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USCPAのREGとは|出題範囲・配点・難易度を合格者が解説

この記事でわかること

  • USCPAのREG(Regulation)とは何を問う科目か、日本の税理士試験・簿記との違い
  • 2026年版ブループリントに基づく出題範囲(5つのArea)と配点比率、試験形式(MC72問+TBS8問)
  • REGの難易度と合格率(2025年通年63%、2026年上半期は約67%)、「合格率は高いのに落ちる人が多い」理由
  • 2026年7月1日から試験範囲に入ったOBBBA(米国の大型税制改正)で何が変わったか
  • 筆者が4科目目にREGを約250時間で合格したときの感触と、税務未経験者がつまずく論点

著者情報:しわすゆう|USCPA(米国公認会計士)。大学在学時にアビタスのUSCPA講座を受講しUSCPAを取得。新卒でBIG4監査法人に就職し会計監査を3年経験。現在はコンサル会社に勤務。

最終更新日:2026年8月28日

「USCPAのREGって何の科目?」「税法と聞くと難しそうだけど、日本の税理士試験とは違う?」「合格率が高いから楽な科目?」と検索している方に向けて、REGの全体像を整理します。

結論から言うと、REGとは米国の連邦税法・ビジネス法・職業倫理を問うUSCPAの必須科目で、配点の約7割が連邦税法です。

合格率は2025年通年で63%、2026年はQ2までの累計で約67%とコア3科目で最も高い一方、範囲の広さと暗記量で時間が膨らみやすく、「最後に受験生を泣かせる科目」とも言われます。

筆者は旧制度でFAR→BEC→AUDの後、4科目目にREGを受験し、約250時間・4ヵ月で合格しました(80点前後)。

この記事では、一次情報(AICPAブループリント2026年版・AICPA公表の合格率・予備校公式)と筆者の受験経験をもとに、REGの出題範囲・配点・難易度・2026年の税制改正対応を解説します。

勉強時間と勉強法の詳細は「REGの勉強法と必要勉強時間」に分けているので、本記事は「REGとは何か」に集中します。

目次 閉じる

USCPAのREGとは?税法・ビジネス法・倫理を問う必須科目

REGとは、Taxation and
Regulation(税法と規制)の略で、米国の連邦税法・ビジネス法・職業倫理と税務手続きを扱うUSCPAのコア3科目(必須科目)の1つである。会計知識よりも「米国税法のルールを事例に当てはめる力」が問われる。

USCPA試験は、コア3科目(FAR・AUD・REG)と選択1科目(BAR・ISC・TCP)の計4科目で構成されています。

REGはコア科目なので、選択科目にかかわらず全受験生が必ず受けます。

項目 内容
正式名称 Taxation and Regulation(旧称:Regulation)
位置づけ コア3科目の1つ(必須)
主な内容 連邦税法(個人・法人・パートナーシップ・資産取引)、ビジネス法、職業倫理・税務手続き
試験時間 4時間
出題形式 MC(4択)72問+TBS(総合問題)8問
配点 MC50%・TBS50%
合格点 75点(0〜99のスケールスコア)

出典:AICPA「Uniform CPA Examination
Blueprints」(2026年1月1日適用版)

FARが「財務諸表を作る側の会計」、AUDが「財務諸表を検証する側の監査」だとすると、REGは「税金を計算し、法律に従って事業を運営する側の知識」です。

USCPA全体の科目構成は「USCPA試験科目とは|コア3科目+選択1科目の内容と難易度」で整理しています。

REGで学ぶ内容の具体例

「税法」と聞いても、何を勉強するのか想像しにくい方が多いと思います。

REGで扱うテーマを、日本の制度に置き換えると次のようになります。

REGのテーマ 日本で言えば REGで問われること
個人所得税(Individual) 所得税の確定申告 総所得→調整後総所得(AGI)→課税所得→税額の計算フロー、控除・税額控除の適用可否
法人税(C Corporation) 法人税の申告 会計上の利益と課税所得の調整、配当課税、繰越欠損金
パススルー課税(S Corp・Partnership) 日本には近い制度がない 法人段階で課税せず出資者に所得を配分する仕組み、出資者の持分Basis計算
資産取引(Property Transactions) 譲渡所得 取得価額(Basis)の決め方、キャピタルゲイン・ロスの区分、減価償却
ビジネス法(Business Law) 民法(契約)・商法・破産法 契約の成立要件、代理、担保取引、破産手続き
職業倫理・税務手続き 税理士法・国税通則法 税務専門家の義務と責任、申告期限、ペナルティ、IRS(内国歳入庁)の手続き

