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USCPA REGの勉強時間と勉強法|250時間の学習ログ公開

この記事でわかること

  • REGの勉強時間の目安(予備校公表値と合格者の実績値)と、税務・会計知識・受験順による幅
  • 筆者が4科目目に約250時間・4ヵ月で合格したときの月別・作業別の学習ログ(時間の内訳つき)
  • 配点に連動させたArea別の時間配分と、暗記科目REGに合った「まとめ表×毎日反復」の勉強法
  • Basis・パートナーシップ・申告区分など、時間を食う論点への対処法
  • 2026年7月以降の受験で必要なOBBBA(税制改正)対応と、勉強時間が膨らむ人の共通点

著者情報:しわすゆう|USCPA(米国公認会計士)。大学在学時にアビタスのUSCPA講座を受講しUSCPAを取得。新卒でBIG4監査法人に就職し会計監査を3年経験。現在はコンサル会社に勤務。

最終更新日:2026年8月28日

「REGの勉強時間は何時間必要?」「税法は暗記が多いと聞くけど、どう勉強すれば覚えられる?」と検索している方に向けて、筆者の学習ログをそのまま公開します。

結論から言うと、REGの勉強時間の目安は250〜350時間で、FAR・AUDを終えた後の3〜4科目目なら250時間前後、税務初学者で1〜2科目目に受けるなら350時間前後が現実的なラインです。

筆者は旧制度でFAR→BEC→AUDの後、4科目目にREGを受験し、約250時間・4ヵ月で1回合格(80点前後)しました。

この記事では、予備校公表の目安と合格者の実績値を整理したうえで、筆者の月別ログ・作業別の内訳・Area別の時間配分・暗記科目に合った勉強法を、一次情報(AICPAブループリント・予備校公式)と実体験で解説します。

REGの出題範囲や試験形式は「USCPAのREGとは|出題範囲・配点・難易度を合格者が解説」で解説しているので、本記事は「何時間を、何にどう使うか」に絞ります。

目次 閉じる

REGの勉強時間の目安は?予備校公表値と合格者の実績を比較

REGの勉強時間の目安は250〜350時間。アビタスは公式コラムで「280〜375時間」を案内し、合格者ブログの実績は120〜350時間に幅がある。差を生むのは「何科目目に受けるか」と「税務・会計の下地」の2つである。

公表されている目安と実績値を並べます。

出典 REGの勉強時間 備考
アビタス公式コラム 280〜375時間 4科目合計1,200〜1,500時間の内訳として案内
USCPAどこのブログ(合格者) 200〜375時間 合計800/1,000/1,500時間の3パターンで試算
迷ったらUSCPA!(合格者) 350〜400時間 合計1,500時間を目安とする立場
uscpablog(合格者) 約350時間・5ヵ月 76点で合格。予備校目安300〜400時間と紹介
KAIRO(合格者・4科目目) 約120時間・約30日 89点。他3科目で試験形式に慣れた前提の数字
筆者(4科目目・税務未経験) 約250時間・4ヵ月 80点前後で1回合格

※各社・各ブログの数値は2026年8月時点で公開されているもので、最新の案内は各サイトで確認してください。

FARの目安(300〜500時間)と比べると幅は狭いものの、120時間から400時間まで3倍以上の開きがあります。

この開きは、会計知識よりも「何科目目に受けるか」で決まる部分が大きいのがREGの特徴です。

受験順×下地別の勉強時間の目安

合格者の実績を「受験順」と「税務・会計の下地」で整理すると、次の目安になります。

状態 REGの勉強時間の目安
3〜4科目目に受験(英語・試験形式に慣れている)+税務未経験 200〜280時間
1〜2科目目に受験+簿記2級程度の会計知識 280〜350時間
1〜2科目目に受験+会計・税務ともに初学者 350〜400時間
米国税務・税理士業務の経験あり 150〜220時間

筆者は「4科目目・税務未経験・会計はFARで習得済み」の条件で250時間でした。

REGは英語の問題文が長く、事例を読んで条件を拾う力が必要なため、先にFAR・AUDで英文読解の速度を上げてから受けると、REG本体の学習時間を100時間近く圧縮できます。

逆に、1科目目にREGを受ける場合は、英語と試験形式に慣れる時間がREGの学習時間に上乗せされます。

受験順の考え方は「USCPA科目の受験順番|FARが最初の理由と選択科目別ルート」、4科目合計の目安は「USCPA合格に必要な勉強時間と効率的な勉強法|科目別の目安」を参照してください。

