この記事でわかること
- USCPAのTBS(Task-Based
Simulation)の出題数・配点(50%、ISCは40%)・テストレット3〜5の構成と、部分点の仕組み - TBSの出題形式5種類(仕訳・数値入力/ドロップダウン選択/資料レビュー(DRS)/リサーチ/スプレッドシート型)と、形式別の解き方
- 2024年の新試験でリサーチ問題が「検索」から「添付資料(Exhibit)から選ぶ」形式に変わった影響
- TBS1問あたりの目安時間(FAR約20分等)と、「分からない設問を空欄にしない」部分点の取り方
- 筆者がFARの政府会計TBSを「ほぼ白紙」にした失敗と、AUD・REGで空欄ゼロにした手順
著者情報:しわすゆう|USCPA(米国公認会計士)。大学在学時にアビタスのUSCPA講座を受講しUSCPAを取得。新卒でBIG4監査法人に就職し会計監査を3年経験。現在はコンサル会社に勤務。
最終更新日:2026年8月29日
「MCは解けるのにTBSで時間が足りない」「TBSは何から手をつければいいか分からない」という方に向けた記事です。
結論から言うと、USCPAのTBSは配点の50%(ISCは40%)を占め、設問ごとに部分点が入る形式なので、「全問完答」ではなく「空欄をゼロにして取れる設問を確実に取る」ことが合格の条件です。
そのために必要なのは、①設問(Requirement)を先に読んで必要な資料だけを探す
②1問の上限時間を決めて超えたら仮の答えを入れて次へ
③リサーチ問題は「添付資料から選ぶ」形式に変わったので捨てない、の3つです。
この記事では、AICPA(米国公認会計士協会)のブループリントとサンプルテストを一次情報として、TBSの構成と部分点、出題形式5種類の解き方、時間配分、演習法を、筆者がFARで白紙を出した失敗とAUD・REGで空欄ゼロにした手順と合わせて解説します。
MCの解き方は「USCPAのMC問題の解き方7つのコツ|時間配分と消去法」、試験全体の時間配分は「USCPAの時間配分|時間切れを防ぐ全科目共通の時間管理戦略」で扱っているので、本記事はTBSに絞ります。
USCPAのTBSとは?出題数・配点・部分点の仕組み
USCPAのTBS(Task-Based
Simulation)とは、資料(Exhibit)を読んで仕訳・数値・選択肢・文書の修正を入力する事例形式の問題で、全科目のテストレット3〜5に出題される。出題数は6〜8問、配点はFAR・AUD・REG・BAR・TCPで50%、ISCで40%。1問の中に複数の設問(セル・ドロップダウン)があり、設問ごとに採点されるため部分点が入る。
まず、TBSの全体像を科目別に整理します。
| 科目 | TBS問題数 | テストレット3 | テストレット4 | テストレット5 | TBS配点 |
|---|---|---|---|---|---|
| FAR | 7問 | 2問 | 3問 | 2問 | 50% |
| AUD | 7問 | 2問 | 3問 | 2問 | 50% |
| REG | 8問 | 2問 | 3問 | 3問 | 50% |
| BAR | 7問 | 2問 | 3問 | 2問 | 50% |
| ISC | 6問 | 2問 | 2問 | 2問 | 40% |
| TCP | 7問 | 2問 | 3問 | 2問 | 50% |
出典:AICPA「Uniform CPA Examination
Blueprints」(2026年版)、AICPA「Sample Test」、2026年8月29日確認
※テストレット別の配分は一般的な構成で、実際の配分は異なる場合があります。テストレット3の後に15分の休憩(試験時間は停止)があります。
部分点があるから「空欄ゼロ」が最優先
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 採点単位 | 1問(TBS)全体ではなく、問題内の各設問(セル・選択)ごと |
| 部分点 | あり。10個の設問中6個正解なら、その分の得点が入る |
| 空欄 | 0点。推測で埋めれば正解の可能性がある |
| 難易度と配点 | 難しい問題に配点が多い(受験者の理解)。プレテスト問題が1問程度含まれる |