この表で分かるとおり、REGの大半は日本の税制と仕組みが異なるため、税理士試験や簿記の知識はほぼそのまま使えません。

一方で、内容は「ルールを覚えて事例に当てはめる」型なので、会計初学者でも学習の型を作れば得点しやすい科目でもあります。

REGとTCP(選択科目)の違い

2024年の新試験制度から、税務系の科目はREG(必須)とTCP(選択)の2つになりました。

項目 REG(必須) TCP(選択科目)
位置づけ コア科目。全員が受験 Discipline。BAR・ISCとの3択
範囲 個人税・法人税・ビジネス法・倫理を広く浅く 個人・法人税の応用、タックスプランニングを狭く深く
求められる力 ルールの適用(Application) 顧客への提案・計画(より実務寄り)
合格率(2026年Q2累計) 約67% 約80%

TCPはREGの知識を前提に発展させる科目なので、TCPを選ぶ人はREGの直後に受けるのが効率的です。

選択科目の選び方は「選択科目はどれ?BAR・ISC・TCPの選び方」、TCPの内容は「USCPAのTCPとは|出題範囲・合格率・勉強法を実例つきで解説」で解説しています。

REGを含めた4科目の学習計画を最初に固めておきたい方は、アビタスの無料資料請求で科目別の標準学習時間と教材構成を確認しておくと、この後の出題範囲の解説を自分の計画に置き換えやすくなります。

REGの出題範囲と配点は?5つのAreaと配点比率

REGの出題範囲は5つのAreaに分かれ、連邦税法(Area
III〜V)が合計50〜80%を占める。個人税(22〜32%)と事業体の税(23〜33%)の2つだけで約半分の配点になるため、REGの主戦場は税法である。

AICPAが公表する2026年版ブループリントの出題範囲と配点比率です。

Area 分野 配点比率 主な内容
Area I Ethics, Professional Responsibilities and Federal Tax
Procedures(職業倫理・税務手続き)
10〜20% 税務専門家の責任(Circular
230)、申告期限・延長、ペナルティ、IRSの手続き
Area II Business Law(ビジネス法) 15〜25% 契約法、代理、債務者・債権者の関係(担保・破産)、事業形態、連邦法規(証券法・雇用法など)
Area III Federal Taxation of Property Transactions(資産取引の税法) 5〜15% 取得価額(Basis)、キャピタルゲイン・ロス、減価償却・償却、同種交換
Area IV Federal Taxation of Individuals(個人所得税) 22〜32% 総所得、所得控除、AGI、項目別控除・標準控除、税額控除、申告区分(Filing
Status)
Area V Federal Taxation of Entities(事業体の税法) 23〜33% C法人、S法人、パートナーシップ、信託、非課税団体の課税と申告

出典:AICPA「Uniform CPA Examination
Blueprints」REG(2026年1月1日適用版)

配点から読み取れる戦略は2つです。

  • Area
    IVとVで45〜65%
    :個人税と事業体の税を取り切れるかが合否を分けます
  • Area
    IとIIは暗記中心で得点しやすい
    :合計25〜45%を占め、条文や判例のパターンを覚えれば安定して得点できます

論点別の対策は「REG個人所得税(Individual)の攻略」「USCPA REG法人税・パートナーシップ税制|頻出と計算の型」「REG倫理・商法(Ethics/Business
Law)の攻略」に分けて解説しています。

スキルレベル別の配点|Applicationが最も重い

ブループリントは「何を問うか」だけでなく「どのレベルの力を問うか」も定めています。

スキルレベル 内容 REGの配点比率
Remembering and Understanding(記憶・理解) ルールや定義を知っているか 25〜35%
Application(適用) 事例にルールを当てはめて計算・判断できるか 35〜45%
Analysis(分析) 複数の情報を組み合わせて結論を出せるか 25〜35%