REGの勉強時間が「FARより短くAUDと同程度」になる理由

アビタス公式の目安では、FAR400〜500時間、AUD250〜300時間、REG280〜375時間です。

REGがFARより短く済む理由と、AUDと同程度の時間が必要な理由を整理します。

観点 REGの特徴 勉強時間への影響
範囲の広さ 個人税・法人税・パートナーシップ・資産取引・ビジネス法・倫理と広い 長くなる方向
問題の型 「ルールを覚えて事例に当てはめる」型。理解に時間がかかる論点は少ない 短くなる方向
暗記量 4科目で最多。控除・Basis・申告区分・判例パターン 反復の時間が必要
計算量 FARより少ない。TBSは申告書の穴埋めやBasis計算が中心 短くなる方向
日本の知識の転用 ほぼ不可。税理士試験・簿記の知識はそのまま使えない 初学者は長くなる

AICPAが公表する合格率では、REGは2025年通年で63.12%、2026年はQ2までの累計で66.78%とコア3科目で最も高い水準です(出典:AICPA公表の四半期合格率)。

ただしこれは「FAR・AUDを終えて準備を整えた人が受けている」結果で、勉強時間を軽く見積もると合格率の数字ほど甘くありません。

REGを含めた4科目の学習時間を自分の条件で見積もりたい方は、アビタスの無料資料請求で科目別の標準学習時間と教材のボリュームを確認しておくと、この記事の数字を自分のケースに置き換えやすくなります。

筆者のREG学習ログ|250時間・4ヵ月の月別・作業別内訳

筆者はアビタス入会16〜19ヵ月目の4ヵ月間でREGを学習し、合計約250時間で1回合格。月別では「1〜2ヵ月目に講義+MC1周で155時間、3〜4ヵ月目は就活と並行して95時間」、作業別では「MC演習が約4割の110時間、まとめ表の作成・反復に30時間」だった。

学習ログの前提条件を先に示します。

  • 時期:大学在学中。FAR・BEC・AUDに合格した後の4科目目
  • スタート時の知識:税務は完全に未経験。会計はFARで習得済み。英語はAUDまでで1問2分前後で読める状態
  • 週の学習時間:前半は週20時間、後半は就活準備と重なり週10時間
  • 教材:アビタスのeラーニング・テキスト・問題集(Webプラクティス)・模試・リリース問題のみ
  • 結果:1回目で合格(80点前後)

月別ログ|4ヵ月で何をやったか

月 やったこと 学習時間 累計
1ヵ月目 eラーニング(1.5倍速)で全講義を視聴。テキストを並行して1周。個人税・法人税の計算フローを紙に書いて覚え始める 約80時間 80時間
2ヵ月目 MC1周目(日本語)を全範囲。誤答の論点でまとめ表(Basis・申告区分・事業体比較)を作成 約75時間 155時間
3ヵ月目 就活準備が始まり週10時間に。MC2周目(英語)+TBS1周目。まとめ表を毎日眺める 約55時間 210時間
4ヵ月目 MC3周目(誤答のみ)+TBS2周目。リリース問題を本番形式で2回。直前1週間は倫理・ビジネス法の暗記 約40時間 250時間

FARのときと違い、1ヵ月目の講義+テキストは80時間で終わりました。

FARで作った「講義は1回・ノートは取らない・テキストは辞書」の型をそのまま使えたためです。

3ヵ月目に週10時間へ落ちましたが、「毎日必ずMCを10問以上解く」ルールを守ったことで、正答率の低下は起きませんでした。

作業別の内訳|MC演習4割+まとめ表の反復

作業 時間 割合 やり方
講義視聴(eラーニング1.5倍速) 約45時間 18% 全ユニットを1回のみ。税法の計算フローの回は1.25倍速に落とした
テキスト読み込み 約35時間 14% 講義と並行して1周。以降は誤答時に該当箇所を読むだけ
MC問題演習 約110時間 44% 3周。1周目日本語、2〜3周目英語のみ。誤答の選択肢まで理解
TBS演習 約35時間 14% 2周。個人税の計算・Basis計算・文書の空欄補充が中心
まとめ表の作成・反復 約30時間 12% Basis・申告区分・事業体比較・判例パターンの4種類を作り、毎日10分眺めた
リリース問題・模試 約25時間 10% 直前2週間に本番形式で2回+模試1回
合計 約250時間 100% ―