| 連鎖 | 設問1の答えを設問2以降で使う問題があり、設問1のミスが連鎖する |
TBSは「1問まるごと解けるか」ではなく「設問単位で何個取れるか」の勝負です。
1問に30分かけて完答するより、7問すべてで7割の設問を埋める方が、スコアは高くなります。
採点の仕組みは「USCPA合格点75点の意味と採点の仕組み|74点で落ちる理由」で解説しています。
TBSの出題形式5種類と解き方
TBSの出題形式は、①仕訳・数値入力型 ②ドロップダウン選択型
③資料レビュー(DRS)型 ④リサーチ型
⑤スプレッドシート・分析型の5種類。共通する解き方は「設問(Requirement)を先に読む→必要な資料(Exhibit)だけを探す→解答欄を上から順に埋める」で、資料を最初から全部読まない。
5つの形式の特徴
| 形式 | 内容 | 多い科目 | 難易度の体感 | 解き方の要点 |
|---|---|---|---|---|
| ① 仕訳・数値入力型 | 取引資料から仕訳や金額を計算して入力 | FAR・BAR・REG・TCP | 中〜高 | 求める数値の式を先に書く。設問間の連鎖に注意 |
| ② ドロップダウン選択型 | 各設問でリストから正しい処理・用語を選ぶ | AUD・ISC・全科目 | 低〜中 | MCと同じ消去法。選択肢のリストを先に見る |
| ③ 資料レビュー(DRS)型 | 文書の下線部を「修正不要/修正する場合の選択肢」から選ぶ | 全科目 | 中 | 下線部ごとに資料と照合。「修正不要」も選択肢として選ぶ |
| ④ リサーチ型 | 添付された基準・条文の抜粋から該当箇所を選ぶ(2024年〜) | 全科目 | 低 | 設問のキーワードで抜粋を検索。捨てない |
| ⑤ スプレッドシート・分析型 | 複数資料(財務諸表・メール・契約書)を照合して数値や判断を入力 | BAR・FAR・AUD | 高 | 資料の「タイトル」で必要なものを特定。全部読まない |
出典:AICPA「Sample Test」「CPA Exam Tutorial」、2026年8月29日確認
共通の解き方3ステップ
| ステップ | やること | 目的 |
|---|---|---|
| 1 | 設問(Requirement)と解答欄を先に読む | 「何を、いくつ入力するか」を把握。資料の探し方が決まる |
| 2 | 資料(Exhibit)は「タイトル」を見て必要なものだけ開く | 5〜10個の資料を全部読むと時間切れになる |
| 3 | 解答欄を上から順に埋める。分からない設問は「最も近い答え」を入れてフラグ | 空欄ゼロ。テストレット内で戻れる |
USCPAどこのブログのどこ氏も、「この問題を解くにはこの契約書にこういう情報があるはずだ」と予測しながら資料を探す読み方を推奨しており、筆者も同じ手順で解いていました。
リサーチ問題は「検索」から「選ぶ」に変わった
| 項目 | 旧試験(〜2023年) | 新試験(2024年〜) |
|---|---|---|
| 形式 | Authoritative Literature(基準データベース)を自分で検索し、条文番号を答える |
基準・条文の抜粋が添付資料(Exhibit)として提示され、該当箇所を選ぶ |
| 必要な力 | 検索キーワードの選び方 | 抜粋を読んで該当箇所を特定する読解力 |
| 難易度 | 見つからなければ0点。「捨てる」戦略が一般的だった | 選ぶだけなので難しくない。捨ててはいけない |
| 添付資料の量 | ― | 多いと20ページ程度(合格者の報告) |
出典:アビタスコラム「USCPAのリサーチ問題とは」、USCPAどこのブログ「リサーチ問題対策」、2026年8月29日確認
旧試験の「リサーチは捨てる」という体験談は、現行試験には当てはまりません。
設問のキーワードで添付資料を検索(Ctrl+F相当の検索機能あり)し、該当する段落を選ぶだけなので、得点源にしてください。
TBSの時間配分|1問の上限を決めて超えたら次へ
TBSの目安時間は、MCを100〜110分で抜けた場合、残り130〜140分を問題数で割った1問約17〜20分(FAR・BAR・TCP約20分、AUD約18分、REG約16分、ISC約22分)。1問の上限時間を決め、超えたら仮の答えを入れて次へ進む。テストレット5の最後の1問を白紙にするのが最も大きな失点である。
