・2年プランとの比較、崩れたときのリカバリーまで、一次情報(AICPA・NASBA・予備校公式)と実体験で解説します。
科目別の勉強時間の内訳は「USCPA合格に必要な勉強時間と効率的な勉強法|科目別の目安」、スコアリリースの日程は「【2026年】USCPAスコアリリース日程|日本時間と確認方法」で解説しているので、本記事は「1年間をどう配分するか」に絞ります。
USCPAを1年で合格するスケジュールの前提は?
1年合格の前提は「週25時間×52週=1,300時間」「受験資格(単位)を学習開始前に確保する」「選択科目の受験月(1・4・7・10月)から逆算する」の3つ。この3つが決まらないと、スケジュールは「なんとなくの予定」で終わる。
スケジュールを組む前に、確定させるべき前提を整理します。
前提1:週25時間を1年続けられるか
USCPAの合格に必要な学習時間は、アビタスの公式案内で1,200〜1,500時間、筆者の実績で約1,300時間です。
1,300時間を12ヵ月で割ると、週25時間になります。
| 週の学習時間 | 1,300時間に到達する期間 | 想定される人 |
|---|---|---|
| 週25時間 | 約12ヵ月 | 学生、受験専念、残業の少ない社会人 |
| 週20時間 | 約15ヵ月 | 一般的な社会人(平日2時間+休日5時間) |
| 週15時間 | 約20ヵ月 | 繁忙期のある社会人、育児と両立 |
| 週10時間 | 約30ヵ月 | 科目合格の有効期限(30ヵ月)と同じ長さになるため要注意 |
週25時間は「平日3時間×5日+休日5時間×2日」に相当します。
USCPAどこのブログのどこ氏は、社会人で週20時間・約1,000時間・ほぼ1年で合格したと公開していますが、これは簿記3級・TOEIC845点・経理経験2年の下地があった数字です。
会計初学者が1年で合格するなら、週25時間を「確保できる」ことが前提になります。
前提2:受験資格(単位)を学習開始前に確保する
USCPAの受験資格は、学位と会計・ビジネスの単位数で決まり、州によって要件が異なります。
単位が不足している場合、予備校の単位認定試験で補う必要があり、この期間はスケジュールの最初に入れます。
| 状態 | 単位取得にかかる期間の目安 |
|---|---|
| 会計単位が足りている(会計学部卒など) | 0ヵ月。学習開始と同時に出願準備 |
| 会計単位が15〜24単位不足 | 1〜2ヵ月(単位認定試験5〜8科目) |
| 会計・ビジネス単位ともに大幅に不足 | 2〜3ヵ月 |
筆者は会計15単位が不足しており、入会後2ヵ月で単位認定試験5科目を終えてからFARに入りました。
単位の取得と並行してFARを進める人もいますが、単位認定試験の日程は学期ごとに制限があるため、入会直後に全科目の受験日を仮決めしておくのが安全です。
受験資格の詳細は「USCPAの受験資格|高卒・短大卒・在学中でも受けられる?」、出願手続きは「USCPA出願の全手順6ステップ|学歴評価からNTS・受験まで」で解説しています。
前提3:選択科目の受験月から逆算する
2024年以降の新試験制度では、コア科目(FAR・AUD・REG)は通年で受験できますが、選択科目(BAR・ISC・TCP)は1月・4月・7月・10月の各月しか受験できません。
さらに選択科目のスコアリリースは年4回で、受験から結果まで約1.5〜2.5ヵ月かかります。
| 項目 | コア科目 | 選択科目 |
|---|---|---|
| 受験できる月 | 通年 | 1月・4月・7月・10月 |
| スコアリリース | 年16回(2〜3週間ごと) | 年4回(3月・6月・9月・12月) |
| 不合格時の再受験 | 最短で数週間後 | 翌四半期(3ヵ月後) |
出典:AICPA「2026 Score Release Timetable」
1年で合格するスケジュールは、選択科目をどの月に受けるかを先に決め、そこからコア科目の受験日を逆算して組みます。
選択科目を最後に置くと、不合格時の再受験が3ヵ月後になり、1年計画が崩れやすくなります。