FARのログ(「USCPA FARの勉強時間と勉強法|450時間の学習ログ公開」参照)と比べて、REGで増えたのが「まとめ表の作成・反復」の30時間です。

REGは「覚えているか」で決まる問題が多く、問題集を回すだけでは論点が混ざります。

Basis・申告区分・事業体比較の3つは、表にして毎日眺める方が、MCを1周多く回すより定着しました。

Area別の時間配分|配点に連動させる

250時間を、ブループリントのAreaごとに振り分けると次のようになります。

Area 配点比率 筆者の学習時間 割合
Area IV 個人所得税 22〜32% 約70時間 28%
Area V 事業体の税(法人・S法人・パートナーシップ) 23〜33% 約75時間 30%
Area III 資産取引の税(Basis・キャピタルゲイン・減価償却) 5〜15% 約35時間 14%
Area II ビジネス法 15〜25% 約40時間 16%
Area I 倫理・税務手続き 10〜20% 約20時間 8%
模試・リリース問題(横断) ― 約10時間 4%

個人税と事業体の税で全体の6割という配分は、配点比率(合計45〜65%)にほぼ連動しています。

Area
IIIの資産取引は配点5〜15%と小さいものの、Basisの考え方が個人税・事業体の税の両方に絡むため、配点以上の時間を使いました。

論点別の対策は「REG個人所得税(Individual)の攻略」「USCPA REG法人税・パートナーシップ税制|頻出と計算の型」「REG倫理・商法(Ethics/Business
Law)の攻略」に分けて解説しています。

REGの勉強法|暗記科目を250時間で仕上げる5つの手順

REGは「講義1回→テキスト1周→MC3周→まとめ表を毎日反復→TBS2周→リリース問題」の順で回す。FARとの違いは、配点の大きい個人税・事業体の税から着手すること、まとめ表を作って毎日眺めること、間隔を空けず毎日問題集に触ることの3つである。

筆者の型を手順ごとに説明します。

手順1:講義は1回、計算フローの回だけ速度を落とす

講義の役割はFARと同じく「全体像の地図」を作ることです。

ただしREGでは、次の2つの回だけ1.5倍速から1.25倍速に落として、手を動かしながら見ました。

  • 個人所得税の計算フロー:総所得→調整項目→調整後総所得(AGI)→控除→課税所得→税額→税額控除
  • 法人税の申告調整:会計上の利益から課税所得への調整(Book-Tax差異)

この2つのフローは、REGの計算問題すべての骨格になります。

講義を見終わった時点で、白紙にフローを書ける状態にしておくと、MC演習で「今どの段階の話か」が見えるようになります。

手順2:配点の大きい個人税・事業体の税から着手する

テキストの章立ては倫理・ビジネス法から始まる教材もありますが、学習の着手順は配点順にしました。

順番 Area 理由
1 個人所得税(Area IV) 配点が大きく、税法全体の基本概念(所得・控除・Basis)がここで出てくる
2 資産取引(Area III) Basisとキャピタルゲインは個人税と事業体の税の両方に絡む
3 事業体の税(Area V) 個人税とBasisを理解した後の方が、パススルー課税が腑に落ちる
4 ビジネス法(Area II) 独立した暗記領域。まとまった時間で短期集中
5 倫理・税務手続き(Area I) 最も暗記中心。直前期に固めると忘れにくい

配点の小さい倫理・ビジネス法を先にやると、序盤に「REGは暗記だけ」という印象がつき、税法の計算問題に入ったときに失速しやすくなります。

手順3:MCは3周、1周目日本語・2周目から英語

MC演習の3周は、FARと同じ設計です。

周 言語 解く問題 目的 筆者の時間
1周目 日本語(日英切替) 全問 ルールを理解する。分からない問題は3分で解説を見る 約50時間
2周目 英語のみ 全問 英文の事例から条件(申告区分・保有期間・事業形態)を拾う練習。誤答に印 約40時間
3周目 英語のみ 印の付いた問題のみ(全体の3割程度) 誤答の選択肢が「なぜ誤りか」まで説明できる状態にする 約20時間

