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USCPA科目の受験順番|FARが最初の理由と選択科目別ルート

この記事でわかること

  • USCPA4科目(FAR・AUD・REG+選択科目)の受験順の結論と、FARを最初に受けるべき3つの理由
  • 選択科目(BAR・ISC・TCP)別のおすすめ受験順と、選択科目の受験月(1・4・7・10月)による制約
  • 税務経験者・監査経験者・IT系など、経歴別に順番を変えるべきケース
  • 科目合格の有効期限(30ヵ月)と再受験リスクを踏まえた「最後の科目」の決め方
  • 筆者が旧制度でFAR→BEC→AUD→REGの順に受けた理由と、現行制度なら何を変えるか

著者情報:しわすゆう|USCPA(米国公認会計士)。大学在学時にアビタスのUSCPA講座を受講しUSCPAを取得。新卒でBIG4監査法人に就職し会計監査を3年経験。現在はコンサル会社に勤務。

最終更新日:2026年8月28日

「USCPAの科目はどの順番で受けるのが正解?」「FARからと聞くけど、なぜ?」「選択科目はいつ受ければいい?」と検索している方に向けて、受験順の考え方を整理します。

結論から言うと、USCPAの受験順は「FARを最初に、選択科目は関連するコア科目の直後に、最後はコア科目」が基本で、選択科目別にはBARならFAR→BAR→AUD→REG、TCPならFAR→AUD→REG→TCP、ISCならFAR→AUD→ISC→REGが標準ルートです。

筆者は旧制度でFAR→BEC→AUD→REGの順に受け、20ヵ月で4科目に合格しました。

この記事では、受験順の結論と理由、選択科目別のルート、経歴別の例外、筆者の実例を、一次情報(AICPA・NASBAの試験制度・合格率)と実体験で解説します。

各科目の中身は「USCPA試験科目とは|コア3科目+選択1科目の内容と難易度」、月別の計画は「USCPA合格スケジュール|1年合格モデルプランと筆者の実例」で解説しているので、本記事は「順番の決め方」に絞ります。

目次 閉じる

USCPAの受験順の結論|FARが最初、選択科目は関連科目の直後、最後はコア科目

USCPAの受験順は「①FARを最初に受ける
②選択科目は関連するコア科目の直後に受ける
③最後の科目はコア科目にする」の3原則で決まる。この3つを満たす順番なら、どれを選んでも大きな失敗はない。

USCPA試験は、コア3科目(FAR・AUD・REG)と選択1科目(BAR・ISC・TCP)の計4科目です。

受験順は自由ですが、科目間の知識のつながりと制度上の制約から、合理的な順番は絞られます。

原則 内容 理由
① FARを最初に受ける 財務会計を最初に固める 他の3科目すべての土台になる。範囲が最も広く、学習の「型」を作れる
② 選択科目は関連するコア科目の直後に受ける BARはFARの後、TCPはREGの後、ISCはAUDの後 知識が連続し、忘れる前に受けられる
③ 最後の科目はコア科目にする 選択科目を最後にしない 選択科目は受験月が年4回で、不合格時の再受験が3ヵ月後になる

この3原則を満たす標準ルートは、選択科目ごとに次のとおりです。

選択科目 標準ルート 別案
BAR FAR→BAR→AUD→REG FAR→BAR→REG→AUD
TCP FAR→AUD→REG→TCP→(なし)
※TCPが最後になるため、FAR→REG→TCP→AUDを推奨
FAR→REG→TCP→AUD
ISC FAR→AUD→ISC→REG FAR→REG→AUD→ISC→(なし) ※ISCが最後になる

TCPとISCは、原則②(関連科目の直後)と原則③(最後はコア科目)を両立させると、FAR→REG→TCP→AUD、FAR→AUD→ISC→REGが最も安全な順番になります。

なぜFARを最初に受けるべきか|3つの理由

FARを最初に受けるべき理由は「他の3科目の土台になる」「範囲が最も広く学習の型を作れる」「合格率が最も低い科目を先に越えると後半が安定する」の3つ。会計初学者ほど、FARを最初に置く効果が大きい。

予備校の標準カリキュラムも、合格者ブログの多くも、FARを最初に置いています。

理由を3つに整理します。

理由1:FARの知識が他の3科目の前提になる

科目 FARの知識がどう使われるか
AUD 監査の対象は財務諸表。財務諸表の構造と会計処理を知らないと、監査手続の意味が分からない
REG 法人税の「会計上の利益から課税所得への調整」は、財務会計の利益計算が前提
BAR FARの発展論点(政府会計・リース・年金など)と財務分析。FAR直後が最も効率的
ISC 内部統制はAUDと財務報告の知識が前提
TCP REGの発展だが、REG自体がFARの知識を前提とする