科目別の目安時間
| 科目 | TBS問題数 | TBSに使える時間(目安) | 1問の目安 | 上限(これを超えたら次へ) |
|---|---|---|---|---|
| FAR | 7問 | 140分 | 20分 | 25分 |
| AUD | 7問 | 130分 | 18分 | 23分 |
| REG | 8問 | 130分 | 16分 | 20分 |
| BAR | 7問 | 140分 | 20分 | 25分 |
| ISC | 6問 | 130分 | 22分 | 27分 |
| TCP | 7問 | 140分 | 20分 | 25分 |
※MCをテストレット1〜2で100〜110分で抜ける前提(「USCPAのMC問題の解き方7つのコツ|時間配分と消去法」参照)。難易度で前後するため、リサーチ型・ドロップダウン型で短縮した時間を数値入力型に回します。
テストレットごとの「提出する残り時間」
| 科目 | テストレット3提出時 | テストレット4提出時 | テストレット5(終了) |
|---|---|---|---|
| FAR・BAR・TCP | 1:40 | 0:40 | 0:00 |
| AUD | 1:35 | 0:40 | 0:00 |
| REG | 1:35 | 0:45 | 0:00 |
| ISC | 1:25 | 0:45 | 0:00 |
画面のタイマーで「この残り時間になったら提出」と決めておくと、本番で計算せずに済みます。
時間切れを防ぐ4つのルール
| ルール | 内容 |
|---|---|
| ① 難しい問題は後回し | テストレット内では戻れるので、開いて「重い」と感じた問題はフラグをつけて次の問題から解く |
| ② 上限を超えたら仮の答え | 上限時間で解けていない設問は「最も近い数値・選択肢」を入れる |
| ③ 見直しは空欄チェックだけ | テストレット提出前に、空欄がないかだけ確認する。答えを変える見直しはしない |
| ④ 休憩は必ず取る | テストレット3の後の15分休憩は試験時間が止まる。トイレと糖分補給で後半の集中力を保つ |
時間配分の全体設計は「USCPAの時間配分|時間切れを防ぐ全科目共通の時間管理戦略」、休憩の使い方は「USCPA試験当日の流れ|受付から退出までを筆者の時系列で解説」で解説しています。
TBSの演習法|MCで理解した論点を「入力する形」に変える
TBSの演習は、①MCで論点を理解してから該当分野のTBSに入る
②1問を「時間を計って解く→解説で設問単位の正誤を確認→解けなかった設問の論点をMCに戻って復習」のサイクルで回す
③直前1ヵ月はAICPAのサンプルテストと予備校の模試で本番の画面操作に慣れる。TBSで点が伸びない原因の多くは応用力ではなく、仕訳や財務諸表の構造など基本の抜けである。
演習の3段階
| 段階 | 時期 | やること | 目安 |
|---|---|---|---|
| 1 | 各分野のMCを1周した後 | 該当分野のTBSを時間無制限で解き、形式に慣れる | 設問単位の正答率50〜60% |
| 2 | 全範囲のMC2周目と並行 | 時間を計って解く(1問20分)。解けなかった設問の論点はMCに戻る | 70%前後 |
| 3 | 直前1ヵ月 | AICPAサンプルテスト+模試で本番の画面操作・資料の開き方に慣れる。4時間通し演習2〜3回 | 設問単位で75%以上、空欄ゼロ |
TBSで点が伸びないときの原因と対処
| 原因 | 症状 | 対処 |
|---|---|---|
| 基本の抜け | 仕訳が書けない、BS/PLの構造が頭にない | テキストとMCに戻る。TBSを繰り返しても解決しない |
| 資料の読み方 | 全部読んで時間切れ | 設問を先に読み、資料はタイトルで選ぶ |
| 計算ミスの連鎖 | 設問1のミスで設問2以降も不正解 | 白紙(本番はホワイトボード)に式と途中計算を書き、見直せる形にする |
| 画面操作に不慣れ | 資料の切替・スプレッドシートの入力で戸惑う | AICPAサンプルテストで操作を練習する |
| 英語の読解速度 | 資料を読むのが遅い | 設問のキーワードを決めてから資料を「探す」読み方に変える |