REGのMCで特に大事なのは、2周目の「英文から条件を拾う」練習です。

REGの問題文は「納税者は独身で、年間所得は〜、保有期間は〜」と条件が並び、1つ読み落とすと計算が変わります。

問題文を読みながら、条件に印を付ける癖を2周目で作ってください。

問題集の回し方の詳細は「USCPAの問題集は何周?3周で仕上げる回し方と復習サイクル」にまとめています。

手順4:まとめ表を4種類作り、毎日10分眺める

REGで最も効いたのが、この手順です。

MCで誤答が偏った論点を、次の4種類の表にまとめました。

表 縦軸 横軸 用途
Basisの決まり方 取引タイプ(購入・贈与・相続・同種交換・出資) 取得価額の計算・保有期間の引き継ぎ 資産取引・事業体の税で毎回参照
申告区分(Filing Status)別の控除 5つの申告区分 標準控除・各控除の適用条件 個人税のMC・TBSで参照
事業体の比較 C法人・S法人・パートナーシップ 課税の段階・損益の配分・出資者のBasis増減 事業体の税で混同を防ぐ
判例・ルールのパターン 契約法・代理・担保・破産 成立要件・例外・優先順位 ビジネス法の暗記

作成に約20時間、毎日10分眺める反復に約10時間で、合計30時間です。

表を「作る」時間より「眺める」時間の方が定着に効いたので、作り込みすぎないでください。

暗記の技術は「USCPAの暗記はAnkiで|覚える論点の選び方とカードの作り方」、まとめノートの是非は「USCPAのまとめノートは必要?作る・作らないの判断と暗記法」で解説しています。

手順5:TBSは2周、リリース問題は本番形式で

TBSは、MC2周目が終わって正答率が8割を超えた3ヵ月目から入りました。

REGのTBSで頻出なのは次の形式です。

  • 個人の申告書の一部(所得・控除の欄)を完成させる
  • パートナーシップの持分Basisを、出資・損益配分・分配の順に計算する
  • 会計上の利益から課税所得への調整項目を分類する
  • 倫理・ビジネス法の事例について、文書の空欄に正しい語句を入れる

TBSは部分点があるので、「分かるセルだけ埋める」練習を1周目で、時間を計って解く練習を2周目でやりました。

直前2週間はリリース問題を本番形式(4時間)で2回解き、MC72問を110分以内に終える感覚を作っています。

リリース問題の使い方は「USCPAリリース問題の入手方法と使い方|何年分をいつ解くか」、本番の時間配分は「USCPA REGの時間配分|TBS8問を解き切る目安と戦略」を参照してください。

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社会人・学生別|REGを何ヵ月で終わらせるかのスケジュール

週20時間なら250時間は約3ヵ月、週15時間なら約4ヵ月、週10時間なら約6ヵ月かかる。REGは暗記科目のため学習期間が長いほど忘却のロスが大きく、社会人でも4ヵ月以内に収め、期間中は「毎日問題集に触る」ことを最優先にする。

週の学習時間 250時間の場合 300時間の場合 350時間の場合
週25時間(学生・専念) 約2.5ヵ月 約3ヵ月 約3.5ヵ月
週20時間(社会人・追い込み型) 約3ヵ月 約3.5ヵ月 約4.5ヵ月
週15時間(社会人・標準) 約4ヵ月 約5ヵ月 約6ヵ月
週10時間(社会人・繁忙期あり) 約6ヵ月 約7.5ヵ月 約9ヵ月

筆者は前半週20時間・後半週10時間で4ヵ月でした。

REGは「短期集中」が向く科目

FARは理解の積み上げが必要なため学習期間が多少長くても成立しますが、REGは違います。

覚えたルールは間隔を空けるとすぐに抜けるため、同じ250時間でも、3ヵ月に詰める方が6ヵ月に薄く延ばすより点数が安定します。

社会人が週15〜20時間を確保する配分の例です。

曜日 時間帯 内容 時間
平日 通勤(往復) まとめ表を眺める(10分)+スマホでMC10〜20問 1時間
平日 夜 MC演習(前日の誤答の解き直し+新規) 1〜1.5時間
土曜 午前〜午後 新規範囲のテキスト+MC、まとめ表の更新 4〜5時間
日曜 午前〜午後 TBS演習・週の誤答の総復習、直前期はリリース問題 4〜5時間