Application(適用)が35〜45%で最も重いのがREGの特徴です。

「標準控除の金額を知っている」だけでは足りず、「この納税者の申告区分と所得なら、項目別控除と標準控除のどちらが有利か」を判断できる必要があります。

一方、FARと違ってRemembering and
Understanding(記憶・理解)が25〜35%と厚く、暗記で確実に取れる問題も多いのがREGの得点しやすさにつながっています。

試験形式|MC72問+TBS8問の構成

テストレット 形式 問題数 時間の目安
Testlet 1 MC 36問 約55分
Testlet 2 MC 36問 約55分
Testlet 3 TBS 2問 約35分
(休憩15分:試験時間は止まる) ― ― ―
Testlet 4 TBS 3問 約50分
Testlet 5 TBS 3問 約50分

MC72問はFAR(50問)・AUD(78問)の間で、1問あたり1.5分で解く計算です。

TBSでは、個人の申告書の一部を完成させる、パートナーシップの持分Basisを計算する、契約や倫理の事例について文書の空欄を埋める、といった形式が出ます。

MCは消去法で解ける問題も多い一方、TBSは計算の手順を完全に覚えていないと空欄を埋められないため、TBS対策の量が点数を左右します。

本番の時間配分は「USCPA REGの時間配分|TBS8問を解き切る目安と戦略」で解説しています。

REGの難易度は?合格率は高いが「暗記量」で落ちる科目

REGの合格率は2025年通年で63.12%、2026年はQ2までの累計で66.78%とコア3科目で最も高い(AICPA公表値)。ただし合格率の高さは「準備した人が受けている」結果で、範囲の広さと暗記量で途中で失速する受験生が多い科目である。

AICPAが四半期ごとに公表する合格率を、コア3科目で比較します。

科目 2025年通年 2026年Q1 2026年Q2 2026年累計(Q2まで)
FAR 42.12% 43.46% 42.47% 約43%
AUD 約48% 約48% 約49% 約49%
REG 63.12% 約67% 66.87% 66.78%

出典:AICPA公表の科目別合格率(2026年Q2まで)。各種予備校の集計値を参照

REGの合格率はFARより20ポイント以上高く、2026年は「新試験制度下で最も高い水準」になっています。

AICPAは合格率の上昇を「試験が易しくなったのではなく、受験者の準備が整った結果」と説明しています。

「合格率が高い=楽」ではない3つの理由

数字だけ見ると楽な科目に見えますが、筆者の周囲でもREGで失速した人は少なくありません。

理由は3つです。

理由 何が起きるか
最後に受ける人が多い FAR・AUDを終えて「あと1科目」の段階で受けるため、十分に準備した人の合格率が反映される。逆に、準備不足で受けると合格率の数字ほど甘くない
日本の税制と仕組みが違う 簿記・税理士試験の知識がほぼ通用せず、ゼロから米国税法を覚える。パススルー課税やBasisの概念は日本にない
条件分岐が多い 「申告区分は?」「所得は給与か事業か?」「保有期間は1年超か?」で計算が変わり、暗記だけでは対応できない

REGの難しさは「理解できない」ではなく「覚える量が多く、覚えたものが混ざる」ことです。

アビタス公式コラムも、REGについて「Basisをしっかり理解する」「問題と解答を暗記する」「法律用語や専門用語を理解する」の3点を勉強法として案内しており、暗記と理解の両方が必要な科目と位置づけています。

他科目との難易度比較|筆者の実感

筆者は旧制度の4科目(FAR・BEC・AUD・REG)を受けました。

体感の難易度と、その理由を整理します。

科目 筆者の体感 理由
FAR 量が多くて大変 範囲が最も広く、計算と理論の両方が出る
AUD 最も手応えがなかった 監査実務を知らない学生には理解が浅くなりやすい
REG 量は多いが得点は読みやすい ルールを覚えて当てはめる型なので、覚えた分だけ点になる
BEC(旧) 比較的取り組みやすかった 範囲が広いが浅い(現行制度では選択科目に分割)

REGは「最も難しい」科目ではありませんが、「最も覚えることが多い」科目でした。

AUDとの違いは「USCPA AUDの勉強法|暗記に頼らない監査実務3年の攻略」「USCPAのAUDとは|出題範囲・形式・難易度を監査経験者が解説」で、FARとの違いは「USCPAのFARとは|出題範囲・形式・難易度を1回合格者が解説」で解説しています。

2026年の税制改正(OBBBA)でREGは何が変わった?