USCPAどこのブログのどこ氏は「TBSで点数が伸びない原因の多くは応用力以前の基本的な知識の抜け漏れ」と指摘しており、筆者の実感も同じです。
サンプルテストの使い方は「USCPAサンプルテストの入手とやり方|AICPA無料版の活用法」、メモの取り方は「USCPA試験中のホワイトボード・メモ活用術|4分割で迷わない」、画面操作は「USCPA試験画面の操作とテストレット構成|本番で迷わない準備」で扱っています。
\TBSの収録数と模試の本番再現度を確認/
筆者がTBSの型を作った予備校の演習問題(TBS収録数・解説の粒度)と模試の画面は、アビタスの無料説明会で実際に確認できます。
筆者のTBS|FARで白紙を出した失敗とAUD・REGで空欄ゼロにした手順
筆者はFARのテストレット4で政府会計のTBSを1問「ほぼ白紙」で提出し、試験直後は不合格を覚悟した(結果は80点台前半で合格)。その後、AUD・REGでは「1問の上限時間を超えたら最も近い答えを入れる」「資料はタイトルで選ぶ」の2つを徹底して空欄ゼロにし、TBSの手応えが安定した。
FAR:政府会計のTBSで固まった
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 状況 | テストレット4の2問目が政府会計(基金会計)の数値入力型。資料が6つあり、どれを使うか分からず全部読み始めた |
| 経過 | 15分読んでも設問1が埋まらず、焦って設問2以降も手つかず。残り時間を見て、10個の設問のうち3個だけ推測で入れて提出 |
| 結果 | FAR全体は80点台前半で合格。白紙に近いTBSが1問あっても、他の6問で設問単位の得点を積めていた |
| 学び | ①資料を全部読むと時間が消える ②1問捨てても部分点で合格できる ③捨てるなら「推測で全部埋めてから」捨てる |
この1問で、「TBSは設問単位の勝負」であることを身をもって理解しました。
AUD・REG:空欄ゼロにした手順
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| ① 設問と解答欄を先に読む | 「何を、いくつ入れるか」を把握。ドロップダウンはリストを先に見る |
| ② 資料はタイトルで選ぶ | 設問に必要な資料だけ開く。REGの税務資料は「Form」「Schedule」名で当たりをつける |
| ③ 上限時間を決める | AUD23分・REG20分。画面のタイマーで「この残り時間になったら次へ」 |
| ④ 上限で「最も近い答え」を入れる | 数値なら概算、選択なら消去法で残ったもの。フラグをつけて次へ |
| ⑤ テストレット提出前に空欄チェック | 答えの見直しはせず、空欄だけ確認 |
AUDはドロップダウン型とDRS型が多く、MCの消去法がそのまま使えたので、7問すべてを18分前後で回せました。
REGは個人所得税の数値入力型で設問の連鎖があり、ホワイトボードに「設問1の答え→設問2で使う」と書いて計算ミスの連鎖を防ぎました。
FARの失敗があったからこそ、AUD・REGで「空欄ゼロ」を最優先にできたと思っています。
科目別のTBSの傾向は「USCPA FARの時間配分と解答戦略|計算で時間を失わない型」「USCPA AUDの時間配分|MC・TBSの目安と時間切れ対策」「USCPA REGの時間配分|TBS8問を解き切る目安と戦略」で解説しています。
TBSの型を作ったら、次にやること
USCPAのTBSは、配点の50%(ISCは40%)を占め、設問単位で部分点が入る形式です。
「設問を先に読む→資料はタイトルで選ぶ→上限時間で仮の答えを入れる→空欄ゼロで提出」の型を、MCで論点を理解した分野から順に作ってください。
直前1ヵ月は、AICPAのサンプルテストで画面操作に慣れ、模試と4時間の通し演習で「設問単位75%以上・空欄ゼロ」を確認してから受験日を決めることをおすすめします。
予備校を比較してから決めたい方は「USCPA予備校おすすめ比較|費用・教材・サポートで選ぶ3校」を、TBSの収録数・解説の粒度・模試の本番再現度を1社ずつ確認したい方は各校の説明会や資料で「TBS問題の収録数と模試の有無」を聞いておくと、演習計画を立てやすくなります。
よくある質問(FAQ)
Q1.