平日の通勤で「まとめ表10分」を入れるのがREG特有の工夫で、暗記の維持に最も効きました。

社会人の学習ルーティンは「社会人の平日・休日学習ルーティン」、働きながらの全体設計は「社会人が働きながらUSCPAに合格する方法|時間術と18ヵ月計画」を参照してください。

受験日の決め方|MC1周目が終わったら2ヵ月後を予約

REGは「覚えきってから受けよう」と考えると、覚える量が多すぎて受験日が決まりません。

筆者は、MC1周目が終わった2ヵ月目の時点で、2ヵ月後の受験日を予約しました。

期限が決まると、3周目で「印の付いた問題だけ」に絞り、まとめ表を4種類に限定する判断ができます。

科目合格の有効期限は30ヵ月(2024年以降)なので、REGが最後の科目なら、最初の科目のスコアリリース日から逆算して期限に余裕があるかを確認してください。

受験手続きは「USCPA出願の全手順6ステップ|学歴評価からNTS・受験まで」、1年で全科目を終えるモデルプランは「USCPA合格スケジュール|1年合格モデルプランと筆者の実例」で解説しています。

2026年7月以降に受ける人へ|OBBBA対応と時間の見積もり

2025年7月成立の税制改正法OBBBAが、2026年7月1日以降のREG受験から試験範囲に入った。標準控除・児童税額控除・SALT控除・減価償却の頻出論点で数値やルールが変わったため、教材の版を確認し、旧教材で学んだ人は該当論点の覚え直しに10〜20時間を見込む。

2026年7月1日以降にREGを受ける方は、勉強時間の見積もりに「税制改正の対応」を含めてください。

状況 必要な対応 追加の時間目安
予備校の最新教材(OBBBA対応版)で学習を始める 特別な対応は不要。教材の指示に従う 0時間
2025年以前の教材で学習済み、これから受験 標準控除・児童税額控除・SALT控除・ボーナス減価償却・§179・QBI控除の論点を最新版で覚え直す 10〜20時間
譲り受けた古いテキスト・独学の洋書を使う 版を確認し、対応版でなければ買い替えを検討 教材次第

覚え直しで注意すべき点は2つです。

  • 「新設」と「恒久化」と「時限措置」を区別する:チップ・残業代の控除やSALT控除の引き上げは時限措置で、標準控除や児童税額控除の増額は恒久化です。問題文の課税年度を確認する癖をつけてください
  • 金額の丸暗記は不要:ブループリント上、税率や物価調整される金額そのものは問題文で与えられるのが原則です。覚えるのは「どの控除が、誰に、どの条件で使えるか」の構造です

制度変更の最新情報は「USCPA試験の制度変更ニュースまとめ【2026年8月更新】」、出題範囲の詳細は「USCPAのREGとは|出題範囲・配点・難易度を合格者が解説」で解説しています。

REGの勉強時間が膨らむ人の共通点と、筆者が今なら変えること

REGの勉強時間が目安を大きく超える人には「テキストを通読してから問題集に入る」「倫理・ビジネス法から始める」「間隔を空けて勉強する」「まとめ表を作り込みすぎる」の4つが共通する。筆者が今から同じ条件でやり直すなら、講義45時間を40時間に、TBSを35時間から45時間に増やし、合計は同じ250時間に収める。

共通点 なぜ時間が膨らむか 対処
テキストを通読してから問題集に入る 範囲が広く、通読が終わる頃に最初の章を忘れる 講義直後に1周、以降は辞書として使う
倫理・ビジネス法から始める 「REGは暗記だけ」と誤解し、税法の計算問題で失速する 個人税→資産取引→事業体の税の順で着手
週末にまとめて勉強する 暗記したルールが平日に抜ける 1日20分でもMCを10問解く。間隔を空けない
まとめ表を作り込みすぎる 「作る」時間が「覚える」時間を圧迫する 4種類に限定し、作成20時間・反復10時間を上限に
金額を丸暗記する 試験で与えられる数値に時間を使い、構造の理解が遅れる 「誰に・どの条件で」の適用ルールを覚える