選択科目の選び方は「選択科目はどれ?BAR・ISC・TCPの選び方」を参照してください。
自分の単位の過不足と出願州を先に確認したい方は、アビタスの無料資料請求で単位診断と学習モデルプランを取り寄せておくと、この後のモデルプランを自分の条件に置き換えやすくなります。
1年合格モデルプラン|月別スケジュール(週25時間)
10月に学習を開始し、10〜11月に単位認定試験、12〜3月にFAR、4〜6月にREG、7月にTCP(選択科目)、7〜9月にAUDの順で受験すると、翌年9月末の4科目目で12ヵ月。合計約1,200時間、週25時間が前提のモデルプランである。
ここでは2026年10月に学習を開始する想定で、月別のモデルプランを示します。
選択科目はTCP(税務)を選び、REGの直後に受ける前提です。
| 月 | 学習内容 | 学習時間 | 受験・手続き |
|---|---|---|---|
| 2026年10月 | 説明会・入会。英文会計入門。単位認定試験(前半) | 約100時間 | 単位認定試験の受験日を全科目仮決め。学歴評価(NIES)の申請 |
| 11月 | 単位認定試験(後半)。FARの講義を開始 | 約100時間 | 単位認定試験を完了。出願の準備 |
| 12月 | FAR:講義+テキスト1周 | 約100時間 | 出願→NTS(受験票)発行。3月下旬のFAR受験日を予約 |
| 2027年1月 | FAR:MC1周目(日本語) | 約100時間 | ― |
| 2月 | FAR:MC2周目(英語)+TBS | 約100時間 | ― |
| 3月 | FAR:MC3周目+リリース問題+模試。3月下旬にFAR受験 | 約100時間 | 受験翌日からREGの講義を開始 |
| 4月 | REG:講義+テキスト+MC1周目 | 約100時間 | FARのスコアリリース(4月中旬)。6月上旬のREG受験日を予約 |
| 5月 | REG:MC2周目+TBS+まとめ表 | 約100時間 | ― |
| 6月 | REG:MC3周目+リリース問題。6月上旬にREG受験。受験翌日からTCPを開始 | 約100時間 | REGのスコアリリース(6月中旬)。7月のTCP受験日を予約 |
| 7月 | TCP:講義+MC2周+TBS。7月にTCP受験(選択科目の受験月)。受験翌日からAUDを開始 | 約110時間 | ― |
| 8月 | AUD:講義+テキスト+MC1周目 | 約110時間 | 9月下旬のAUD受験日を予約 |
| 9月 | AUD:MC2〜3周+TBS+リリース問題。9月下旬にAUD受験 | 約110時間 | TCPのスコアリリース(9月中旬)。AUDのスコアリリース(10月上旬) |
| 合計 | ― | 約1,230時間 | 12ヵ月で4科目受験 |
※2027年のスコアリリース日程は本記事執筆時点(2026年8月28日)で未発表のため、2026年の日程を参考に「受験の1〜3週間後」としています。受験日を確定する際はAICPAの最新日程で確認してください。
モデルプランの4つのポイント
①受験の翌日から次の科目を始める
FARを受けた翌日にREGの講義を始めるのが、このプランの前提です。
スコアリリースを待つ1〜3週間を「休む期間」にすると、年間で1〜2ヵ月分のロスになります。
②受験日はスコアリリースの締切の2〜3日前に置く
コア科目のスコアリリースは2〜3週間ごとに締切があります。
締切の直前に受けると結果が最短で出て、不合格時の再受験も早く動けます。
日程の見方は「【2026年】USCPAスコアリリース日程|日本時間と確認方法」で解説しています。
③選択科目はコア科目の合間に置く
TCPは7月の受験月に合わせ、REG(6月上旬)の直後に置いています。
REGとTCPは税務の内容が連続するため、知識を引き継げます。
BARを選ぶ場合は、FARの直後の4月に置き、「FAR(3月)→BAR(4月)→REG→AUD」の順にします。
④AUDを最後にして再受験の余地を残す
AUDは「理解が浅いと合格ラインに届かない」科目で、筆者も4科目で最も手応えがありませんでした。