USCPAのTBSに部分点はありますか?
あります。
TBSは1問の中に複数の設問(セル・ドロップダウン)があり、設問ごとに採点されるため、10個の設問中6個正解ならその分の得点が入ります。
空欄は0点なので、分からない設問も「最も近い答え」を入れて空欄をゼロにすることが、TBSで最も重要な戦略です。
Q2.
TBSは1問何分で解くべきですか?
科目により約16〜22分が目安です。
MCをテストレット1〜2で100〜110分で抜けると、TBSに130〜140分残るので、FAR・BAR・TCPで約20分、AUDで約18分、REGで約16分、ISCで約22分になります。
上限(目安+5分)を超えたら仮の答えを入れて次へ進み、テストレット5の最後の問題を白紙にしないでください。
Q3.
リサーチ問題は捨ててもよいですか?
現行試験では捨てないでください。
2024年の新試験から、リサーチ問題は自分で基準を検索する形式ではなく、添付資料として提示された基準・条文の抜粋から該当箇所を選ぶ形式に変わりました。
設問のキーワードで添付資料を検索して選ぶだけなので、得点源にできます。
旧試験の「リサーチは捨てる」という体験談は、現行試験には当てはまりません。
Q4.
TBSで点が伸びません。応用問題の演習を増やすべきですか?
多くの場合、原因は応用力ではなく基本の抜けです。
仕訳がすぐ書けない、財務諸表の構造が頭に入っていない状態でTBSを繰り返しても、点は伸びません。
解けなかった設問の論点をMCとテキストに戻って復習し、「資料を全部読まず設問から探す」読み方に変えることが先です。
Q5.
TBSの資料(Exhibit)は全部読むべきですか?
いいえ。
設問(Requirement)と解答欄を先に読んで「何を入力するか」を決め、必要な資料だけをタイトルで選んで開いてください。
5〜10個の資料を全部読むと時間切れになります。
筆者はFARの政府会計TBSで資料を全部読み始めて15分を失い、ほぼ白紙で提出した失敗があります。
Q6.
TBSの1問を白紙で出しても合格できますか?
できる可能性はあります。
筆者はFARで政府会計のTBSを10個の設問中3個だけ埋めて提出しましたが、他の6問で設問単位の得点を積めていたため、80点台前半で合格しました。
ただし白紙は0点なので、「捨てる」場合でも推測で全部埋めてから次へ進むのが原則です。
Q7.
TBSの画面操作はどこで練習できますか?
AICPAが公開しているサンプルテスト(Sample
Test)で、本番と同じ画面で資料の切替・スプレッドシートの入力・ドロップダウンの操作を練習できます。
予備校の模試も本番の画面を再現しているものがあります。
直前1ヵ月に必ず1回は操作しておくと、本番で戸惑う時間を減らせます。
まとめ:TBSは「完答」ではなく「設問単位で取り切る」
この記事の要点を再掲します。
- TBSは全科目のテストレット3〜5に6〜8問、配点50%(ISCは40%)。設問ごとに採点され部分点が入るので、空欄ゼロが最優先
- 出題形式は①仕訳・数値入力 ②ドロップダウン ③資料レビュー(DRS)
④リサーチ
⑤スプレッドシート・分析の5種類。共通の解き方は「設問を先に読む→資料はタイトルで選ぶ→上から埋める」 - リサーチ問題は2024年から「添付資料から選ぶ」形式になり、捨てる問題ではなく得点源
- 時間配分は1問約16〜22分、上限を超えたら仮の答えを入れて次へ。テストレット提出前は空欄チェックだけ
- 点が伸びない原因の多くは応用力ではなく基本の抜け。MCとテキストに戻る
- 筆者はFARで政府会計TBSをほぼ白紙にしたが部分点で合格し、AUD・REGでは上限時間+資料はタイトルで選ぶで空欄ゼロにした
TBSは、資料を全部読もうとした瞬間に時間が消えます。
まず次の演習から、設問と解答欄を先に読んで「何を、いくつ入れるか」を決めてから資料を開くところから始めてみてください。
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