筆者が今から同じ条件でやり直すなら

項目 当時 今なら 理由
講義視聴 45時間 40時間 倫理・ビジネス法の回はテキストとMCで代替できた
テキスト読み込み 35時間 30時間 講義と並行の1周に絞る
MC演習 110時間 105時間 1周目で「3分で解説を見る」を徹底
TBS演習 35時間 45時間 現行REGはApplication配点が35〜45%で、TBSの練習量が点数に直結する
まとめ表の作成・反復 30時間 30時間 変えない。REGで最も効いた作業
リリース問題・模試 25時間 25時間 変えない。本番形式の2回は必須
合計 250時間 約275時間 TBS重視で微増。ただし旧制度の資産取引の一部はTCPへ移ったため、実質は同程度

逆に、変えないのは次の3点です。

  • 4科目目(または3科目目)に受ける:英語と試験形式に慣れてから受けると、REG本体の時間を圧縮できる
  • まとめ表を毎日10分眺める:暗記科目REGで最も再現性の高い方法
  • 時間がない時期も毎日問題集に触る:週10時間に落ちても正答率を維持できた理由

4科目全体の学習記録は「アビタスUSCPA合格体験記|1発合格の学習記録つき」で公開しています。

REGの勉強時間が見えたら、次にやること

REGに必要な時間は、受験順と税務の下地で200〜400時間の幅があり、「配点の大きい論点にどれだけ時間を寄せるか」と「間隔を空けずに反復できるか」で結果が変わります。

これから学習を始める方は、まず自分の受験順と下地を本記事の表に当てはめて、週の学習時間から「何ヵ月で終わるか」を出してみてください。

そのうえで、予備校のREG教材がOBBBA対応版であること、科目別の標準学習時間を確認すると、この記事の内訳を自分の計画に置き換えられます。

予備校を比較してから決めたい方は「USCPA予備校おすすめ比較|費用・教材・サポートで選ぶ3校」を、まず1社の資料で科目別の学習プランを見たい方はアビタスの無料資料請求をどうぞ。

すでにREGの学習を始めている方は、「アビタスUSCPA模試は難しい?合格者平均との差と受ける時期」で、合格者の平均点との差から残りの必要時間を逆算してください。

よくある質問(FAQ)

Q1.
REGの勉強時間は最低何時間必要ですか?

FAR・AUDを終えた後の3〜4科目目で、税務未経験なら200〜280時間が合格者の実績の下限付近です。

アビタスの公式コラムは280〜375時間を案内しています。

「120時間で合格した」という体験談もありますが、他科目で英語と試験形式に慣れた人の数字なので、1科目目にREGを受ける人は300時間以上を見てください。

Q2.
REGは何ヵ月で合格できますか?

週20時間なら3〜4ヵ月、週15時間なら4〜5ヵ月が目安です。

筆者は週20時間→週10時間で4ヵ月でした。

暗記科目なので、6ヵ月以上に薄く延ばすより、3〜4ヵ月に詰めて毎日触る方が点数は安定します。

Q3.
税務の実務経験や税理士試験の学習経験があれば短縮できますか?

短縮できますが、目安は50〜100時間程度です。

課税所得の計算フローや控除の考え方は共通ですが、米国の内国歳入法はパススルー課税やBasisなど日本にない仕組みが多く、ルール自体は覚え直しになります。

税理士試験の経験者でも、150〜220時間は見ておいてください。

Q4. 講義は全部見るべきですか?

1回・1.5倍速で全部見るのが基本ですが、倫理・ビジネス法の回はテキストとMCで代替しても問題ありません。

一方、個人所得税の計算フローと法人税の申告調整の回は、速度を落として手を動かしながら見た方が、その後のMC演習が速くなります。

筆者は講義に45時間かけましたが、今なら40時間に抑えます。

Q5.
MCとTBS、どちらに時間をかけるべきですか?

学習時間はMCに6〜7割、TBSに2〜3割が目安です。

ただし、現行REGはApplication(適用)の配点が35〜45%と最も重く、TBSでは申告書の穴埋めやBasis計算の「手順」を問われるため、筆者の当時(TBS35時間)より多めに45時間前後を見ておくと安全です。

TBSに入るのは、MCの正答率が8割を超えてからにしてください。

Q6.
まとめ表やノートは作るべきですか?

REGに関しては「作るべき」です。

ただし種類を絞ってください。筆者はBasis・申告区分・事業体比較・判例パターンの4種類に限定し、作成20時間・反復10時間で収めました。

テキストを丸写しするノートは時間の浪費なので、MCで誤答が偏った論点だけを表にするのが原則です。

Q7.
2026年7月以降に受ける場合、古い教材のままだと何時間の覚え直しが必要ですか?