FARを飛ばして他の科目から始めると、「なぜこの処理になるのか」が分からないまま暗記することになり、理解が浅くなります。

理由2:範囲が最も広い科目で「学習の型」を作れる

FARは4科目で最も範囲が広く、学習時間も最長(アビタス公式で400〜500時間)です。

筆者はFARで「講義1回→テキスト1周→MC3周→TBS2周→リリース問題」の型を作り、残り3科目は同じ手順を回すだけになりました。

最初に最も重い科目で型を作ると、2科目目以降の立ち上がりが速くなります。

逆に、軽い科目から始めて後半にFARを残すと、「あと1科目なのに一番重い」状態になり、失速する人が多いです。

理由3:合格率が最も低い科目を先に越えると後半が安定する

AICPAが公表する2025年通年の合格率は、FAR42.12%・AUD約48%・REG63.12%で、FARがコア3科目で最も低い水準です(出典:AICPA公表の科目別合格率)。

科目合格には30ヵ月の有効期限があるため、最も落ちやすい科目を後半に残すと、再受験が期限に響きます。

FARを先に越えておけば、後半は合格率の高いREGや、再受験しやすいコア科目で計画を立て直せます。

FARの中身は「USCPAのFARとは|出題範囲・形式・難易度を1回合格者が解説」、勉強時間の配分は「USCPA FARの勉強時間と勉強法|450時間の学習ログ公開」で解説しています。

受験順を決める前に、自分の単位の過不足と学習モデルプランを確認したい方は、アビタスの無料資料請求で科目別の標準学習時間を取り寄せておくと、この後の選択科目別ルートを自分の計画に置き換えやすくなります。

選択科目別のおすすめ受験順|BAR・ISC・TCPで変わる

BARはFARの直後、TCPはREGの直後、ISCはAUDの直後に受けるのが基本。ただし選択科目は1・4・7・10月しか受験できず、不合格時の再受験が翌四半期になるため、最後の科目にはせず、2〜3科目目に置く。

選択科目ごとに、標準ルートと理由を整理します。

BARを選ぶ場合:FAR→BAR→AUD→REG

順番 科目 理由
1 FAR 土台
2 BAR FARの発展論点(政府会計・リース・年金・企業結合など)と財務分析。FARの記憶が新しいうちに受ける
3 AUD 財務報告の知識を前提に監査へ
4 REG 独立性が高く、最後に短期集中で暗記できる

BARは選択科目の中で最も合格率が低く(2025年通年で約42%)、FARと同程度の難易度です。

FARと連続で重い科目が続くため、「FARで疲れ切ってBARで失速する」人がいます。

FARの学習中に「範囲の広さが苦にならない」と感じた人にBARは向き、「FARだけで手一杯」と感じた人はTCPかISCに切り替える判断も選択肢です。

TCPを選ぶ場合:FAR→REG→TCP→AUD

順番 科目 理由
1 FAR 土台
2 REG 税法の基礎。TCPの前提
3 TCP REGの発展(タックスプランニング・事業体の応用)。REGの記憶が新しいうちに受ける
4 AUD 最後をコア科目にして再受験の余地を残す

TCPは選択科目で最も合格率が高く(2025年通年で約78%)、REGとの知識の連続性も高いため、「FAR→REG→TCP」は税法を一気に終わらせる流れになります。

注意点は、TCPの受験月(1・4・7・10月)にREGの直後が重なるように、REGの受験日を逆算することです。

ISCを選ぶ場合:FAR→AUD→ISC→REG

順番 科目 理由
1 FAR 土台
2 AUD 内部統制・IT統制の基礎はAUDで学ぶ
3 ISC AUDの内部統制論点の発展(IT統制・SOC報告書・セキュリティ)。AUDの直後が効率的
4 REG 最後をコア科目に

ISCは暗記寄りの問題が多く、MC配点が60%(他科目は50%)と高いのが特徴です。

IT系の実務経験者や、AUDの内部統制論点が得意な人に向いています。

選択科目の選び方は「選択科目はどれ?BAR・ISC・TCPの選び方」、各科目の中身は「USCPAのBARとは|出題範囲・難易度・勉強法を合格者が解説」「USCPAのISCとは|出題範囲・難易度・勉強法を実例つきで解説」「USCPAのTCPとは|出題範囲・合格率・勉強法を実例つきで解説」で解説しています。