2025年7月4日に成立した米国の大型税制改正法OBBBA(One Big
Beautiful Bill
Act)は、2026年7月1日以降のREG・TCP受験から試験範囲に入った。標準控除・児童税額控除・SALT控除上限・ボーナス減価償却など、個人税・事業体の税の頻出論点で数値やルールが変わっている。

REGは税法を扱う科目なので、税制改正の影響を直接受けます。

2026年の変更を整理します。

変更 内容 適用開始
ブループリント改訂 AGI・課税所得の計算タスクの明確化など、範囲の微修正。試験形式・構成は変更なし 2026年1月1日
OBBBA(税制改正)の試験範囲入り 2024・2025年に発効した条項が出題対象に。旧法(TCJAの失効前提)は2026年6月30日で出題対象外 2026年7月1日

出典:AICPA「2026 CPA Exam
Blueprints」、AICPA試験委員会の出題方針(2025年9月承認)、UWorld・Becker等の案内

OBBBAでREGに影響する主な変更点

REGの頻出論点に関わる変更を抜粋します。

論点 変更内容(概要)
標準控除(Standard Deduction) 引き上げを恒久化(独身$15,750/夫婦合算$31,500、2025課税年度)
児童税額控除(Child Tax Credit) $2,200/子に増額し恒久化
SALT控除(州・地方税の控除)の上限 $10,000→$40,000に引き上げ(時限措置)
チップ収入・残業代の控除 上限付きの新設控除(2025〜2028課税年度の時限措置)
ボーナス減価償却 100%を恒久化(2025年1月19日以降の取得資産)
§179即時償却 上限を$2.5Mに引き上げ
QBI控除(§199A) 20%を維持したまま恒久化

※金額・適用年度は2026年8月時点の公表情報に基づく概要です。出題対象の詳細は最新のAICPAブループリントと予備校教材で確認してください。

重要なのは、2025年以前の教材や体験談に書かれた数値をそのまま覚えると、2026年7月以降の本番では誤答になる点です。

予備校の教材は改訂に対応していますが、古いテキストを譲り受けて使う場合や、独学で洋書を使う場合は、版の確認が必須です。

なお、ブループリントは税率や物価調整される金額そのものの暗記は求めておらず、問題文で数値が与えられるのが原則です。

覚えるべきは「金額」ではなく「どの控除が、誰に、どの条件で使えるか」の構造です。

制度変更の最新情報は「USCPA試験の制度変更ニュースまとめ【2026年8月更新】」で更新し、新試験制度の全体像は「USCPA試験制度の全体像|CPA Evolution対応版」で解説しています。

筆者がREGを受けた実感|4科目目・約250時間・就活と並行

筆者は旧制度でFAR→BEC→AUDの後、4科目目にREGを受験し、約250時間・4ヵ月で合格した(80点前後)。後半は就活と重なり週10時間に落ちたが、暗記科目のREGでは「毎日必ず問題集に触る」ことで乗り切った。

ここからは筆者の体験です。

なぜREGを最後にしたか

筆者がREGを4科目目にしたのは、次の理由からです。

  • 会計の土台の上に税法を乗せたかった:FARで財務諸表、AUDで監査を学んだ後の方が、「会計上の利益と課税所得の違い」が理解しやすい
  • 暗記科目は直前に集中したかった:REGは覚えた量がそのまま点になるため、最後に短期集中で仕上げる方が忘却のロスが少ない
  • 合格率が高い科目を最後に置いて安心材料にした:残り1科目のプレッシャーがある中で、得点が読みやすい科目を残しておきたかった