最後に置くのは、不合格でも数週間後に再受験できるコア科目を残すためです。
万一AUDが不合格でも、10月のスコアリリース後に再出願し、11〜12月に再受験すれば、学習開始から14ヵ月以内に収まります。
1年プランの週間ルーティン(週25時間)
| 曜日 | 時間帯 | 内容 | 時間 |
|---|---|---|---|
| 平日 | 朝(出勤前・登校前) | 前日の誤答の解き直し | 30分 |
| 平日 | 通勤・移動 | eラーニング1.5倍速、またはスマホでMC | 1時間 |
| 平日 | 夜 | MC演習(新規範囲)+テキストの該当章 | 1.5時間 |
| 土曜 | 午前〜午後 | 講義の新規ユニット+MC | 5時間 |
| 日曜 | 午前〜午後 | TBS演習+週の誤答の総復習。直前期はリリース問題 | 5時間 |
平日3時間×5日+休日5時間×2日=25時間です。
平日は「問題を回す」、週末は「新しいことを学ぶ」に寄せるのが、週25時間を1年続けるコツです。
社会人の時間の作り方は「社会人の平日・休日学習ルーティン」を参照してください。
筆者の実際のスケジュール|在学中に20ヵ月・約1,300時間
筆者はアビタス入会から約20ヵ月で4科目に合格した。内訳はFAR5ヵ月・BEC3ヵ月・AUD4ヵ月・REG4ヵ月に、単位認定試験2ヵ月と大学の試験期間による中断3ヵ月を加えたもの。中断を除くと約16ヵ月で、週25時間に揃えれば13ヵ月程度に圧縮できた計算になる。
モデルプランの根拠として、筆者の実際のスケジュールを公開します。
筆者が受験したのは2024年の新試験制度より前で、4科目目はBEC(現在は廃止され選択科目に分割)でした。
| 入会からの月数 | やったこと | 学習時間 | 週の学習時間 |
|---|---|---|---|
| 0ヵ月 | 説明会→単位診断(会計15単位不足)→学生向けパックで入会 | ― | ― |
| 1〜2ヵ月 | 単位認定試験5科目(英文会計入門〜財務会計の基礎・応用)を初回合格 | 約80時間 | 週10時間 |
| 3〜7ヵ月 | FAR学習→受験→合格(80点台前半) | 約450時間 | 週20〜25時間 |
| 8ヵ月 | 大学の試験期間で中断 | ほぼ0 | ― |
| 9〜11ヵ月 | BEC学習→受験→合格 | 約250時間 | 週20〜25時間 |
| 12〜15ヵ月 | AUD学習→受験→合格(途中1ヵ月中断) | 約270時間 | 週20〜25時間(中断月は0) |
| 16〜19ヵ月 | REG学習→受験→合格(後半は就活準備と並行) | 約250時間 | 前半週20時間→後半週10時間 |
| 20ヵ月 | 全科目合格を確認 | ― | ― |
| 合計 | ― | 約1,300時間 | ― |
20ヵ月かかった理由と、1年に圧縮するなら変えること
筆者のスケジュールが1年を超えた理由は、次の3つです。
| 理由 | 期間への影響 | 1年プランでの対処 |
|---|---|---|
| 大学の試験期間で3回中断(合計約3ヵ月) | +3ヵ月 | 中断する期間を「先に決めて」年間計画に入れる。中断後の復帰に2週間を見込む |
| 科目の合間にスコアリリースを待ってから次を始めた(FAR→BEC) | +1ヵ月 | 受験翌日から次の科目を始める |
| 就活準備でREGの後半が週10時間に落ちた | +1ヵ月 | 繁忙期を先に見込み、その前の科目を前倒しする |
中断3ヵ月と待ち時間1ヵ月を除くと約16ヵ月です。
さらに、単位認定試験の期間(週10時間)とREGの後半(週10時間)を週25時間に揃えると、約13ヵ月で4科目が終わる計算になります。
筆者の条件(簿記あり・在学中・英語は大学受験レベル)で1年強なので、会計の下地がある学生や受験専念の社会人なら1年、それ以外は1年半が現実的な目安というのが筆者の結論です。
科目ごとの学習の中身は「USCPA FARの勉強時間と勉強法|450時間の学習ログ公開」「USCPA REGの勉強時間と勉強法|250時間の学習ログ公開」、全体の記録は「アビタスUSCPA合格体験記|1発合格の学習記録つき」で公開しています。