選択科目の受験月から逆算する

選択科目は各四半期の最初の月(1・4・7・10月)しか受験できず、スコアリリースは年4回です。

項目 コア科目 選択科目
受験できる月 通年 1月・4月・7月・10月
スコアリリース 年16回 年4回(3月・6月・9月・12月)
不合格時の再受験 数週間後 翌四半期(3ヵ月後)

出典:AICPA「2026 Score Release Timetable」

たとえば「REGを6月上旬に受け、7月にTCP」のように、関連するコア科目の受験日を選択科目の受験月の直前に置くのが、原則②を満たす組み方です。

日程の詳細は「【2026年】USCPAスコアリリース日程|日本時間と確認方法」を参照してください。

経歴別|順番を変えるべきケース

税務・経理・監査・ITの実務経験がある人は、得意分野の科目を2科目目に前倒しして早めに合格実績を作る選択肢がある。ただし「FARを最初に」の原則は、会計知識が豊富な人以外は崩さない方がよい。

標準ルートが合わない人もいます。

経歴別の例外を整理します。

経歴 おすすめの順番 理由
会計初学者(簿記なし) 標準ルート(FARが最初) FARで会計の基礎を作らないと他科目が理解できない
簿記1級・日本の公認会計士学習経験あり FAR→BAR→AUD→REG 会計が得意ならBARで一気に伸ばせる
税理士・経理で税務経験あり FAR→REG→TCP→AUD、またはREG→FAR→TCP→AUD 税法に慣れているならREGで早く合格実績を作れる。ただしFARを最初にする方が安全
監査法人・内部監査の経験あり FAR→AUD→ISC→REG、またはAUD→FAR→ISC→REG 監査の実務があればAUDは得点しやすい。筆者もAUDは実務経験があれば理解が早かったと感じる
IT・システム監査の経験あり FAR→AUD→ISC→REG ISCの内部統制・IT統制が実務と直結
英語に強い不安がある 標準ルートだが、FARの前に英文会計入門を厚めに FARで英語の読解速度を上げてから他科目へ

「REGを最初に受ける」「AUDを最初に受ける」のは、その分野の実務経験がある人だけの選択肢です。

会計知識が浅い人がFAR以外から始めると、2科目目以降でFARの知識不足に戻ることになります。

最後の科目の決め方|有効期限と再受験リスクで考える

最後の科目は「不合格でも数週間後に再受験できるコア科目」にする。選択科目を最後にすると、不合格時の再受験が翌四半期になり、科目合格の有効期限(30ヵ月)に響く。

受験順で見落とされやすいのが「最後に何を残すか」です。

最後の科目 不合格時の再受験 有効期限への影響
コア科目(FAR・AUD・REG) スコアリリース後、数週間で再受験可 小さい
選択科目(BAR・ISC・TCP) 翌四半期の受験月まで待つ(最長3ヵ月) 2回不合格なら6ヵ月のロス

科目合格の有効期限は、2024年以降30ヵ月で、最初の合格科目のスコアリリース日から起算する州が多いです。

1年〜1年半で4科目を終える計画なら余裕がありますが、2年以上かかる計画で最後に選択科目を残すと、再受験の待ち時間が期限を圧迫します。

最後に置く科目の候補

候補 向いている人 注意点
REG 暗記を短期集中で仕上げたい人。合格率が高く得点が読みやすい 2026年7月以降はOBBBA(税制改正)対応の教材で学ぶ
AUD 監査の実務経験がある人 実務経験がない人は「手応えがない」科目で、最後に残すと不安が大きい
FAR 会計が得意で、他科目から始めた人 原則としては最初に受ける科目なので、例外的

筆者は最後にREGを置き、暗記科目を短期集中で終えました。

一方、AUDは4科目で最も手応えがなく、最後に残していたら精神的にきつかったと思います。

有効期限の詳細は「USCPA科目合格の有効期限は30ヵ月|州別の数え方と延長申請」、再受験のルールは「USCPAの再受験|いつから受けられる?費用・手続き・合格戦略」で解説しています。

筆者の受験順|FAR→BEC→AUD→REGにした理由と、現行制度なら変えること

筆者は旧制度でFAR→BEC→AUD→REGの順に受け、20ヵ月で4科目に合格した。FARで学習の型を作り、範囲が広く浅いBECで息をつき、AUDで理解に苦しみ、暗記科目のREGを最後に短期集中した。現行制度なら「FAR→REG→TCP→AUD」または「FAR→BAR→AUD→REG」にする。