現行制度でTCPを選ぶ人は、REGの直後にTCPを受ける「FAR→AUD→REG→TCP」の順が知識の連続性で有利です。

受験順の考え方は「USCPA科目の受験順番|FARが最初の理由と選択科目別ルート」で整理しています。

つまずいた論点と乗り越え方

約250時間のうち、余分にかかったと感じる論点を挙げます。

論点 つまずいた理由 乗り越え方
Basis(税務上の取得価額) 購入・贈与・相続・同種交換で計算ルールが違い、混ざる 取引タイプ×計算方法のマトリックス表を1枚にまとめて毎日見た
パートナーシップの持分Basis 出資・損益配分・分配でBasisが増減する順序が分からない 「設立→期中→分配→脱退」の4場面で増減を図にした
申告区分(Filing Status)ごとの控除 5つの区分で控除額や適用条件が変わる 区分×控除の一覧表を作り、問題を解くたびに参照した
ビジネス法の判例パターン 日本の民法の感覚で解くと間違える 「日本法は忘れる」と決め、契約の成立要件から英語のまま覚えた

共通するのは、表にまとめて毎日眺めることです。

理解で押し切るFARやAUDと違い、REGは「覚えているか」で決まる問題が多いため、まとめ表の反復が最も効いた実感があります。

就活と重なった後半の学習

REGの後半は就活準備(自己分析・ES)と重なり、週の学習時間は20時間から10時間に落ちました。

このとき決めたのは「学習時間を減らす代わりに、毎日必ず問題集に触る」ことです。

REGは間隔を空けると覚えたルールがすぐ抜けるため、1日20分でもMCを10問解く方が、週末にまとめて5時間やるより点数が安定しました。

全科目の合格が就活本番に間に合ったのは、この時期に完全に止めなかったからだと思っています。

4科目全体の学習記録は「アビタスUSCPA合格体験記|1発合格の学習記録つき」で公開しています。

監査法人の実務でREGの知識はどう役立ったか

BIG4監査法人では税務申告そのものは担当しませんが、監査で法人税等の計上(税金費用・繰延税金)を検討する場面があります。

REGで学んだ「会計上の利益と課税所得の調整」の考え方は、日本の法人税の申告調整を理解する土台にもなりました。

REGは「米国で税務をやる人だけの科目」ではなく、税金を扱う場面が必ずある会計職全般に効く科目です。

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REGの全体像をつかんだら、次にやること

REGは「配点の7割が税法」「暗記と適用の両方が必要」「合格率は高いが準備した人の数字」という科目です。

これから学習を始める方は、まず個人税(Area IV)と事業体の税(Area
V)で配点の約半分を占めるという構造を頭に入れて、学習時間の配分を決めてください。

2026年7月以降に受験する方は、教材がOBBBA対応版になっているかを最初に確認しておくと、後から覚え直す手戻りを防げます。

予備校を比較してから決めたい方は「USCPA予備校おすすめ比較|費用・教材・サポートで選ぶ3校」を、まず1社の資料でREGの教材と学習プランを見たい方はアビタスの無料資料請求をどうぞ。

REGの勉強時間と具体的な勉強法は「REGの勉強法と必要勉強時間」に進んでください。

よくある質問(FAQ)

Q1.
REGは日本の税理士試験や簿記の知識があれば有利ですか?

有利になるのは「税の基本概念(所得・控除・税額のフロー)」の理解までで、ルール自体はほぼ別物です。

米国の内国歳入法(IRC)は、パススルー課税やBasisの概念など日本にない仕組みが多く、日本の知識をそのまま当てはめると誤答します。

税理士試験の経験者は学習速度が上がる土台として活かしつつ、ルールはゼロベースで覚え直すスタンスが安全です。

簿記の知識は、法人税の「会計利益と課税所得の調整」を理解する場面で役立ちます。

Q2.
REGの勉強時間はどれくらい必要ですか?

一般的な目安は250〜350時間で、アビタス公式コラムは280〜375時間を案内しています。

筆者は4科目目で約250時間でしたが、これは他の3科目で英語と試験形式に慣れていた前提の数字です。

会計・税務ともに初学者の場合は300〜400時間を見ておくと安全です。

詳しくは「REGの勉強法と必要勉強時間」で解説しています。

Q3.
REGは何科目目に受けるのがよいですか?