\自分の単位・出願州・学習モデルプランを確認/
1年半プラン・2年プランとの比較|自分に合う期間の選び方
週20時間なら1年半、週15時間なら2年が目安。期間が長いほど1科目あたりの期間が延びて忘却のロスが増えるため、「科目ごとに3〜5ヵ月で区切る」「科目の合間を空けない」の2点は期間にかかわらず守る。
1年プランが難しい人向けに、1年半・2年プランを比較します。
| 項目 | 1年プラン | 1年半プラン | 2年プラン |
|---|---|---|---|
| 週の学習時間 | 25時間 | 20時間 | 15時間 |
| 合計学習時間 | 約1,200〜1,300時間 | 約1,300〜1,500時間 | 約1,500時間 |
| 単位認定試験 | 2ヵ月 | 2〜3ヵ月 | 3ヵ月 |
| FAR | 4ヵ月 | 5ヵ月 | 6〜7ヵ月 |
| REG | 3ヵ月 | 4ヵ月 | 5ヵ月 |
| 選択科目 | 1〜2ヵ月 | 2〜3ヵ月 | 3ヵ月 |
| AUD | 2〜3ヵ月 | 4ヵ月 | 5ヵ月 |
| 想定される人 | 学生・受験専念・残業少 | 一般的な社会人 | 繁忙期あり・育児と両立 |
| 有効期限(30ヵ月)への余裕 | 十分 | 十分 | 再受験が重なると要注意 |
1年半プラン(週20時間)の月別イメージ
| 期間 | 内容 |
|---|---|
| 1〜3ヵ月目 | 単位認定試験+FARの講義開始 |
| 4〜7ヵ月目 | FAR学習→7ヵ月目に受験 |
| 8〜11ヵ月目 | REG学習→11ヵ月目に受験 |
| 12〜13ヵ月目 | 選択科目(TCP)学習→13ヵ月目の受験月に受験 |
| 14〜17ヵ月目 | AUD学習→17ヵ月目に受験 |
| 18ヵ月目 | 全科目合格(1回合格の場合)。再受験が1回あっても20ヵ月以内 |
選択科目の受験月(1・4・7・10月)に13ヵ月目が重なるよう、学習開始月を調整してください。
たとえば10月開始なら13ヵ月目は翌々年の10月で、選択科目の受験月と一致します。
2年プラン(週15時間)で気をつけること
2年プランは、科目合格の有効期限(30ヵ月)に対して余裕が6ヵ月程度しかありません。
不合格が2回重なると期限に迫るため、次の2点を守ってください。
- 科目の合間を空けない:受験翌日から次の科目を始める。スコアリリース待ちで止めない
- 最初の科目の受験を遅らせすぎない:有効期限の起算は最初の合格科目のスコアリリース日なので、FARの受験を急ぐより「FARの後の3科目を30ヵ月で終えられるか」で考える
有効期限の詳細は「USCPA科目合格の有効期限は30ヵ月|州別の数え方と延長申請」、働きながらの全体設計は「社会人が働きながらUSCPAに合格する方法|時間術と18ヵ月計画」で解説しています。
スケジュールが崩れたときのリカバリー|不合格・中断・繁忙期
スケジュールが崩れる原因は「不合格」「中断」「繁忙期」の3つ。不合格ならスコアリリース後4〜8週間で再受験、中断なら復帰に2週間を見込んで問題集を1周し直す、繁忙期は「毎日20分だけ問題集に触る」で記憶を維持する。
計画どおりに進まないことを前提に、崩れ方ごとのリカバリーを整理します。
| 崩れ方 | 何が起きるか | リカバリー |
|---|---|---|
| 不合格(70〜74点) | 再受験が必要。次の科目の学習と並行になる | スコアリリース翌日に再出願。Score Noticeの「Weaker」分野に絞ってMC・TBSを2周し、4〜8週間後に再受験。次の科目は並行して進める |
| 不合格(60点台以下) | 理解が浅い論点が広い | 次の科目を止め、その科目に戻る。講義を該当分野だけ見直し、MC3周からやり直して2〜3ヵ月後に再受験 |
| 中断(1ヵ月以上) | 再開直後の正答率が1〜2割落ちる | 問題集を1周し直す。1〜2週間で戻る。「止めた自分を責めて再開が遅れる」方が損失が大きい |
| 繁忙期(週10時間以下) | 暗記した論点が抜ける | 新規範囲を止め、毎日20分MCを10問解く。暗記科目(REG・AUD)は間隔を空けないことを最優先 |