筆者が受験したのは2024年の新試験制度より前で、4科目目はBEC(現在は廃止され、選択科目3つに分割)でした。

順番 科目 期間・時間 そう決めた理由 振り返り
1 FAR 5ヵ月・約450時間 予備校の標準カリキュラムどおり。範囲が最も広い科目で型を作りたかった 正解。この型で残り3科目を回せた
2 BEC 3ヵ月・約250時間 FARの後に軽い科目で息をつき、合格実績を早く作りたかった 正解。FARの反動で失速せずに済んだ
3 AUD 4ヵ月・約270時間 FAR・BECの知識の上に監査を乗せたかった 合格したが手応えがなかった唯一の科目。監査実務を知らない学生には理解が難しかった
4 REG 4ヵ月・約250時間 暗記科目を最後に短期集中したかった 正解。就活と重なったが、毎日問題集に触ることで乗り切れた

現行制度なら何を変えるか

現行制度でBECはなくなり、選択科目を選ぶ必要があります。

筆者が今から同じ条件で受けるなら、次の2つのどちらかにします。

ルート 理由
FAR→REG→TCP→AUD 税法を一気に終わらせ、合格率の高いTCPで実績を作る。AUDは最後だが、コア科目なので再受験しやすい
FAR→BAR→AUD→REG 会計が得意ならFARの記憶が新しいうちにBARへ。最後は得点の読みやすいREG

筆者はFARが得意で、BECの財務分析論点も苦にならなかったので、当時の自分ならBARルートを選んだと思います。

一方、「FARだけで手一杯」と感じる人には、TCPルートの方が後半の負担が軽くなります。

4科目の学習記録は「アビタスUSCPA合格体験記|1発合格の学習記録つき」で公開しています。

順番より効いたのは「科目の合間を空けない」こと

順番の議論より、筆者が実感として大きかったのは「科目の合間をどう扱うか」です。

FARの後、スコアリリースを待ってからBECを始めたことで、約1ヵ月のロスが出ました。

2科目目以降は受験の翌日から次の科目の講義を始め、待ち時間をなくしています。

どの順番を選んでも、科目の合間を空けると計画は延びます。

受験順が決まらないとき|判断のフローチャート

順番が決まらない原因の多くは「選択科目が未決定」なので、先に選択科目を仮決めする。FARの学習中に「範囲の広さが苦にならない」と感じればBAR、「税法を続けて終わらせたい」ならTCP、「IT・内部統制に抵抗がない」ならISCが目安になる。

迷ったときの判断手順を示します。

ステップ 判断 結果
1 会計・税務・監査・ITの実務経験が2年以上あるか あり→その分野の科目を2科目目に前倒し可。なし→FARが最初
2 選択科目を仮決めする(FARの学習中に見直してよい) BAR/TCP/ISCのどれか
3 仮決めした選択科目の「関連するコア科目」を、選択科目の受験月(1・4・7・10月)の直前に置く 受験日の逆算
4 残りのコア科目を最後に置く 再受験の余地を確保
5 4科目の受験月を年間計画に落とす 「USCPA合格スケジュール

USCPAどこのブログのどこ氏も、「順番が決まらない原因は選択科目の未決定なので、先に仮決めする」「理想はFARを一通りやったあたりで決める」と解説しており、筆者も同じ考えです。

選択科目の教材の対応状況(演習量・改訂の速さ)は予備校で差があるため、説明会や資料で確認しておくと、仮決めの精度が上がります。

受験順を決めたら、次にやること

受験順は「FARが最初・選択科目は関連科目の直後・最後はコア科目」の3原則で決まり、選択科目を仮決めすれば4科目の順番は自然に定まります。

これから始める方は、まず選択科目を仮決めし、本記事の標準ルートに当てはめて4科目の受験月を年間計画に落としてください。

そのうえで、予備校の説明会や資料で選択科目の教材対応と標準学習時間を確認すると、仮決めした順番が自分の条件で実現できるかを判断できます。

予備校を比較してから決めたい方は「USCPA予備校おすすめ比較|費用・教材・サポートで選ぶ3校」を、まず1社の資料で科目別の学習プランを見たい方はアビタスの無料資料請求をどうぞ。

月別の計画は「USCPA合格スケジュール|1年合格モデルプランと筆者の実例」、選択科目の比較は「選択科目はどれ?BAR・ISC・TCPの選び方」に進んでください。

よくある質問(FAQ)

Q1.
USCPAの科目はどの順番で受けるのがおすすめですか?