会計の土台を作るFARの後に受けるのが一般的で、「FAR→AUD→REG→選択科目」または「FAR→REG→AUD→選択科目」の順が多いです。

TCPを選択科目にする人は、REGの知識を前提とするTCPをREGの直後に受けると効率的です。

税務の実務経験がある人は、得点しやすいREGを早めに受けて合格実績を作る選択肢もあります。

Q4.
REGのMC問題とTBS問題、どちらが難しいですか?

TBSの方が難しいと言われます。

MCは消去法で解ける問題もありますが、TBSは申告書の一部を完成させる、Basisを計算するといった「手順を完全に覚えていないと空欄が埋まらない」形式が出ます。

配点はMC・TBSとも50%なので、MCで7割、TBSで5割以上を目標にして、TBSの演習量を確保してください。

Q5.
2026年7月以降にREGを受ける場合、古い教材は使えますか?

OBBBA(2025年7月成立の税制改正)の条項が2026年7月1日以降の出題対象になったため、2025年以前の教材の数値やルールのままでは失点します。

予備校の最新教材はOBBBA対応版に改訂されているので、受講中の方は教材の版を確認してください。

譲り受けた古いテキストや独学の洋書を使う場合は、標準控除・児童税額控除・SALT控除・減価償却の論点を中心に、最新版で覚え直す必要があります。

Q6.
REGの合格率が高いのはなぜですか?

REGは最後に受ける人が多く、FAR・AUDを終えて試験形式に慣れた受験生が十分に準備して受けるため、合格率が高く出ます。

AICPAも合格率の変動を「試験の難易度ではなく受験者の準備の差」と説明しています。

「合格率が高いから軽く見て受ける」と、範囲の広さと暗記量で合格率の数字ほど甘くない結果になります。

Q7.
REGで税率や控除の金額は暗記が必要ですか?

ブループリント上、税率のパーセンテージや物価調整される金額そのものの暗記は求められておらず、問題文で与えられるのが原則です。

覚えるべきは「どの控除が、誰に、どの条件で、どの順番で適用されるか」という構造と計算フローです。

ただし、標準控除と項目別控除の有利判定のように、金額が与えられた上で判断を問う問題は出るので、ルールの適用練習は必須です。

Q8.
REGはビジネス法(Business Law)を捨てても合格できますか?

おすすめしません。

ビジネス法は配点15〜25%で、Area
I(倫理・税務手続き)と合わせると25〜45%を占めます。

契約法・代理・担保・破産などは判例のパターンが決まっており、暗記中心で得点しやすい領域なので、捨てるより「短時間で固める」方が合理的です。

詳しくは「REG倫理・商法(Ethics/Business
Law)の攻略」を参照してください。

まとめ:REGは「配点7割の税法」を覚えて当てはめる科目

この記事の要点を再掲します。

  • REGとは、米国の連邦税法・ビジネス法・職業倫理を問うコア3科目(必須)の1つ。会計知識より「税法のルールを事例に当てはめる力」が問われる
  • 出題範囲は5つのAreaで、連邦税法(Area
    III〜V)が50〜80%
    、個人税と事業体の税だけで45〜65%を占める
  • 試験形式はMC72問+TBS8問、4時間、配点各50%。Application(適用)が35〜45%で最も重い
  • 合格率は2025年通年63%、2026年上半期は約67%とコア3科目で最も高いが、範囲の広さと暗記量で失速する人が多い
  • 2026年7月1日からOBBBA(税制改正)が試験範囲入り。標準控除・児童税額控除・SALT控除・減価償却などの数値とルールが変わったため、教材の版を確認する
  • 筆者は4科目目に約250時間で合格。Basis・パートナーシップ・申告区分は「表にして毎日見る」、時間がない時期も「毎日問題集に触る」ことで乗り切った

REGは、USCPAの中で「覚えた分だけ点になる」科目です。

日本の税制の感覚をいったん脇に置き、配点の大きい個人税と事業体の税から構造を押さえてください。

出題範囲の全体像が見えたら、次は「REGの勉強法と必要勉強時間」で学習時間の配分を決めるところから始めてみてください。

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ランキングTOP3

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アビタス

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  • REG・TCP(税務科目)の評判が特に良好
  • 質問回答が迅速で的確なサポート体制
  • 教育訓練給付制度対象講座で
    受講料の一部支給

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PR USCPA/米国公認会計士 国際資格 アビタス
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