筆者は大学の試験期間で3回中断しましたが、再開後に問題集を1周し直すと1〜2週間で正答率が戻りました。
中断そのものより、「止めたら終わり」と思って再開が遅れることの方が、スケジュールへの影響が大きいです。
不合格時の立て直しは「USCPA74点で落ちた時の再受験戦略|1点差を埋める勉強法」、モチベーションの立て直しは「USCPAのモチベーションが切れたら|原因別の立て直し方7つ」で解説しています。
スケジュールを決めたら、次にやること
USCPAのスケジュールは、週の学習時間・単位の過不足・選択科目の受験月の3つが決まれば、月別に落とし込めます。
これから始める方は、まず本記事の1年プランか1年半プランに、自分の学習開始月と選択科目を当てはめて、4科目の受験月を仮決めしてください。
そのうえで、予備校の説明会や資料で「単位診断」と「学習モデルプラン」を出してもらうと、仮決めした受験月が自分の単位と出願州で実現できるかを確認できます。
予備校を比較してから決めたい方は「USCPA予備校おすすめ比較|費用・教材・サポートで選ぶ3校」を、まず1社の資料で学習モデルプランを見たい方はアビタスの無料資料請求をどうぞ。
受験順に迷っている方は「USCPA科目の受験順番|FARが最初の理由と選択科目別ルート」、出願の具体的な手順は「USCPA出願の全手順6ステップ|学歴評価からNTS・受験まで」に進んでください。
よくある質問(FAQ)
Q1.
USCPAは本当に1年で合格できますか?
できますが、週25時間前後の学習を12ヵ月続け、4科目を1回で合格することが前提です。
アビタスの合格者パーティーで「1年で合格」と話すと「早いですね」と言われた、という合格者の証言もあり、1年は「標準」ではなく「速い」部類です。
会計の下地がある学生や受験専念の社会人なら1年、一般的な社会人は1年半を目安にしてください。
Q2.
社会人が1年で合格するには週何時間必要ですか?
週25時間が目安で、「平日3時間×5日+休日5時間×2日」に相当します。
残業のある社会人には厳しい数字なので、週20時間で1年半のプランの方が現実的です。
週20時間は「平日2時間+休日5時間×2日」で、USCPAどこのブログのどこ氏が約1,000時間・ほぼ1年で合格したときの配分と同じです。
Q3.
学習の開始月はいつがよいですか?
選択科目の受験月(1・4・7・10月)に、選択科目の受験時期が重なるように逆算して決めます。
1年プランでTCPを選ぶなら、REGの直後の7月にTCPを受けるために10月開始が合います。
BARを選ぶならFARの直後の4月にBARを受けるために、12月開始でFARを3月に受ける組み方になります。
Q4.
受験順はどう決めればよいですか?
FARを最初に受け、選択科目は関連するコア科目の直後に置くのが基本です。
TCPならREGの直後、BARならFARの直後、ISCならAUDの直後が知識の連続性で有利です。
最後の科目は、不合格時に数週間で再受験できるコア科目にしておくと、スケジュールの崩れを最小にできます。
詳しくは「USCPA科目の受験順番|FARが最初の理由と選択科目別ルート」で解説しています。
Q5.
スコアリリースを待ってから次の科目を始めるべきですか?
待たずに、受験の翌日から次の科目を始めてください。
コア科目で1〜3週間、選択科目で1.5〜2.5ヵ月の待ち時間を止めると、年間で1〜2ヵ月のロスになります。
筆者はFARの後にBECの開始を1ヵ月待ってしまい、これが20ヵ月かかった理由の1つです。
Q6.
1科目に何ヵ月かけるのが目安ですか?
1年プランなら、FAR4ヵ月・REG3ヵ月・AUD2〜3ヵ月・選択科目1〜2ヵ月です。
1年半プランなら、FAR5ヵ月・REG4ヵ月・AUD4ヵ月・選択科目2〜3ヵ月が目安です。
1科目に6ヵ月以上かけると、前半に覚えた論点を忘れるロスが増えるため、期間が長い人ほど「科目ごとに区切って集中する」ことが大切です。
Q7.
途中で1ヵ月以上止まってしまったら、計画を作り直すべきですか?