「FARを最初に、選択科目は関連するコア科目の直後に、最後はコア科目」が基本です。

選択科目別には、BARならFAR→BAR→AUD→REG、TCPならFAR→REG→TCP→AUD、ISCならFAR→AUD→ISC→REGが標準ルートです。

この3原則を満たす順番なら、どれを選んでも大きな失敗はありません。

Q2.
FAR以外から始めてもよいですか?

税務・監査・ITの実務経験が2年以上あり、その分野の科目で早く合格実績を作りたい場合は選択肢になります。

ただし会計知識が浅い人がFAR以外から始めると、2科目目以降でFARの知識不足に戻ることになるため、原則はFARが最初です。

会計初学者は、FARを飛ばさないでください。

Q3.
選択科目は最後に受けてもよいですか?

おすすめしません。

選択科目は1・4・7・10月しか受験できず、不合格時の再受験が翌四半期(最長3ヵ月後)になります。

最後の科目は、不合格でも数週間後に再受験できるコア科目(REGまたはAUD)にして、科目合格の有効期限(30ヵ月)への影響を小さくしてください。

Q4.
TCPの受験月にREGの直後が合わない場合はどうすればよいですか?

REGの受験日を、TCPの受験月の直前(前月の上旬〜中旬)に置くよう逆算するのが第一です。

それでも合わない場合、USCPAどこのブログでは「REGの税法部分だけ学習してTCPを先に受け、その後REGのビジネス法を学ぶ」という順番も紹介されています。

税法の記憶が新しいうちにTCPを受けることを優先し、REGのビジネス法は後回しにする考え方です。

Q5.
2科目同時に学習してもよいですか?

関連の強い組み合わせ(FARとBAR、REGとTCP)なら、並行して学習し近い時期に受ける方法もあります。

ただし、社会人が週20時間で2科目を並行すると、どちらも中途半端になりやすいです。

原則は1科目ずつ集中し、受験の翌日から次の科目を始める方が、合計の学習時間は短くなります。

詳しくは「USCPAの2科目同時受験はあり?なし?判断基準と組み合わせ方」で解説しています。

Q6.
AUDはいつ受けるのがよいですか?

FARの後であれば、2〜4科目目のどこでも成立します。

監査の実務経験がない人は「手応えがない」と感じやすい科目なので、最後に残すと精神的な負担が大きくなります。

筆者はAUDを3科目目に置き、最後に得点の読みやすいREGを残しました。

ISCを選ぶ人は、AUDの直後にISCを受けると内部統制の知識が連続します。

Q7.
受験順で合格率は変わりますか?

科目ごとの合格率(AICPA公表)は受験順にかかわらず同じですが、「準備の質」は順番で変わります。

FARで学習の型と英語の読解速度を作ってから他科目に進むと、2科目目以降の準備が効率化し、結果として合格しやすくなります。

REGの合格率が高いのも「FAR・AUDを終えて準備が整った人が受けている」ことが一因です。

Q8.
途中で受験順を変えてもよいですか?

問題ありません。

FARの学習中に「範囲の広さが苦にならない」と感じればBAR、「FARだけで手一杯」と感じればTCPやISCに、選択科目を見直す人は多いです。

変える場合は、選択科目の受験月と有効期限を確認したうえで、残りの科目の受験月を引き直してください。

まとめ:FARが最初、選択科目は関連科目の直後、最後はコア科目

この記事の要点を再掲します。

  • USCPAの受験順は「①FARを最初に
    ②選択科目は関連するコア科目の直後に
    ③最後はコア科目」
    の3原則で決まる
  • FARを最初にする理由は「他科目の土台」「学習の型を作れる」「最も合格率が低い科目を先に越える」の3つ
  • 標準ルートはBAR:FAR→BAR→AUD→REG/TCP:FAR→REG→TCP→AUD/ISC:FAR→AUD→ISC→REG
  • 選択科目は1・4・7・10月しか受験できず、不合格時の再受験は翌四半期。関連するコア科目の受験日を選択科目の受験月の直前に置く
  • 税務・監査・ITの実務経験者は得意科目を前倒しできるが、会計初学者はFARを飛ばさない
  • 筆者はFAR→BEC→AUD→REGで20ヵ月合格。現行制度ならFAR→REG→TCP→AUDかFAR→BAR→AUD→REG
  • どの順番でも、科目の合間を空けないことが計画を守る最大の要因

順番に迷って学習が止まるのが、いちばんの損失です。

選択科目を仮決めして標準ルートに当てはめ、4科目の受験月を今日決めてしまってください。

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PR USCPA/米国公認会計士 国際資格 アビタス
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