標準控除・児童税額控除・SALT控除・ボーナス減価償却・§179・QBI控除の論点を最新版で覚え直すのに、10〜20時間が目安です。

予備校の最新教材で学習している方は教材の改訂に含まれているため、追加の対応は不要です。

金額の丸暗記ではなく「時限措置か恒久化か」「誰にどの条件で使えるか」の構造を覚え直してください。

Q8.
REGに落ちた場合、再受験までに何時間必要ですか?

一律には言えませんが、スコアレポートで「Weaker」と出たAreaに時間を集中するのが原則です。

REGは暗記科目なので、70〜74点で落ちた人は全範囲のやり直しではなく、弱点Areaのまとめ表を作り直してMC・TBSを2周し、4〜6週間で再受験するのが現実的です。

詳しくは「USCPA74点で落ちた時の再受験戦略|1点差を埋める勉強法」と「USCPAスコアレポートの見方と弱点分析|3段階評価の読み方」で解説しています。

まとめ:REGは250時間を「配点順×毎日反復」で使う

この記事の要点を再掲します。

  • REGの勉強時間の目安は250〜350時間。アビタス公式は280〜375時間、3〜4科目目に受けるなら250時間前後、1〜2科目目の初学者は350時間前後
  • 筆者は約250時間・4ヵ月で1回合格。内訳は講義45時間・テキスト35時間・MC110時間・TBS35時間・まとめ表30時間・リリース問題25時間
  • Area別では個人税と事業体の税で6割。配点比率に連動させ、着手順も個人税→資産取引→事業体の税→ビジネス法→倫理の順
  • 型は「講義1回→テキスト1周→MC3周(1周目日本語・2周目から英語)→まとめ表4種類を毎日10分→TBS2周→リリース問題を本番形式」
  • REGは暗記科目のため3〜4ヵ月に詰めて毎日触る。週10時間に落ちても「毎日MC10問」で正答率を維持できる
  • 2026年7月1日からOBBBA(税制改正)が試験範囲入り。旧教材で学んだ人は該当論点の覚え直しに10〜20時間を見込む

REGは、覚えた分だけ点になる科目です。

筆者の250時間の内訳を、自分の受験順と週の学習時間に置き換えて、受験日から逆算した計画を今日作ってみてください。

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受講料624,800円〜
(実質10万円台)
教材特徴日本語テキスト+英語問題集、図解豊富で初学者OK
講義形式日本語講義、
スモールユニット形式
サポート期間5年間(業界最長)
合格祝い金社会人20万円、
学生15万円
単位取得簡単(業界最短)

ポイント

  • 日本のUSCPA合格者の
    95%がアビタス受講生
  • 社会人でも短期合格できるコンパクト教材設計
  • 合格お祝い金とリスキリング補助金で
    実質10万円台
  • AICPA公認の唯一の日本校で
    最新試験情報を直接入手
  • 5年間サポート期間で安心、
    USCPA+プログラムで合格後もサポート

no.

2

TAC

総合評価

3.5
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受講料400,000円〜485,000円
教材特徴オリジナルテキスト+Becker問題集、ボリュームあり
講義形式正統派黒板スタイル講義
サポート期間3年間
合格祝い金なし
単位取得やや困難(時間がかかる)

ポイント

  • 長年の資格試験指導ノウハウを活かした
    正統派学習スタイル
  • Becker問題集が使用可能で
    実践的な学習ができる
  • REG・TCP(税務科目)の評判が特に良好
  • 質問回答が迅速で的確なサポート体制
  • 教育訓練給付制度対象講座で
    受講料の一部支給

no.

3

CPA会計学院

総合評価

2.8
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受講料396,000円
教材特徴オリジナルテキスト+U World問題集、BARのみ対応
講義形式日本語講義(会計知識前提)
サポート期間2年間(延長可能)
合格祝い金10万円
単位取得やや困難

ポイント

  • 受講料が比較的安価で費用を抑えて
    学習開始可能
  • 合格お祝い金10万円でコスト負担を軽減
  • リスキリング補助金対象講座で
    受講料大幅軽減
  • 日本の公認会計士試験指導実績を活かした
    会計基礎解説
  • 新設校ならではの最新設備と学習環境

PR USCPA/米国公認会計士 国際資格 アビタス
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