計画は作り直しますが、学習を最初からやり直す必要はありません。
再開後に問題集を1周し直すと1〜2週間で正答率が戻るので、「復帰2週間+残りの学習」で受験日を引き直してください。
筆者は大学の試験期間で3回中断しましたが、いずれも問題集の1周で戻りました。
Q8.
科目合格の有効期限(30ヵ月)はスケジュールにどう影響しますか?
2年プランの人は、不合格が重なると期限に迫るため、科目の合間を空けないことが重要です。
有効期限は最初の合格科目のスコアリリース日から起算する州が多いので、「FARの合格後、残り3科目を30ヵ月で終えられるか」で考えてください。
1年・1年半プランなら、再受験が2回あっても期限内に収まります。
まとめ:1年合格は「週25時間×受験翌日に次の科目」で成立する
この記事の要点を再掲します。
- USCPAの1年合格は週25時間×12ヵ月=約1,300時間が前提。社会人の標準は週20時間で1年半、週15時間で2年
- スケジュールを組む前に「週の学習時間」「単位の過不足」「選択科目の受験月(1・4・7・10月)」の3つを確定させる
- 1年モデルプランは10月開始→単位認定試験2ヵ月→FAR(3月)→REG(6月)→TCP(7月)→AUD(9月)。受験翌日から次の科目を始め、受験日はスコアリリースの締切直前に置く
- 筆者は在学中に20ヵ月・約1,300時間で合格。中断3ヵ月と待ち時間1ヵ月を除けば16ヵ月、週25時間に揃えれば13ヵ月程度に圧縮できた
- 選択科目は最後に置かず、関連するコア科目の直後に受ける。最後はコア科目にして再受験の余地を残す
- 崩れたときは不合格→4〜8週間で再受験、中断→問題集1周で復帰、繁忙期→毎日20分だけ触る
USCPAは、才能ではなく「1,300時間を12ヵ月にどう配分するか」で合格が決まる試験です。
この記事のモデルプランに、自分の開始月と選択科目を当てはめて、4科目の受験月を今日仮決めしてみてください。
USCPAおすすめスクール
ランキングTOP3
no.
1
アビタス
総合評価

| 受講料 | 624,800円〜 (実質10万円台) |
| 教材特徴 | 日本語テキスト+英語問題集、図解豊富で初学者OK |
| 講義形式 | 日本語講義、 スモールユニット形式 |
| サポート期間 | 5年間(業界最長) |
| 合格祝い金 | 社会人20万円、 学生15万円 |
| 単位取得 | 簡単(業界最短) |
ポイント
- 日本のUSCPA合格者の
95%がアビタス受講生 - 社会人でも短期合格できるコンパクト教材設計
- 合格お祝い金とリスキリング補助金で
実質10万円台 - AICPA公認の唯一の日本校で
最新試験情報を直接入手 - 5年間サポート期間で安心、
USCPA+プログラムで合格後もサポート
no.
2
TAC
総合評価

| 受講料 | 400,000円〜485,000円 |
| 教材特徴 | オリジナルテキスト+Becker問題集、ボリュームあり |
| 講義形式 | 正統派黒板スタイル講義 |
| サポート期間 | 3年間 |
| 合格祝い金 | なし |
| 単位取得 | やや困難(時間がかかる) |
ポイント
- 長年の資格試験指導ノウハウを活かした
正統派学習スタイル - Becker問題集が使用可能で
実践的な学習ができる - REG・TCP(税務科目)の評判が特に良好
- 質問回答が迅速で的確なサポート体制
- 教育訓練給付制度対象講座で
受講料の一部支給
no.
3
CPA会計学院
総合評価

| 受講料 | 396,000円 |
| 教材特徴 | オリジナルテキスト+U World問題集、BARのみ対応 |
| 講義形式 | 日本語講義(会計知識前提) |
| サポート期間 | 2年間(延長可能) |
| 合格祝い金 | 10万円 |
| 単位取得 | やや困難 |
ポイント
- 受講料が比較的安価で費用を抑えて
学習開始可能 - 合格お祝い金10万円でコスト負担を軽減
- リスキリング補助金対象講座で
受講料大幅軽減 - 日本の公認会計士試験指導実績を活かした
会計基礎解説 - 新設校ならではの最新設備と学習環境




